温かい室内履きがドンキホーテでしか買えない問題。

冬の室内は床から冷える。

床暖房なんてあるわけもない。こたつすらない。温かい室内履きが必要なのは誰の目にも明らか。

なのに無い。なぜ店舗は扱わないのか。ダイソーにもセリアにも無いし、ウェルシアには女性物の小さいサイズしか無い。ABCマートにも無くて、3コインズのもやはり小さいサイズしかない。イオンにはいくつかあったが、もこもこしているだけであまり温かそうではなかった。

何年か前にネットで買った室内履きもそうだった。靴底の断熱が弱すぎる。甲の部分がもこもこしている必要なんてなくて、大事なのは裏。靴底がしっかりしていないとどんどん熱が奪われる。唯一直接に接している部分なんだから、もっとも熱が逃げていくのが靴底であることなんてすぐわかってほしいのに。

底の重要性を理解しているのはドンキホーテだけなんだろうか。去年もドンキで買った、ような気がする。もしかするとダイソーだったかもしれない。クロックス的なサンダルの中に起毛を仕込んだものだった。同様のものが今年もドンキには並んでいたので、たぶんドンキだったんだと思う。ドンキホーテには他にも防寒性を備えた室内履きが複数種類並んでいた。靴底の薄いものもあったけど、しっかりした素材のものもいくつもあった。今回は脱ぎ履きのしやすさを考慮して、ダウン地のスリッパにゴム底のついたものを買った。ちゃんと温かい。

ドンキホーテが商品を作っているわけでもないのだから、他店でも販売することはできるはず。何故売られていないんだろう。温かい室内履きの需要は無いんだろうか。

電気毛布を使いたい話

寒い。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がある。*1 しかし驚くべきことに今年は既に2度の彼岸を向かえている。*2 にもかかわらずこの寒さなのである。米カリフォルニア大学などの研究によると、地球の平均気温はこの5000万年のあいだに10℃以上も低下しているという。*3 いったい地球はどうなってしまうのか。

 

 

あまりの寒さに耐えかねて、電気毛布を部屋の奥深くから発掘する。そうして使おうとするが、無いのだ。空いているコンセントが無い。どうして。いったい去年はどうやって使っていたのか。仕方がないので、机周りを整理する。この、もう動かないデスクトップPCいらなくね?という事実に気づく。いらないというわけではぜんぜんないんだけど、でも現実問題として起動すらしないのだから、取っておいても意味がない。捨てる他ないよね。でもどうやって?

自治体のサイトを見ると、PCはゴミとして捨てることはできない、役所やいくつかの施設で回収を行っているとのこと。だけど回収できるPCにはサイズの制限があり、それはノートPCに限られるものだった。規定サイズを上回るものは提携業者を利用しろという。つまり我が家のデスクトップは役所では回収できないので、どこだかの業者に送り付けなければならない。

業者のサイトにジャンプする。環境省認定だよ、多くの自治体と提携しているよと謳っている。曰く、WEBで手続きすれば配送業者が無料で取りにくるとのこと。あまりに大きな箱だったり、データ消去を依頼したりさえしなければ、処分料も輸送料もかからないとのこと。この場で決めなければまた数ヶ月から数年は放置することになることは目に見えていたので、えいやと手続きを進め、PCを適当な段ボールに詰めた。手続きに難しさはなく、段ボールサイズの規定も余裕を持って下回った。やはり勢いで進めるに限る。

 

机の足元のスペースが広がった。コンセントにも空きができた。これで電気毛布が使える。

プラグを挿して、電源を入れる。温かい。寒い部屋が暖かくなるというわけではないけれど、足が温まるというのはなんというか多幸感を得られる。気持ちいい。

 

インターネットに情報が無い

Amazon Musicを最近使うようになって、これがなかなか悪くない。勝手に用意されたプレイリストを適当に再生すると、適当な音楽が流れる。悪くない。悪くはないんだけど、プレイリストと、アルバムと、ステーションと、それらの言葉の指す物の何が違うのかわからないし、もっと便利な使い方があるのかもしれないと思って、ググってみる。けれど情報にたどり着かない。

リニューアルで改悪されたという情報しかない。曰く、それまでは好きな曲を選んで聞くことができたけど、シャッフルでしか聞けなくなり、プレイリストに含まれない曲まで勝手に再生されるようになり、自分の聞きたい曲が聞けなくなったのだという。そんな情報しかでない。そりゃあ音楽が好きな人には一大事なんだろう。私も10何年前に出会ったら怒っていたかもしれない。だけどさ、同じ曲を10年も聞き続けるほどの情熱もなく、新しい音楽を追いかけるほどの気力もなくなったおっさんには、それくらいのサービスがちょうどいいのよ。いい感じの曲をいい感じに拾ってきてくれればそれでいいのよ。

それが改悪であったというのはわかった。同じようなwebニュースはたくさん出てくるけれど、じゃあ今後はどうやって使っていけば良いのかという記事はいっさい見つからない。Googleが悪いのか、あるいは私の検索の仕方が悪いのか。はてブで探しても出てこないし、nanapiもNAVERまとめも死んでしまった。もしかしたらインターネットに情報が無いのか。いや、さすがにそんなことはあるまいに。

 

【悲報】替わりの足が売ってない件

雨の中で動き続けないといけなかったので、ふやけた足が靴擦れのように擦れて血が出て、それがまだ治らない。怪我をしたところで靴を履いて歩かなければならないことは何も変わらないので、同じところが擦れ続けて、そんなん治りようがなくない? 傷の周りが紫に変色してきたので、これはもうダメだ買い替えようと思い立ったが、どうしてなかなか売っていない。足すらも売らずに何がブラックフライデーだ。ぜんぜんブラックじゃないじゃないか。

 

 

 

仕方がないので近所のドラッグストアで軟膏を買った。薬剤師を経ずに抗生物質って買えるんだ、という驚き。塗って2日もすると紫はだいぶ小さくなった。しかし、だからといって傷が治るわけではない。

 

 

 

マルチビタミン&ミネラルを買ったけど、効果を感じられないということは前にどこかで書いた気がするけど、*1 鉄&マルチビタミンは悪くない。毎日必ず飲めているかというと、たぶんそうでもないだろうけど、継続的に買うようにはなった。

 

 

マキシマム 140g

マキシマム 140g

  • ノーブランド品
Amazon

 

マキシマムは万能調味料、というと流石に言い過ぎかもしれないけど、本当に汎用性が高い。昔流行った中華出汁ペーストは炒め物には使いにくかったり、使いすぎると味がとがってしまったりしたけど、マキシマムにはそれがなくてはるかに使い勝手が良い。ペーストより消費が早い問題はある。

 

 

 

 

インターネットのみなさん*2の知見により、美味しいアイスコーヒーが飲めるようになりました。*3 このコーヒーポットにも不満が無いとは言わないにしても、現実的なコスト感で考えれば、これ以上のものを揃えることは難しい。ダッチコーヒーにミルクを2:3くらいで割ったところにたっぷりのチョコレートリキュールを入れて飲むのが最高。

 

 

item.rakuten.co.jp

買ったというのは不正確かもしれない。税金を払ったらもらえた。夏前に冬布団を仕舞おうと、その前にカバーを外そうとしたら、カバーの中を綿が舞っていて、これはもう買い替えが必要だと悟れた。ぜったいどこかの返礼品にいい感じのがあるだろ、と思って探したら、思いのほかに安く見つかった。返礼品は寄付金の1/3以下であるべきだという国の指針は本当に守られているんだろうか。あるいはどうしようもない布団とも呼べない布団が届いたりするんだろうか、とビクビクしていたけれど、届いた布団はちゃんと軽くてあったかい。

 

 

 

今年読んだ中で一番のコミック。たしかTwitterで第一話の全文公開が回ってきたのが最初だったんじゃないかと思う。イラストが好みで、構成も良いし、テーマも面白くて、エピソードも上手い。そんなことある? ちょっといろいろ盛り込みすぎで、これちゃんと畳めるの?という気はしなくもないけど、今後が楽しみな作品。

 

とりあえず便利だからAmazonのリンクばかり貼ってきたけど、実際にAmazonで買ったの最後のKindleだけじゃん。なんでもAmazonで買えば安かったのも遠い昔のことのよう。別にレビューが桜でも、値引き額がフェイクでも、そんなのは買う側がしっかり吟味して価値判断すればいいだけの話だから世間で言われているほどには問題視していないんだけど、お値段が安く売られなくなったのはただただ悲しいよね。そもほとんどの商品の売り主がAmazonですらなくなったしなあ。

テレ東bizを切ろうか悩む

やっぱり動画メディアで情報を得るのはコロナ禍だからできていたんだよな、と久しぶりの繁忙期を越えて実感する。11月は全然WBSを見られていなかった。

エンタメだったら見られなくてもいいし、あるいはどうしても見たかったら時間を作っても見るんだけど、報道にはそこまでのモチベーションが無い。見る時間が取れないと思うと見なくなるだけだし、何日分もたまってくると見ること自体が億劫になってくる。

 

動画を見る時間は取れなくても、音声なら聞ける。だから聴く日経を聞こうかと、少し前なら考えられた。聴く日経は600円/月で配信されている音声コンテンツで、日経新聞の主要記事を読み上げられたもの。たまに気になる内容があれば、あとでググってweb記事を読めたんだけど、先日から電子版の無料会員が1記事/月しか読めなくなったので、そうした運用ももうできない。日経電子版は購読するには高すぎるのだ。

 

十分なクオリティを持った、毎日更新される、音声ニュースコンテンツといえば、荻上チキのsessionという選択肢もある。これが一番現実的であるような気はする。番組全編を聞こうとすると2時間超となってしまうが、何も毎日全部を聞く必要もあるまい。

政治や社会問題には強くても、経済・ビジネスへの関心が薄いのは難点。まあでもそのあたりは他のPodcastからでも補えるか。

モットー

入ったときにはガラガラだった店内が、6時をまたぐと急に客が入りが増えた。近くの店が閉まったのか、あるいはこれから出勤の人たちなのか。たぶん両方なんだろう。私が店を出る頃には満席に近い状態になっていた。

 

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ここ数年は松屋に行くことが少なかった。行っても牛めしや豚汁くらいしか食べてなかった。それが最近はどうしたことか松屋に足が向かうようになり、するとやっぱり美味しいなと思う。食べごたえもあり、申し分ないコストパフォーマンスだ。

ではあるのだが、いくらかごってりしすぎているとも思う。脂が強いし、味も濃い。スタミナが必要なときには良いのだが、そうでないときにはパワフルすぎるのだ。本当に「みんなの食卓でありたい」と思って作られたメニューなんだろうか。「みんな」に食べてもらうためにはもっと落ち着いた味付けが必要なんじゃないかしら。

いや、わかるよ。消費者はそんなものを求めちゃいないと言うんだろ。マクドナルドがアンケートを取るたびに、もっと健康的なメニューを増やしてくれ、サラダを出してくれと言われて、ならばとサラダを出してみてもぜんぜん売れやしないんだというのはあまりに有名な話。顧客に本当に必要なものはジャンキーでボリューミーなメニューなんだ。私もそう思う。誰も松屋にそんなものを求めていない。だったら変えるべきなんだよ。「みんなの食卓でありたい」なんて嘘じゃん。「みんなの食卓」になれないまでもさ、なろうとすらしていないじゃん。

その点、ちゃんと"Don't be evil"の看板を下ろしたGoogleは立派だよな。

銭湯日記

この前、仕事帰りにスーパー銭湯に寄ったらまあわりと快適だったんで、また行ってみた。けども違った。まだ早かった。前回は22時頃に着いたけど、昨夜は20時過ぎで、そりゃあ2時間も違えば人の入りも違う。混んでいるし、若人もうるさい。なかなかうまくいかない。

大きな風呂にゆったりと浸かっているといろんなことを考える。情報過多の現代では、なかなかそうした時間を持つことはできないので、それは風呂に入ることの大きなメリットのひとつだ。デメリットとしては、なんら機器を、紙とペンすら近くにはないので、考えていたことを記録することはできず、つまりは何も覚えていないということだ。

そうした意味では散歩がより優れている。ゆっくりと思いを巡らすことができるし、スマホや機器を持ち歩くこともできる。他方で、散歩はエネルギーを要する。それはメリットにもなり得るが、この疲れ果てた身にはデメリットしての側面が大きい。散歩は好きだが、それは今ではない。疲れているときには、やはり風呂に軍配があがってしまう。

風呂をあがったら施設内で夕食をとった。天ざるうどん。ちゃんと美味しい。けど高い。まあこういう店が高いのはわかりきったことで、それでも美味しくないところは美味しくないが、ここはちゃんと美味しい。それだけで万々歳だろう。