ランタン型スピーカー

私の好きなポッドキャストにビジネスウォーズという番組があった。

 

BUSINESS WARS

ニッポン放送によるボッドキャストで、おそらくもう二度と更新されることはない。ラジオ放送があったのかどうかは知らない。FREE AGENDA内で紹介されていたので聞いてみて、これがめちゃくちゃ面白い。いくつかの企業を取り上げて、それぞれのビジネス戦略とその成否を順々に追って、その歴史を描く。どうやら海外の番組をニッポン放送ローカライズしたものらしい。是非とも再開してほしいところ 購読しているポッドキャスト 16番組 - 殴る壁

 

それが先日突然更新された。

 

 

更新はされたんだけど、新しいエピソードはただジングルのみで、そして過去の配信分がすべて消されてしまった。悲しい。

ただ消しただけでなく、ジングルだけとはいえわざわざ新しくアップされたということは、何らかのかたちでプロジェクトが動いている。きっとどこかで有料販売するんだろう、と考えていた。そうしたら、だ。

 

 

また更新された。新しい本編エピソードが上げられている。やったぜ。ビジネスウォーズはふつうに面白いから、ほんとみんな聞くべき。

 

 

 

ドンキホーテでポータブルスピーカーが安かったから買ってきた。

ポータブルである必要はあまりないんだけど、Bluetooth接続の安いスピーカーを探すと必然的にポータブルになる。多少の防水防塵性能があり、ランタンにもなり、モバイルバッテリーとしても機能するというものが、1500円だった。50%OFFみたいな書かれ方をしていたような気がしたけど、今調べると定価3,980円らしい。というかドンキのECサイト「アクセスされているページにはモバイルデバイスでのみアクセスできます。お手持ちの携帯電話ならびにスマートフォンQR コードを読み取ってください」*1 とか書かれていて強い。

これでAndroidタブレットもスピーカーにつなぐことができるようになった。大きな音が出せるようになったのだ。というのも2年ぶりにエアロバイクを漕ぐようになり、これで漕ぎながらタブレットでゲームをしたり、動画を見たりということが快適になる。安物のバイクのくせに、ハンドルの中央には何故かタブレットを置くためのスペースがしっかり設けられているのだ。

 

切れたナイフ

行ったことなかったスーパー銭湯に行ったんだけど、建物に入った途端にモハッと湿気が押し寄せてきてすごかった。そりゃああれだけお湯を使っているんだから湿度も高くなって当たり前なんだけど、この感覚を長らく味わってなかったので驚いた。ということは、私がたまに行く他の2つの施設では何らかの高度な湿気対策を行なっていたんだなあ。それ以外にも、施設自体が少し古かったり、利用者の治安が悪かったり、街の銭湯を思わせて味わい深かった。これで料金が安いなら納得もできるのだけども。

 

 

最近クラシルのYouTubeチャンネルで、出演している料理人の包丁を紹介していて、興味が湧いた。今使っている包丁は、いつどこで買ったのか、まったく思い出せない。たぶん一人暮らしを始めた頃に近所の商店街で買ったんだろう。もともとそんな大層なものでもなかったのが、年月を経てもう酷い切れ味となっている。何年か前に研ぎ器を買ってはみたし、使うとそれなりに切れるようにはなっているんだけど、やっぱりそれなりなのよね。だから紹介されていた包丁をググってみたんだけど、高い。包丁一本で2万は出せない。今の包丁だって切れないわけではないんだ。新しい包丁は諦めよう。と思ったんだけど、一回検索するともう親切にも広告がしっかり出続けてくれちゃうのね。それでうっかり3000円の包丁を買ってしまった。

 

 

使っていたものよりも若干刃渡りが長い。持ち手がひとつづきなのは洗いやすくて良い。思っていた以上によく切れる。縦に切り目を入れた長ネギとか、以前の包丁だとちょっと切りにくかったんだけど、新しい包丁はよく切れる。生肉も薄くスライスできる。刻んだ野菜を集めるときに、まな板のでこぼこに刃がひっかりがちなのが、今のところ唯一の問題。

 

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こうして写真見ると、そんなに薄く切れてないな。

特商法における再勧誘の禁止とは

不在着信履歴が残っており、その番号をググるニチガスだった。ニチガス、つまりは日本瓦斯株式会社は首都圏を拠点としたプロパンガスなどを扱う会社で、住んでいるアパートが何年か前からニチガスに切り替えたので、私もニチガスと契約してガスを利用している。

これまでにニチガスから電話があったことは、たぶん3〜4回あって、そのすべてが電気契約の勧誘だったので、おそらくは今回も同様だろうと思われる。しかし、ニチガスほどの大きな会社が、こんなに何度も勧誘の電話を掛けてきていいのだろうか。*1

特定商取引に関する法律というものがある。訪問販売などでの消費者保護を目的とした法律だ。その第17条に再勧誘の禁止が定められている。

(契約を締結しない旨の意思を表示した者に対する勧誘の禁止)
第十七条 販売業者又は役務提供事業者は、電話勧誘販売に係る売買契約又は役務提供契約を締結しない旨の意思を表示した者に対し、当該売買契約又は当該役務提供契約の締結について勧誘をしてはならない。 特定商取引に関する法律 | e-Gov法令検索

だから普通に考えると、断っているのにまた掛けてくるのは違法行為じゃないかと思うんだけど、そうは言ってもこの法律、たとえば金融商品や通信契約なんかは対象外だし、事業者向けのものも認められなかったりと穴が多いのは知っていたので、いちおうググってみる。すると消費者庁サイト内に「特定商取引に関する法律第3条の2等の運用指針」というPDFが見つかる。

「勧誘をしてはならない」とは、その訪問時においてそのまま勧誘を継続するこ
とはもちろん、その後改めて訪問して勧誘することも禁止されるという意味である。
同一会社の他の勧誘員が勧誘を行うことも当然に禁止される。

なお、同じ商品等の契約であっても、例えば、数ヶ月から1年単位での契約が
通常である商品等については、その期間が経過すれば別の商品等の契約と考えられ、
また、季節毎の商品の入れ替えや毎年の新機種の市場投入がある商品等については、
商品の旧型化による価格低下等が生じるおよそ数ヶ月や1年が経過すれば、別の商
品等の契約と考えられるなど、その商品等の性質等にかんがみて、相当な期間が経
過した場合は、実質的に別の商品等の契約であると考えられる場合もある。 

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なるほどなあ。

これはたとえば布団を売るんだとした場合、11月には5万円で売っていた羽毛布団も、3月には同じ値段では売れるわけもなく、同じ品を1万円で販売しますというのであれば同じ商品販売契約ではないよね、というのはもっともらしい。

でもこれが、電気契約にも当てはまるんだろうか。電気料金はある程度の変動があるとはいえ、季節によって大きく変わるというものではない。新しい料金プランが出されたというのならば別の商品であるとも呼べるだろうけど、おそらくはそんな新プランも存在しないだろう。

だけども、「今月だけのキャンペーン」のようなものはありそうだなとも思う。そういう場合は「別商品」とみなすことはできるんだろうか。また、実際にニチガスはそう頻繁に電話を掛けてきているわけでもなく、電気契約の「性質をかんがみて、相当な期間が経過した」ことを確認した上での入電だったのかもしれない。ううむ。

*1:仮に繰り返される勧誘電話に法的な問題があったとして、東京電力だって行政処分を受けているんだからそう不思議なことでもない。 特定商取引法に基づく消費者庁からの行政処分に対する当社の対応について|プレスリリース|東京電力エナジーパートナー株式会社

今日のデトックスウォーターは生鶏よ

夕方から頭が痛かった。それくらいはよくあることで、はやく仕事終わんねえかなあと思いながら耐える。もう少し耐え忍べば2連休だ。とにかく仕事を終わらせよう。

ようやく終えて家路につく。途中ヤオコーで食材を買う。ナスが安かったのでいっぱい買った。それとうどんが、いつも食べている100円の生うどんが無かったので、仕方なく300円の水沢うどんを買った。水沢うどん、美味しいんだけどちょっと値が張るのと、あと湯で時間が長いのも問題で、好きなんだけどめったに買えない。

冷蔵庫には、業務スーパーで買った鶏もも肉が眠っている。冷凍で2kgで買ったものを、解凍して濃い昆布茶に漬けて保存している。塩水に漬けておけば肉なんていくらでも保つだろという誤った信仰を抱いているのだ。1枚取り出しては、軽く水洗いして、キッチンペーパーで水気を取って、ニンニクといっしょにフライパンで焼く。皮目にいくらか焼色が付いたら、ハサミで適当なサイズに切り、こちらもあらかじめ切っておいたナスをフライパンに入れて、鶏の油を吸わせる。ナスがしんなりしてきたらめんつゆを入れて、ひと煮立ちしたらお椀に移す。

鶏を焼いている間にポットで沸かしていたお湯を鍋に注いで、うどんを茹でる。そう、コンロが一口しかないから、茹でながら鶏を煮ることができないのだ。しかも、いつもの安い生うどんなら4分で茹だるのに、水沢うどんは8分の湯で時間を必要とする。なんという無駄な時間。仕方がないから8分間かそれくらい待って、一度水で締めてから再度温める。麺を一度氷水で締めることでずっとうまくなる的なことを昔インターネットで見かけて、試してみるとたしかに違ったので、できる限り締めるようにしているけど、していないことも多いし、氷水は無理。温まった麺を皿に盛って完成。

 

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日付が変わる頃からお腹がピーピー言い出した。もう長いこと喉が死んでいて、だからのど飴を食べ続けているので、そのせいで常時お腹がゆるいこともあり、またか、程度にしか思っていなかった。でも、違った。酷い便意にたびたび襲われて目が覚める。

朝にはもうお腹の中は空っぽだった。お腹の中身は全部出きったけども、食欲もないし、頭も痛い。最低の休日が始まった。

何か食べたものが当たったんだろうなあ、とは思った。何を食べたっけ? 夜は鶏とうどんだから当たるようなものないよなあ。昼に食べたネギトロが怪しいな。と、このときには考えていた。だけど、今になって思えば、どう考えても鶏だろう。中まで火が通ってなかったんじゃないか。うどん茹だるまでの間に、鶏も中まで火通るだろ、とか考えていてことを思い出す。火に掛けてなんだから、火通らねえだろ。

翌日の夕方になると、体調の悪さはだいぶ和らいだ。けれどもお腹の中身が秒で下る状況は変わらない。もう一日経っても変わらないまま出勤した。もう一日経っても変わらないまま書いている。鶏も、菌も、もう何も残っちゃいないだろうに、いったいいつまで出し続けないといけないのか。お腹は痛くなくても、尻が痛い。もうお尻拭きたくない。

アルバニアとアルメニアがわからない

スロバキアスロベニアはわかるんだよ。スロバキアチェコとセットで覚えているので、チェコの隣にあるほうがスロバキア。旧ユーゴのほうがスロベニアだ。

 

アルバニアアルメニアがわからない。手掛かりがない。

アルメニア正教という言葉に聞き覚えがある。東方正教会のひとつだ。じゃあ正教会がありそうなほうはどちらか。ギリシアの隣のほうじゃないか。残念。それはアルバニアなのだ。ギリシアの隣にあってもアルバニアでは、キリスト教よりもイスラム人口が多い。何故。西アジアに位置するアルメニアでは正教会の信徒が多い。旧ソ連構成国だと考えるとこちらはそうそう不思議ではない。

アルバニアという響きが旧ユーゴぽくはないだろうかという想像がはたらく。だからバルカン半島にあるほうがアルバニアだ、という結論は正しい。だけとアルバニアは旧ユーゴスラビア構成国ではない。どうやら南スラブ系でもないらしく、どこから「旧ユーゴらしい響き」が来ているのか。

テレ東BIZを退会しました

このたび私は2023年3月8日をもって、Amazon Primeビデオにおけるテレ東BIZ SELECTチャンネルを契約解除いたしましたので、ここにご報告させていただきます。テレ東BIZには2020年夏より加入いたしまして、3年足らずという短い間ではありましたが、WBS(ワールド・ビジネス・サテライト)を中心とした様々な番組視聴を通して、社会について、ビジネスについて、数え切れないほどの学びを得ることができました。関係各所のみなさまには、感謝の思いしかありません。これまでどうもありがとうございました。

 

 

 

WBSと初めて出会ったのは、私が中学生の頃でした。当時は母が銀行の外渉の仕事をしており、職場でWBSの視聴を勧められたとのことで、毎晩のようにテレビではWBSが流れていました。決して熱心に視聴していたとは言えませんが、学生時代から株を購入するようになったのも、当たり前のようにWBSを視聴していた影響があったのかもしれません。

大学を卒業して働くようになってからは、WBSの放送時間には自宅に帰れていないことも少なくありませんでした。転勤のために実家を離れてからは、WBSを視聴する習慣もすっかりなくなってしまいました。それが、数年前からTV機がB-CASカードを読み込まなくなったことを機に、情報摂取を見直そうと思い立ち、様々に検討を重ねた末に、テレ東BIZに加入することを決意しました。

当初はiPhoneアプリでの加入を試みました。新たに決済の登録をする必要がないこと、限定コンテンツが配信されることがアプリ入会のメリットでした。しかし、アプリでの加入の場合は、アプリを通した視聴しかできず、つまりはPCで視聴することができないというデメリットがあることに使い始めてから気が付きました。アプリ会員を辞めて、Amazon Primeビデオから加入し直すことにしました。Primeビデオ会員では限定コンテンツを見ることはできないけれど、さほど魅力的なコンテンツでもなかったので、問題はありませんでした。決済もAmazonを通して行われるので、簡便に済むのも良かったです。

 

しかし2022年秋より、コロナ禍も一段落して、仕事もそれ以前に近い繁忙を見せるようになったことで、WBSや映像コンテンツを十分に視聴する時間を毎日確保することが難しくなって参りました。一時間足らずのコンテンツ摂取もできないほどに毎日多忙を極めていたのかと言えば、もちろんそうした訳ではありません。きっと多くのビジネスマンはもっと有効に時間を使っていることは理解しております。すべては私の時間管理の至らなさ故のものであり、必ずしもテレ東さんのコンテンツのタイパが悪いのではありません。しかし、私の本業へのやる気の無さも相まって、ニュース情報の摂取に時間を割くことがだんだんと億劫になってきていたのもまた事実です。

また、決定的だったのは、Primeビデオでコンテンツ更新が滞っていることです。WBSは放送翌日の午前10時頃に更新されることが多いのですが、2月19日現在、2月10日放送分を最後に更新なされないままになっております。こうした現象は3年足らずの間で、これが3度目です。私がAmazonに更新されない旨のクレームを出すことで、数日後に更新されるようになる、ということがこれまでに2度ありました。クレームの連絡を入れるというのは決して気分の良いものではありません。それならばと、この度視聴中止を決意いたしました。

こうしてテレ東BIZを卒業することとなりましたが、上述のとおり、主には私の就業スタイルの変化に伴うものであり、決してテレ東BIZが悪いというものではありません。テレ東BIZで学んだことは数え切れず、いくら感謝の言葉を並べても足りないくらいです。私とはリズムが合わなくなってしまいましたが、今後も多くの人の学びの場となっていくことでしょう。

 

私の今後のニュース摂取は、radikoアプリを通して、TBSラジオ荻上チキのSessionを中心に行なっていこうと考えております。SessionはWBSよりも遥かに長尺な番組ではありますが、画面の前に居続ける必要のない音声コンテンツであるので、移動時間や家事の合間などに聴取することが可能となり、奪われる時間は比較的少なくなるものと考えております。ただ、経済情報やビジネス情報に関しては、WBSに分がありますので、そうした情報摂取が不足していく可能性は考えられます。日経電子版の無料会員制度も事実上なくなってしまったので、経済情報は意識的に集めていく必要が出てくるでしょう。また、より効率の良い情報摂取をご存知な方がいらっしゃれば一言お声掛けいただけると幸いです。

咳が止まらない話

年末から咳が抜けずに続いている。他にはこれといったこともない。ただ咳が続いているというだけだ。医者に診てもらったところでどうなることもないことはわかっている。咳止めの薬をもらえばある程度和らぐけれど、治るものではないのだ。

だからといって、いつまでもこのままでいるわけにもいくまい。職場でたびたび咳き込んでいて、病院にも行ってないでは済まないご時世だ。なので先月耳鼻科に行ってきたという話はこの前書いた。*1 咳が続いて肋骨を折ったこともあるので、私自身不安が無いわけでもない。*2

 

咳が抜けないというのは不便なものだ。

まず、髪を切りに行きにくい。もうだいぶ伸びてきて、みすぼらしくなってきているが、切りに行きにくい。さすがに拒否されることもないんだろうが、そうはいっても行きにくい。切っている間はマスクも外すわけだし、美容師さんや他の客だっている。4年前ならともかくも、こうした世の中でそれはさすがにいかがなものか。

映画館にも行きにくい。マスクをつけたままだとしても、たびたび咳き込んでいる奴がいると迷惑だろう。感染症への認識が緩かった当時でも、そんな奴は迷惑でしかない。

正直な話、飲食店にだって行きにくい。行きにくくはあるんだけど、これはもう行っちゃう。そりゃあそうだよ。人間は何も食べないと死んじゃうんだ。だから食事のためには店にも入るけど、それでも喫茶店でのんびりするというのはやっぱりできない。生きにくい。