ロフトベッドを使ってみて

部屋が狭いのでロフトベッドを買った。イライラして衝動買いしてしまったのです。

 

 

 

 

説明書には必ず2人以上で云々と書いてあるけど、1人ではできない作業などは特になかった。一人で持ち上げられない何かもないし、一方で支えながら、他方で取り付けなければならないといった作業もない。

人員よりも、広いスペースがほしい。部屋が狭いからロフトベッドを買ったのに、狭い部屋での組み立て作業はなかなかの困難。たびたび壁に部材があたり、隣室の人には迷惑をかけたことだろうと思う。

さらに問題なのは、部材の欠損だ。梁の先端部に付けるべきキャップが足りない。大6 小4 あるべきものが、大4 小3しか入っていない。でも今から問い合わせて、新しいのが届くまで一週間弱くらいだろうか、古いベッドはもう処分してしまったというのにいったいどうして暮らしていこう。配られたカードで勝負するしかないのさ。それがどういう意味であれ。

 

 

組み上がったベッドは、思った以上に揺れる。椅子などであれば気にならない程度の揺れも、ベッドで寝ころんでいる中では大きく感じられる。これは特別構造が悪いというわけでなくても、たとえば普通のベッドよりも脚が4倍長ければ、ほんの小さな揺れでもロフトベッドでは脚が長い分4倍大きく揺れることになる。だから仕方ない部分ではあるにしても、でも気にならないと言ったら嘘になる。

もうひとつ気になるのはハシゴだ。金属製のベッドに付属するハシゴはもちろん金属なんだけど、裸足で上り下りすると冷たすぎる。特に今の時期は危険。100均で何らかのシートを買ってきて貼らなければとてもじゃないけどやってられない。

 

 

ロフトベッドを導入して、部屋が広くなったのは間違いない。今までベッドの上にスペースはあれども、それを活用することは難しかったが、下にワゴンやハンガー掛け、小物を置くことができるメリットはとても大きい。

ベッドの骨に服や何やらを掛けることができるようになったことも地味に嬉しい。ティッシュや、リモコンなどの小物も、吊しておくことで、省スペース化だけでなく、なくしたり、踏んづけてしまったりすることも防げる。

ただ利便性はあっても、ビジュアル的にはどうなんだろう。ベッドに服やら何やらいろいろ掛けられている様子は、どう見ても美しくない。そうでなくても、目線を塞ぐ大きなロフトベッドは、部屋の狭さを一層印象づける。来客のある部屋には置くべきでないのかもしれない。

 

あとはなんだろう。

ふとした時にベッドに腰を下ろせないことは、今のところさほどの不便を感じていない。

ベッドに寝転びながら、枕元に飲み物を置くスペースが無い不便さは少しある。

その他のガジェットの置き場はこれから整備していきたい。