鶏肉を低温油で茹でたやつ

たしかBONIQかどこかでは、加熱前に塩を入れると汁が出るから下味はつけるなみたいなことを言っていたような気がする(曖昧)けど、下味がついていたほうが俄然うまいので、がっつり昆布茶に2日ほど漬ける。昆布茶からササミを取り出したら、表面を軽く水洗いしては水気を拭き取って、たっぷりの油とローズマリーとともに密閉バッグに入れる。そうしてバッグごと、インターネットに書くと怒られる温度でじっくり加熱していく。そうすることで旨みを逃さず、やわらかく仕上げることができ、あまりの美味しさに混乱して敵味方問わず攻撃するようになるという。

 

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画像はピーマンの上に盛って、わさびドレッシングをかけたもの。

たしかに美味しいんだけど、言うほどかという気がしないでもない。オリーブオイルを使うとまた違うのかしら。そんなにいろんな油を使い分けるほど料理するわけでもない、というか使い切れないうちに劣化していくのがしんどいので、油を何種類も買うこともできない。すると汎用性の高い油を買うことになり、最近は米油一本になっている。これがサラッとしていて何にでも使えて便利なのだ。

でもコンフィ、たしかに美味しいには美味しいんだ。あと、調理後に日保ちするのも良い。"も"というか、そっちのほうがデカい。鶏、そんなに傷んだりはしないにしてもわりと早く変な匂いしがちだけど、コンフィすると味の劣化がほとんどないというメリットは計り知れない。

またササミは胸肉のように1枚が大きくないので無駄に食べ過ぎることがないというメリットがあり、他方で胸肉ほど安くない、油に漬けているので高カロリーになるというデメリットがある。

なぜ人は荒むと肉を煮込むのか

業務スーパー手羽元を買ってきて煮た。

手羽元の袋を開けたら、凍ったまま1kgまるっとフライパンに入れて、つぶしたニンニクを数片と、油も少し回しかけて、火をつける。表面にうっすら焼き色がついたら、マキシマムをたっぷりかけて、赤ワインを注いで煮る。マキシマムはすごく便利で、塩コショウといくつかのスパイスの入った調味料で、詳しくは各自でググってくれ。ここでキモとなるのは、肉の他にはニンニクと、マキシマム、赤ワイン以外に何も使っていないということだ。それなのに、めっちゃうまい。赤ワインだって、業務スーパーで1本300何十円だかの安物だ。ワインを飲んで、美味しいと思ったことなんて一度もないけど、ワインを煮込んだものはどうしてこんなに美味しいんだろう。

 

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これは、煮込んだ手羽元をほぐして、ニンニクもスプーンで潰しきって、煮汁ごとパスタと和えたもの。うまい。

 

 

昔はこんなことしなかったなと思う。

こんなことというのは、煮込む前に鶏を焼いたり、煮込むのにもフライパンを使ったり、ということだ。だって最初から深い鍋に入れて煮たほうが楽じゃん。でも、焼き目をつけることで旨味が増すし、ワインもフライパンで煮ることでより煮詰められることになる。電気鍋で放置していてもきっとここまで美味しくはできない。たぶん。

YouTubeで料理動画とか見てると、特にフレンチ系の人なんかは、意味があるんだかどうだかわからない面倒くさいことするんだよね。どうせ混ぜるのにいちいちすべてに下味をつけたり、わざわざ焦げ付かせては水分をかけてこそげ取ったり。あんまり意味なさそうなんだけど、でも真似してみるとやっぱりうまいんだよね。どういう理屈だよ。

 

マイタケを焼くのも真似したらめっちゃ美味しくなった。マイタケを買ってきたら、適当にちぎって、フライパンにぶっこんで、ただただ炒る。熱を加えることで旨味が爆上げされて、水分がとんで歯ごたえも良くなる。焦げないように炒るのは案外と面倒くさい。ある程度炒っているとフライパンがベタついてきて、これ以上やると焦げつきそうだなと思って止めるんだけど、でもまだけっこう水分を含んでいて、うちにもオーブンがあればもっと水分を飛ばせるのに。だからけっこう面倒くさくて、時間もかかるし、それでもベストコンディションにまではもっていけてなさそうなんだけど、でもやっぱり美味しい。美味しくなるのがわかっているなら、面倒くさいけどやらないわけにはいかない。その美味しさを買おうとするといくらかかるものやら。

 

自転車のサドルがペコペコしてたから

ホームセンターでサドルを買った。座る部分が、一部金具から外れていて、ペコペコ動くようになっていたからだ。って書いてあって理解できる人いるのか?

つまりこういうことだ。

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本来あるべき場所には収まってくれなくて、少し浮いたポジションがデフォになるので、漕いでいてもプカプカ動くし、たまにガクンと尻に衝撃がきたかと思うと本来のポジションに収まり、しかし少し尻を浮かそうものなならまた座面も浮き上がり、再びプカプカするようになる。有料駐輪場に出し入れするときにも、普通は両手でハンドルとサドルを押さえて動かすと思うんだけど、サドルが動いて力が逃げるものだから、かなり力強く押さないと段差を越えることができない。しかし、あまり力を加えるとサドルが外れやしないかという怖さもあった。だからサドルを買い替えることに決めた。

ホームセンターにはいくつかのサドルがあった。同じメーカーの、同じ価格帯のサドルで、柔らかいサドルと、中心がえぐれたサドル、細いサドルの3つだった。ハンドルも曲がっている安いママチャリなので細いサドルだと不格好だろうが、他の2つであればどちらでも良かったんだけど、今回は中心がえぐれたサドルにしてみた。

しかしこのサドル、自転車に差し込むポールみたいなところからついているものかと思ったけれど、ポールはついていない。どうやら既存のものを外して、つけ替えなければならないようだ。ということは、サドルを盗まれただとか、ブロッコリーに替えられた人は、ホームセンターでサドルを買っても、新しいサドルを取り付けることができないということだ。そんなことある? 今回はサドルを盗まれたりはしていなかったから、固定するポールは古いものがある。しかし、取り外すためにはスパナか、それに代替する道具が必要になる。家にあるんじゃないかという微かな期待をもって、サドルと一緒に買いはしなかったけれど、案の定サイズの合うものは家になかった。ペンチで試してみたけれど、動かせなかった。なので次の日にまた買いに行かなければならない。*1

 

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道具さえあれば交換作業は難しくない。すぐに済ませて、自転車に取り付ける。そうして乗ってみる。違和感しか無い。尻をどこに置けば安定するのかわからない。どこに置いても収まりが悪いような気がする。そう思ったのは1日半で過ぎた。もはや何の違和感もない。座っても特別に快適でもないが、不快感も無い。自転車を手で押すとき、駐輪場での出し入れのとき、サドルが固定されていることの安定感は強く感じる。だけどそれは新しいサドルのメリットではなく、ごく当然のことでしかない。雨が降ると、えぐれた部分に水が貯まるというデメリットはある。

*1:仕事前に買いに行こうと思ったけれども、起きられなかったので、さらに次の日まで待つことになった。

理学療法ってなんだよ

なんでさ、リハビリのことを「理学療法」っていうのか。だいたい「理学」ってなんだよ。漠然としすぎだろ。理学じゃない療法があるのかよ。何学療法に対して、理学療法なんだ。

と思ってググると、どうやら「作業療法」に対しての「理学療法」らしい。◯学療法で揃えろよ。

理学療法は、主に病院で行われがちな治療で、ふつうにイメージするリハビリなんだと思われる。それに対して作業療法は、日常生活や社会復帰を想定したより実践的なリハビリで、就労支援施設や学校でも行われるそう。詳しくはwebで。

日本語では対になっていなさそうだけど、英語ではphysical therapyとoccupational therapyであり、むしろ英語のほうがわかりやすい謎。「職業」や「就業」だと働かなくてはいけないようなので「作業」と訳したところまではまだわかるけど、どう考えても「理学」は糞。とはいえ、原語に則って「身体療法」と訳したところで、やはり漠然としすぎてわからないという批判は免れない。

インターネット摂取がまとまらない

ここ数年の情報摂取はTweetDeckに一本化することで概ねうまくいっていたんだけど、その安寧もTweetDeckの突然の死によって一気に崩れ落ちた。*1

以来、代替できるものがまだ見つかっていない。大チェッカーが案外と良さそうなので、少しずつ改良を進めているんだけど、これで万全だという体勢は築けないままでいる。*2

 

TweetDeck以前から、ニュースの取得にも悪戦苦闘しているところがあり、こちらもテレ東Biz以降の最適解を見出せていない。*3 荻上チキのsessionradiko上からスムーズに再生できた頃はまだ良かったんだけど、配信が分割されるようになってからしっくりこないでいる。今はAmazonミュージックでsessionのポッドキャストのみをフォローして、そうすることで連続再生させることが辛うじて叶っている。再生順がよくわからなかったり、すべて再生を終えてもまた同じエピソードの再生を始めてしまったりと、アプリの挙動がよくわからない問題はあるけど、今のところはこれが次善の策だと思える。

ミニッツがそれだけで十分なメディアであれば良かったんだけど、ビジネス記事に特化していて、政治面などへの弱さはどうしても残る。テレビのニュース番組くらいなら見てるだろうと思って編集しているきらいがある。見てないよ。だからもう少し、聴く日経くらいの視野でもって配信してほしい。てか聴く日経の購読でも日経電子版がもう少し読めるようになるならそれでいいんだけどな。聴く日経日経新聞社じゃなくてラジオ日経のコンテンツだから、そんなことはあり得なそうだけども。

 

様々試してみた結果、マイホットエントリーも存外悪くないんじゃないかという思いが無いわけでもない。であるならば、マイホットエントリーを大チェッカーに取り込めばいいのではないか。だがしかしマイホットエントリーのRSSフィードが見つからない。ブックマーク開発ブログに、お気に入りのRSSの停止はやめるけど、アクセストークンをかませるようにするよ、*4 という半分くらい何言ってるのかわからない記述を見つけて、もう諦めた。苦労して解読したところで、それはお気に入りの話であり、マイホットエントリーはまた違う可能性も低くない。だから村はてブRSSを大チェッカーに読み込ませていたんだけど、大チェッカーに表示される画像が村人のアイコンなのが気に入らないのと、さすがに流れてくる情報が遅すぎやしないかという思いがあり、ふつうにホットエントリーを読み込ませるようにしたらそのほうが調子が良さそうだった。

 

あとはweb漫画を拾わせようかとも思ったんだけど、私は漫画の多くをニコニコで読んでおり、それ以外にはあまり積極的に拾わないようにしていたのもあり、ニコニコ以外では3作しか読んでいないんだけど、その内の2作はRSSを吐いておらず、大チェッカーでうまく拾うこともできなかったので、じゃあもう大チェッカーで漫画を拾う必要なくね?ってなっている。

 

と、そんなこんなで、大チェッカーを中心とした情報窓口の構築はあまりうまく進んでいないのが現状。そんな面倒くさいことせずに、ホットエントリーか、あるいはスマートニュースにでもすべて託せばいいじゃないかと思わなくもないんだけど、どうしてなかなかそういう訳にもいかないのだ。音楽は拘りなくAmazonミュージックの適当なピックアップに任せられたのに、テキスト情報となるとそうはいかない謎の拘りがあるらしい。

ミニッツが悪かないけど高すぎね?

先日から正式リリースされたMinutes by NIKKEIがわりと良い。何が良いかというと、楽なのだ。

 

www.nikkei.com

 

ミニッツは有料メディアとは思えないほどコンテンツが少ない。既存の日経記事を3本要約したものと、ちゃんとした解説記事だいぶゆるい解説記事、の3つが一日1本ずつの3記事が更新されるに過ぎない。

だけど、それが良いのだ。

一日に何百記事が更新されるとか、そのすべてを読み放題だと言われたって、そんなの読みきれるわけがない。そんな欲張りパックじゃなくて、最小限だけピックアップした情報がほしいのよ。コンパクトにまとめてくれることにこそ価値があると思うんだ。

で、これ。

めっちゃコンパクト。

既に自社で記事化してるものを生成AI使ってリライトしてるだけ。それだけで月1000円取られる。酷い。いくらまとめることに価値があるんだって言ったからって、このコンテンツで1000円は高すぎない? 日本経済新聞電子版の1/4の価値があると本当に思ってる? しかも土日祝日は更新しない。あまりに横暴だ。土日も更新した上で400円に値下げしろ。

 

voicy.jp

 

もう少し良いところを挙げると、記事の音声読み上げができること。音声読み上げは機械が読むだけなので、イントネーションは微妙で、たまに読み間違いもある。けど全記事ぶっ通しで読んでくれるので、ページをめくる必要がなくて楽。広告型メディアはまあ仕方ないけど、有料課金モデルで今どきユーザーにページを開かせるのとかナンセンス、という風潮を作りたい気持ち。

それと、何のアナウンスもないので本当かどうかわからないけど、ミニッツ購読したことで日経電子版の閲覧可能数が10本/月 になったぽい。なんかいつの間にか10本見られるようになってる。閲覧数が増えるなら200〜300円くらいの価値は見てもいいような気がするけど、そもそも日経は無料会員の閲覧可能数を「一定数」としかしていないのでTHE謎。

 

投稿者: @chikadaushi
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買って良かったものグランプリ2023

というわけで今年の大賞はレオニス ファスナーすべり 12ml おしゃれな新デザイン"Zipper wax" 1本 [並行輸入品]でした。

それでは2位以下の商品を振り返りながらお別れといたしましょう。

 

 

 

金属のカード。

尻ポケットに小銭入れを入れて、小銭入れにはクレジットカードも入れていると、動き回ることでクレジットカードが折れてしまいがちだったけど、このカードを入れることでクレジットカードがボロボロにならず期限まで使い切ることができるようになる。

 

 

 

軽くて小さい鍋。

ご飯を1合とか、100ccだけ炊くために買った。炊いたらそのまま卓上に持ってきて食べても許される。たぶん。蓋の穴がでかいので、米を炊くなら普通は何かで穴を塞いだほうがいいんだろうけど、私は硬めの米が好きなのでそのまま使っている。

 

 

 

 

家庭用の万能包丁。

使っていた包丁がいい加減もう古くなったので買い替えた。前に使っていたものより少し刃が長くて、少し重い。柄が一体なので洗いやすい。使っていると黒いメッキが剥げるといったレビューもあったけど、半年以上使って今のところそんなことは起こっていない。

 

 

 

 

絆創膏。

馬鹿糞高けえなと思って使ったことなかったんだけど、一度使ってみると俄然治りが違って、もうハイドロコロイド製剤しか使えなくなる。とはいえ、バンドエイドはやっぱり高いので、ドラッグストアのPBを買いがち。