たしかBONIQかどこかでは、加熱前に塩を入れると汁が出るから下味はつけるなみたいなことを言っていたような気がする(曖昧)けど、下味がついていたほうが俄然うまいので、がっつり昆布茶に2日ほど漬ける。昆布茶からササミを取り出したら、表面を軽く水洗いしては水気を拭き取って、たっぷりの油とローズマリーとともに密閉バッグに入れる。そうしてバッグごと、インターネットに書くと怒られる温度でじっくり加熱していく。そうすることで旨みを逃さず、やわらかく仕上げることができ、あまりの美味しさに混乱して敵味方問わず攻撃するようになるという。
画像はピーマンの上に盛って、わさびドレッシングをかけたもの。
たしかに美味しいんだけど、言うほどかという気がしないでもない。オリーブオイルを使うとまた違うのかしら。そんなにいろんな油を使い分けるほど料理するわけでもない、というか使い切れないうちに劣化していくのがしんどいので、油を何種類も買うこともできない。すると汎用性の高い油を買うことになり、最近は米油一本になっている。これがサラッとしていて何にでも使えて便利なのだ。
でもコンフィ、たしかに美味しいには美味しいんだ。あと、調理後に日保ちするのも良い。"も"というか、そっちのほうがデカい。鶏、そんなに傷んだりはしないにしてもわりと早く変な匂いしがちだけど、コンフィすると味の劣化がほとんどないというメリットは計り知れない。
またササミは胸肉のように1枚が大きくないので無駄に食べ過ぎることがないというメリットがあり、他方で胸肉ほど安くない、油に漬けているので高カロリーになるというデメリットがある。