先日から正式リリースされたMinutes by NIKKEIがわりと良い。何が良いかというと、楽なのだ。
ミニッツは有料メディアとは思えないほどコンテンツが少ない。既存の日経記事を3本要約したものと、ちゃんとした解説記事、だいぶゆるい解説記事、の3つが一日1本ずつの3記事が更新されるに過ぎない。
だけど、それが良いのだ。
一日に何百記事が更新されるとか、そのすべてを読み放題だと言われたって、そんなの読みきれるわけがない。そんな欲張りパックじゃなくて、最小限だけピックアップした情報がほしいのよ。コンパクトにまとめてくれることにこそ価値があると思うんだ。
で、これ。
めっちゃコンパクト。
既に自社で記事化してるものを生成AI使ってリライトしてるだけ。それだけで月1000円取られる。酷い。いくらまとめることに価値があるんだって言ったからって、このコンテンツで1000円は高すぎない? 日本経済新聞電子版の1/4の価値があると本当に思ってる? しかも土日祝日は更新しない。あまりに横暴だ。土日も更新した上で400円に値下げしろ。
もう少し良いところを挙げると、記事の音声読み上げができること。音声読み上げは機械が読むだけなので、イントネーションは微妙で、たまに読み間違いもある。けど全記事ぶっ通しで読んでくれるので、ページをめくる必要がなくて楽。広告型メディアはまあ仕方ないけど、有料課金モデルで今どきユーザーにページを開かせるのとかナンセンス、という風潮を作りたい気持ち。
それと、何のアナウンスもないので本当かどうかわからないけど、ミニッツ購読したことで日経電子版の閲覧可能数が10本/月 になったぽい。なんかいつの間にか10本見られるようになってる。閲覧数が増えるなら200〜300円くらいの価値は見てもいいような気がするけど、そもそも日経は無料会員の閲覧可能数を「一定数」としかしていないのでTHE謎。
投稿者: @chikadaushiThreadsで見る