人は何故歩くのか

旅行か引越でもするのかというぐらい冷蔵庫の中に物が無い、ということは覚えていたのだけど、帰り道にあるスーパーはもう閉まっていて、遠回りして買い物するのも面倒くさかったので、外で食べて帰ったのが昨日の夜。なので当然に今朝の冷蔵庫は空いたままだ。今朝は素麺を茹でて、めかぶと卵をぶっかけて食べたので、もはや冷蔵庫には卵とチーズしか残っていない。外に出たくなくても、出ないわけにはいかなかった。たしか週末は涼しくなるみたいな話があったはずなのに。

 

首相辞任に伴って来月中旬には総裁選が行われるが、党員投票は行わないだろうみたいことをニュースが伝える。下旬には臨時国会が開かれ、10月中には解散総選挙となるのではないかという。でも翌月総選挙を予定するのであれば、党員投票を行ったほうがメディア露出も増えて有利じゃないか。あるいは本当は立国合流前の選挙が一番有利にはなっただろうが、それはさすがに今から行うのは難しい。

 

マグロを食べたい気持ちだったけど、今日のマグロは想定よりちょっとお高かったので、カツオとサーモンを買って帰った。切っては、めんつゆとぽん酢を合わせたタレに漬けていく。ご飯の上に、同じく買ってきた大葉を刻んで乗せて、その上に漬けた魚を盛りなおす。うまくないわけがない。

 

アニメを見るのにも飽きてきて、最近はコテンラジオの過去ログを聴き漁っている。コテンラジオというのは、歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEKどもがお届けする歴史インターネットラジオです、と書いてある。*1
コテンラジオに限らず、ポッドキャストのような音声コンテンツが私は好きで、よく聞いている。他の作業をやりながらの聴取ができるので、音声メディアは近い将来大きく伸びるはずだと言われることも多い。でも、音声を聞きながら他の作業を行うというのは本当に可能なんだろうか。音楽を流しながらの作業というのならわかる。でもそれがトークとなると難しい。ましてやニュースなどの情報を得ようとするのは、常人には不可能じゃないかと思う。移動中にくらいなら可能だろうが、仕事をしながらだとか、Twitterを見ながら、料理を作りながらとかはまず無理なんじゃないかと思う。何も頭に入ってこない。

結局のところ、音声コンテンツを聴取するには、音声コンテンツを聴取するための時間を取らなければならない。でも何もせずに音声だけ聞いているというのも、それはそれで手持ち無沙汰なものだ。*2 だから、音声を聞くために歩くというよくわからない理屈が生まれる。でも暑い。

*1:歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)

*2:映像コンテンツであっても手持ち無沙汰であることに変わりはない