エアコンとIHコンロだけではブレイカーは落ちないはずだった。でも落ちた。
いつもは落ちないブレイカーが何故落ちたのか理由はわからないけど、とにかく今日は落ちたのだ。お湯を沸かしているところだった。ブレイカーを上げ直してコンロを再度点けるとお湯はもうほとんど沸騰していた。お湯が沸いたら乾麺を入れて茹でる。数分湯がいたところで火をはずして、今度はフライパンを熱する。二口コンロが欲しい。
フライパンでは作りおきのカレーを温める。マッシュルームを半分に切ってカレーに加える。なんとなく水気が足りないので水も加えてひと煮立ちさせる。麺がいい感じに茹だってきたら、お湯を切ってフライパンに移す。一口食べてみるがどうも味が薄い。水を足した分、味が薄まったんだろうから、味覇的なものを溶いて塩味を足す。そうすると水を足す前と比べて知覚する味の濃さは変わらないのだが、摂取する塩分量が増えることになる。どうも納得がいかない。
最後に生卵を割り入れて適当に混ぜれば完成。カレー味の何か。
久しぶりに真面目な内容を書いていたのに、ブレイカーが落ちたことで、メモ帳に記していた下書きはすべて消えた。書いていた内容が消えたときに、もう一度新しく書き直そうという気持ちが起こらないのは何なんだろう。誰かに伝えたいとか読んでほしいとかというよりも、書きたいというのが先立って、途中であってもそれは大方成就してしまっているからなんだろうか。下書きを書ききってから、公開する前に満足してしまうということは少なからずあるけれども、途中で消えた文章は書ききってすらいないのに、満足しているというわけでもないのに、でもなぜかもう一度書こうという気持ちが起こらない。
