食のそよ風を利用してみた

はてなブログアプリに広告が表示される。そこにnoshというものがあった。冷凍惣菜の宅配サービスだ。500円程度で、栄養価の考えられた調理済みの食事が届くというのは、なんとも便利そうじゃないか。そう思って類似サービスも当たってみた。おかげでインターネットが配食サービスの広告だらけになった。

 

 

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買ってみたのはユニマットのサービス*1。 10食セットが税抜3950円で、定期購入することで配送料が無料になる。今回はお試し5食が1975円に配送料が980円なのでちょっと割高。

 

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パッケージは思ったより小さい。これなら小さな冷凍室にも10食収まりそう。しかしそれは1食が少ないということでもある。

 

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スモーク薫る鶏肉の豆乳クリームソースがけ。普通にうまい。

 

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これは、鰈のムニエルトマトソースがけ。普段カレイなんて買うことまずないので、自宅で食べると新鮮な気持ちになる。

 

 

まだ2食しか食べてはいないけど、メインのメニューは美味しい。自分で作ろうとすると数倍の予算と、膨大な手間を費やすことになるだろうし、同価格帯の惣菜、冷凍食品と比べても十分に美味しい。

一方で副菜は、まあ悪くはない。500円程度で売られている弁当にある副菜よりははるかに良い。けれどもそれ自体が美味しいかというと、難しいところ。

問題は量の少なさ。本当に人類はこれしか食べずにも暮らしていけるものなんだろうか。ちょっと物足りなく感じられる外食だって、この倍近くはあるだろ。本当に管理栄養士がついてこれなの? 我々はこの量で生きていくべきなの?

ところで、シリアルの規程の1食分の量って40gとか50gとかって設定されているらしくって、それはだいたい1カップ弱になるみたいなんだけど、どう考えたってそんなに少ししか食べないわけないよね? その規定量を決めた奴、頭沸いてんじゃないの? って思っていたけど、もしかすると人類の食事量、私の考えているよりずっと少ないのではという考えが浮かぶ。だから太るのか? もっと食べる量を減らずべきなのか?

だがしかし、だ。食べることすら我慢して、我々は何のために生きるのか。生病老死。この一切皆苦の人間道において、食べることさえも奪われたらいったい。何のために。生きるとは。解脱したい。