生きているということ。

いま生きているということ。

お腹が空くということ。

ご飯を食べて、消化吸収されて、残りカスが排泄されるということ。

少しお腹の調子が悪くなると、何度もトイレに駆け込んで、そのたびに紙で尻を拭くけれど、肛門が度重なる摩擦に耐えきれず、紙に血がつくということ。

あるいは尻を傷めないようにいつもとは違った動きを試しては指にうんこがつくということ。

振り返るに、これまでの人生で3歳か4歳かを最後に、今まで正しい尻の拭き方を誰に教わったでもなく、もしくは誰かと議論したこともなく、完全に自己流で、しかし自ら研鑽を重ねることもなく、大した模索をしてきてすらいない、もしかすると尻を痛める拭き方をしてきたかもしれない、うんこの残る拭き方をしてきたかもしれない、私だけが誤った拭き方をしているのか、多くの人たちも同じように誤っているのかもわからなければ、正しい拭き方があるのか、あるいはそうした研究がされてきているのかもわからないまま、今もどこかで尻が拭かれているということ。

 

ゴールデンカムイを少しずつ読んでいるんだけど、これ無料期間中に最後まで読み終わらなくない? まだ100話までも読めてないけど、あと4日でさらに200話以上読まなきゃいけない。いや、ぜんぜん読まなきゃいけないことはなくて、あとで金を払って買えばいいだけだし、なんならまったく読まなくたっていい。実際、今回読みきらなかったら、続きを読むこともないような気はする。いくらなんでもリズムが独特すぎるんだよ。*1 

てか、ゴールデンカムイを「金カム」と略する風潮がよくわからない。ゴールデンが「金」であることはわかるんだけど、それならどうしてカムイは「神」じゃなくて「カム」なんだという。同じ法則を利用しろよ。なぜか世の中には「FF」を「ファイファン」と呼ぶかわいそうな人がいるけど、そんな愚かな彼らだってさすがに「Fファン」とは言わない。なのに、何なんだよ「金カム」って。

早期リタイアをFinancial Independence, Retire EarlyからFIREと呼ぶ風潮も好きじゃない。だってfireってもともと「解雇する」じゃん。似通った場面で使う、ぜんぜん違う意味の語を、わざわざ造語するの、どうかしているとしか思えない。こんなのぜったい日本人がいい加減に作ったんだろ。と思っていたけど、どうやら英語でもFIREはちゃんと使われているらしいことに驚く。*2

寝転んでダラダラと本を読みたい

今日は歯医者の診療を終えたら、スーパー銭湯に向かった。なぜか住宅地に1000mも穴を掘って温泉を引いている、無駄に力の入った施設がある。そこまでしても湯温は30℃にも満たないので沸かし直さないといけない。そんな施設が数年前にできていた。

一時は毎週のようにスーパー銭湯に通っていたけれど、自宅で入浴剤を入れて、スマホを持ち込んでのんびり風呂に入るようになると、持ち込むことのできないスーパー銭湯が退屈に思えるようになって最近はあまり通っていなかった。

でも今日は、銭湯それ自体よりも、休憩室で寝転がって本を読みたくて、そのために行ってきた。

 

最近、本を読んでいないなという思いがあった。買うばかりで読めていない。漫画しか消費できていない。だから本を読みに行こうと思った。

どこかの店で椅子に座って読んでいてもいいんだけど、それだと数十分もすると疲れてくる。もっと自由な体制で読める環境が必要なんだ。ネットカフェでもいいかもしれない。でもネットカフェよりもスーパー銭湯のほうが安いし、スペースも広々と使える。ネットカフェでネットも使わず漫画も読まず、持ち込んだ本を読んでいてはなんだか損した気分になるが、スーパー銭湯でなら心置きなく本が読める。なにせ入浴がメインなのであり、休憩スペースの利用はおまけに過ぎないのだ。

 

小雨降る中での露天風呂もなかなか気持ちいいものだった。湯船で体は温まりながらも、肩から上はほどよく冷やされる。だけどもやはり退屈さは否めない。kindle oasisでも有料レンタルしてくれればいいのに。

風呂を出たら、食事を取る。桜うどんとサーモンユッケ丼、だったかな。それなりに美味しい。美味しいんだけど、値段が高すぎる。施設内店舗あるある。

 

そうしてようやく本日のメインたる休憩室。いろんな種類のソファー的なものが並べられていて、好きなやつを選んで独り占めできる。半年以上かけて少しずつ読んで、まだ読み終えてなかった大井赤亥『現代日本政治史』をようやく読み終え、まったく手をつけられていなかった宮路秀作『経済は地理から学べ!』を1/4くらい読むとウトウトしてきて*1となりのヤングジャンプで無料公開中の野田サトルゴールデンカムイ』を17話まで読んだらさすがにもういい時間になったので引き上げた。

正直に言って、これは気持ちいい。ソファは偉大である。やはり家にはソファがあるべきだし、自宅以外にもいつでも無料で使えるソファを政府はすべて国民に提供すべきなのである。

*1:これがベッドであったらこのまま4時間くらい眠ってしまっていたが、そこまでの寝心地ではないのですぐに目を覚ますことができる

春の夜の夢のごとし

ショートノートがサービスを終えるそう*1。ショートノートとは「エッセイ投稿サービス」を謳っている、機能の抑えられたブログサービスだ。私はハイクがサービス終了してから使い始めたのだが、記事タイトルの入力を求められなかったり、リアクションもごく少なかったりしたのが使い心地良かったのに。

 

 

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雀魂では雀傑に昇段した。

勝てないときがずいぶん続いたような印象だったけれども、改めて数字を見ると決して悪くはない。打ち方がどうこうというよりも、配牌の影響が大きすぎる。結局のところ運ゲーなんだ。だから、下りるべきときにはきちんと下りて、相手に振り込まないようにだけ気をつけて、あとはただただ運頼みとなる。幸運だってずっと続くわけもなく、いずれはあるべきところに収束していく。だから、ただただ"振り込まないこと"が重要になる。そう考えると、麻雀ぜんぜん面白くなさそうだな。

 

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雀魂をはじめたときは、"称号"を持っている人と当たると、きっと強い人に違いないと思って身構えていたものだけども、実際に対戦するとそうでもないことが多い。ひとつには、麻雀が運ゲーに過ぎないというものがある。実力のある人と対戦したところで、運ゲーでは簡単に無双されることなんてないのだ。それともうひとつには、"称号"を獲得するほどにやり込んでいながら"銅の間"にいるということは、相当程度に負け込んでいる証しであって、決して強いことを意味するものではないということだと気づいた。雀傑に昇段するともう銅の間には入れないのだ。

なんでポッドキャスト概要欄のリンクすぐ死んでしまうん?

ちょっと前のドングリFMでなつめぐさんがさらっと言っていて、でもこれは全配信者が理解してほしいと思っているんだけど、Podcastの概要欄にリンク貼っても、必ずしもそのリンクは機能していないよねという話。ひとつには、Podcastアプリによってはリンクが機能せずにただの文字列になってしまう、というのがある。でもそれは文字列をコピペしてブラウザに貼ればいいだけのことなのでまだいいんだ。問題はそれではなくて、文字列としてのURLすら正しく貼れていないことがしばしばあること。

私はPodcast配信の仕組みがいまいち理解できていないところではあるんだけど、おそらくはどこか親になるサービスがあって、そこから他社サービスにもコピペするのか、自動で同時配信されるのかするんじゃないかと想像しているんだけど、どうやらその時に長すぎるURLがしばしば死んでいるっぽい。きっと親サービスのほうでは、長すぎるURLが途中から「……」の表示になってもハイパーリンクが正しく機能しているから問題ないんだろう。だけども子サービスでは、ハイパーリンクまでコピーされず文字列だけがコピーされて、三点リーダを含んだ文字列が貼られてしまうか、あるいは酷い場合には三点リーダまでをURLと認識して自動でハイパーリンクが補われて存在しないページへのリンクが貼られることもある。解決策がよくわからないけど、これはほんとどうにかしてほしい。どこかのプラットフォーマーの問題なのか?

 

 

 

ところで、最近はろくにテキストを読まずに、音声や動画で満足しがちで、それはコンテンツ消費に体力を要しなくて楽なんだけど、だけど本当にそれでいいのか、という思いがないわけでもない。音声がテキストに比べて楽だと感じるのは、たぶんそれは、視覚から情報を得るよりも聴覚から得たほうが楽だから、ではない。だってオーディオブックは消費に時間がかかるわりに全然頭に入ってこなかったじゃないか。Podcastが楽なのは、単に容易な内容しか得られていないからだろう。テキストで読めば物足りないと感じるものを、音声で聞いて満足しているということなのではないだろうか。

 

テキストを読んでいたときにはその感想や要約をテキストでアウトプットできていたけど、今はそれもできていない。アウトプットする際には再度該当箇所を読み直していた行為が、音声ではやりにくいというのもひとつの要因としてある気がする。知識を定着させるのにはそれが有用であったのに。でもそれは私が面倒くさがっているだけであって、音声メディアの構造上の問題ではないかも。通して聞くのが楽な分、部分的に振り返ることに難があるというトレードオフだとは言えそう。

めんつゆ届いた

これまでのあらすじ。

 

 

 

ということで、id:pero_pero さんから届きました。ありがとうございます。

不在票も無いのに、いつ行っても留守で連絡もないと宅配業者に文句言われたりもしたけれど、ようやく受け取ることができた。やったぜ。

 

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わざわざジップロックに入れて、さらに緩衝材で挟んでから、保冷バッグに入れてくれていたすごい

早速つゆを鍋にあけて温める。具が入っているのは聞いていたけど、想像よりも多い。そういう驚きがあったなら写真撮っておけばいいんだろうけど、そこまで熱意を持ってブログに臨めちゃいない。料理しながら写真撮る人、すごいよね。あれ、けっこう面倒くさい。

なんとなく温まってきたら豚の切り落としと舞茸を入れる。沸いたらネギを入れて、フタをして火を止める。コンロがふた口あればあるいは。

現実にはコンロはひと口しかないので、つゆを温めていた鍋は外して、別の鍋でお湯を沸かす。うどんを茹でるのだ。最近はヤオコーで売っている2食100円の生うどんがお気に入りで、粉がいっぱいまぶされているので茹で上がった麺がつるつるなのが好き。茹で上がったうどんを器に盛り、そこに先ほどのつゆをかける。

 

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思っていたよりも具が多かったところに、予定通りの具材を入れたので、なかなかに具だくさん

正直、めんつゆの味の違いなんてわかるだろうか、という不安があった。普段は大容量で安いからというだけの理由で、ヤマサの昆布つゆを使っている。。何のこだわりもない。めんつゆの違いなんて、私にわかるんだろうか。

杞憂だった。ぜんぜん違った。匂いが強い。魚の匂いだ。つゆがこんなにも匂うことある? 魚粉入れたってこんなに匂わない。魚粉はあまり多く入れすぎると粉が舌に残るし、匂いも生臭くなってしまうんだけど、このつゆでは何故か嫌な臭みがない。ぜんぜん臭くなくて旨みがすごい。市販のめんつゆのように甘くもないのでいくらでもいける。うまい。

今年から雀魂を始めて、段位戦の対戦数が100戦に達した。

雀魂は、オンラインの麻雀ゲームで、基本無料で遊べる。手牌にカーソルを当てるとそれが場にどれだけ出ているか、あるいは待ち牌が残りいくつあるかなどが表示されて、とても親切な設計がなされている。麻雀以外でのルール、部屋の分かれ方であったり、各種ポイントの意味などの説明が乏しい印象はあるが、そんなものはわからなくても遊べるし、知りたかったらググれば済む問題。

 

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100戦の対戦成績。1位率は36%、平均順位は2.15! にも関わらず、雀士3の初期持ち点である500を下回っている良くない状況。副露率が異様に高いのも気になるところ。放銃率はそんなに高くはないけど、先月は一桁であったのと比べると上がってきている。

というところから考えるに、あまり良くない手牌でも無理に鳴いて聴牌一向聴までもっていって、でもその頃には他家の手も揃っていて、本来であれば下りるべきところでなまじ自分の手もそろいつつあるために下りられないでいることが増えた、ということだろうか。無理に押さずに下りる必要性。

 

それと、平均和了が思っていたより高いなという印象。そんなに役を作れていないはずなのに、平均和了がそれなりに高いのは、たぶんドラなんだよな。ドラ1枚混ざるだけで1翻扱いになるの、どうも納得がいかない。二盃口よりも、喰い断にドラ3枚混ざっていたほうが点数が高いとかどうかしている。だからせめて喰い断とか赤ドラなんかは廃止すべきなんじゃないか*1と思うんだけど、雀魂では(というか世間一般では)それが標準とされているのが気に入らない。そして気に入らないと言いながらも、結局は私もドラ多いと張り切って鳴いて、ドラでかさ増ししただけの糞みたいな役で上がってしまうのだ。

 

*1:後付け無しと言われると、それもまた違うような気はする
完全先付け - Wikipedia