上海のタクシー運ちゃん、ぼくが日本人だと知って「頼むよ、戦争はしちゃダメだ。止めてくれ。お金がかかる、みんな損をする、誰も得しない。(平米)8万、10万元のマンションもタダ同然になっちゃうぜ。」 中国庶民の一般的な気分だと思う。 でも、ぼくに頼まれてもな。
— YAMAGUCHI Hidekazu (@yama8888) 2014, 1月 15
ああ、向こうでも同じ気持なのか、と少し安心すると同時にだからこそ余計に難しい問題だと感じた。
tweetをクリックすると、案の定素っ頓狂な返信がならんでいる。
中国人が悪いわけでも、中国政府が悪いわけでもない。いや、まったく悪くないわけではないけど、そこが根源ではない。もちろん日本が悪いと言いたいんじゃない。誰が悪いわけじゃない。強いて言うなら、誰かを悪者に仕立てないと満足できないことだ。そこにあるがままの現実があるのに、無理やり白黒付けたがるから話がこじれる。世界はそんな綺麗に線引きできるものではない。でも私にはそれを上手く説明することができない。
思い出したのは、ユーゴ紛争の物語を描いたスレッドだった。同じことが今、東アジアで起こりつつあるように思える。
「戦争の体験談を語るわ」目次 - BI@K accelerated: hatena annex, bewaad.com
そうだ、これを読めばいくら馬鹿でもわかるだろう、と思って開いたページのコメント欄に目眩がした。
どうやら釣りだったようです。
おお、そうか。馬鹿はこれでもわからないのか。