布団

布団を干すときに、

今日は敷布団、明日はシーツを洗って、明後日には掛け布団を

なんてことになるわけがなく、

どう考えても一日にすべてやらざるを得ず、

どう考えても一度にそんなに干せるわけもなく、

布団は外で日光に当てて、

そうするとシーツと布団カバーは屋内にロープを引っ張って吊るすしかなく、

しかしそんな簡単に乾くはずもなく、

今なお部屋の中を縦断するこの布団カバーに対して、しかしどうすることもできず。やり場のないこの気持ち。

もうすぐ夏が来る。

セミセルフレジとはなんだったのか

セミルフレジというのは、各商品のバーコード読み込み等は店員が行い、現金・クレジットカードなどでの精算のみ客が機械で行う方式のこと。セルフ精算レジと呼称する店舗もある。回転の速さだけを考えれば、セミルフレジが一番速いんじゃないかと思っている。まあ、もちろん商品にICタグがつけられていて、ゲートを通れば自動的に精算できるような仕組みがあれば一番だが、食品スーパーへの普及は現時点ではあまり現実的ではない。

今回はそういう理想的な話ではなくて、現実のヤオコーの話なわけだが、店員さんのレジ打ちが終わり次第、精算機の前へと移り、そこで客が各自支払いをするという仕組み、だったはず。つまり下の図のようであって、客が支払いを済ませている間に店員は次の客の分のレジ打ちを進めることができる。精算機が2台あるからもたもたしてるおばあちゃんがいてもよほどのことがなければ詰まることはない。

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ところが、だ。今日行くと何故かお支払いは現金ですか?と聞かれる。いえ、クレジットカードで、と答えるとレジの右下を指さされる。カードをこちらに入れてください、と。よく見るとたしかにカードを差し込めそうな何かが取り付けられている。どうやらそこにクレジットカードを入れるようではあるが、差込口が2種類あって、とっさのことでどうしたらいいか戸惑っていると店員さんが、ICチップ付いてるタイプですか? でしたらこちらに、みたいなことを言ってくれてようやく理解が追いつく。クレジットカードなんて期限があるだろうに、今どきIC非対応のカードなんて存在するのか。

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問題なのはIC云々ではなく、何故カード挿入が精算台ではなく、店員の打つレジのほうに設置されたのかだ。たしかに今回は端末がわかりにくくて、店員さんが目の前にいたことでいくらスムーズにできたという事実はある。だとしてもだ。本来そうした作業は精算機のほうで行うべきではないのか。カードの精算をしているあいだ、店員さんは、つまりは次の客も、余計な待ち時間が生じてしまう。クレジットの精算なんてほんの数秒で終わることではあるんだけど、どうも非合理なようでもやもやしている。

4年目のマストドン雑感

4年目ともなるとこれといって書くこともなくなる。私自身の利用も段々と減ってきているのを感じる。もうこの種の更新はこれが最後だろう。

pixivがpawooを放出したというのはそれなりに大きなニュースだった。*1 第一報を聞いたときにはかなり動揺した。でも、結局のところ、そのことによって何かが大きく変化した様子は見られない。

それよりかは、JP鯖が事実上の鎖国状態に陥ったことのほうが大きな事件だったかもしれない。今でもJP鯖に貼られた画像はpawooで表示されない。これでJP鯖からは人が流出するものかと思ったけれど、案外にも持ちこたえている。
pawooでも大きく人が減ることも、もちろん大きく増えることもなく、世間からは忘れられつつある中で、それなりの立ち位置をキープしているように見える。

私の利用状況としては、pawooは暇なときに覗く程度だけれど、gochisou.photoのほうが利用頻度が高い。これは食事の画像を載せるだけの鯖で、覚えていれば毎日載せるようにはしている。投稿したいなとは思っている。どうしてなかなか。それでも比較的続いているのは、目的が限定されているからではないかと思う。雑談鯖よりも、特色をもった鯖のほうが強い印象がある。

初年度から言い続けている持論だけど、マストドンは大規模運営よりも、趣味の中小鯖運営に適したものだと思っている。そうした意味では、マストドンは決して過ぎ去ったサービスではなく、今も堅調に役立っているのだ。一世を風靡することはなかったし、大規模インスタンスの行く先は不透明だけれど、マストドンのあるべき姿に落ち着きつつあるとも言えるんじゃないか。

 

chikada.hatenablog.com

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あの頃の嫌儲

これといって面白いエピソードとかはひとつもないんだけど、増田*1読んで、書いておいたほうがいいのかなって思った。この増田に限らず、嫌儲板が語られるときには何故かいつもそうなんだけど、嫌儲板はまとめサイトへの転載を厭う人たちを隔離するために作られ、それに伴ってもともとのニュース速報板から多くの人が移住したみたいに書かれることが多くて、それは必ずしも間違っているとは言えないけれど、私の知っている嫌儲板がまったく無かったことにされてしまっていることに不快感がある。嫌儲板が立てられてから、多くの人が移住するまでには数年間のブランクがあり、私が嫌儲板に居着いていたのはまさにその間だからだ。

嫌儲板が誕生して、数日の間は各所から新しい板に人が集まり賑わっていた。だけどそれは一週間続いたかどうか。多くの人は元いた板へと帰っていった。過疎だ過疎だと騒ぐ自治スレが一番伸びるような状態が数ヶ月続いたように記憶している。やがて過疎を憂う人も板から去り、自治スレも立たなくなった。現状を受け入れる人だけが残った。スレが100まで伸びることもほとんどない。煽りもなく*2平和なニュース系の板が営まれた。

何度か人口が増えて、トラブルが起こることもあった。ニュース系板のサーバでアクセス規制が起こると、書き込める板を求めて難民が流れてくるからだ。過疎板の住民はみな穏やかだが、大規模板から流れてきた人たちは、少し毛色が違う。来訪者をもてなそうという人もいたが、あまり歓迎していない人のほうが多かったんじゃないだろうか。難民たちが定着して板の人口が増えるようなことはなかった。規制による難民流入という現象は、その後も度々起こるようになった。

決定打となったのが何だったかは記憶が曖昧だ。どこかの実況系の板だったような気がするが定かではない。ある日大量の難民が押し寄せてきた。これまでの難民は、雰囲気の違う過疎板にいくらか遠慮しているところもあったんだろうが、このときの移民たちには容赦がなかった。あらゆるスレに大量のAAが貼られていった。あるいは自分の書きたいものと関連する単語を含んだニュース記事をソースにスレを立てては、アニメの話題や、話題とも言えないコピペが投稿されていった。ニュース記事に対する意見交換をすることができなくなった。それは数日で終わるものではなかった。私が嫌儲板を訪れることは減っていくこととなった。

嫌儲板がニュー速から隔離される形で生まれたことは事実だろうし、移民によって一大勢力に育ったことも間違いとは言えない。だけどその移民は、板の誕生時にニュー速から流れてきた移民ではない。誕生からから数年の過疎期を経て、その後に現れた民によるものだ。とはいえ、その過疎期を経ることで歴史的解釈を変える必要性があるわけでもなく、わかりやすい説明のために省略することにも合理性はある。しかし、省略され続けたまま、無かったことにされてしまっては、それも違う。だから、嫌儲板には過疎期が存在したんだという記録だけは残しておきたい。

インターネットについて考えている

考えているふりをしている。
実際のところ大して考えてなんていない。
ただ残念に思っているだけだ。
はてなブックマークはいつからこんなに残念なことになってしまったんだろう。
最初からこんなんだよ。何も変わってないよ。
数年前の私ならそう答えていただろう。
そう。はてなブックマークは前々から、淀んだ汚い場所だった。
でも、そんな場所が好きだった。
いろんな人がいた。
その大半は役に立たない屑だけど、たまに優れた知見があり、
あるいは役には立たなくても、ハッとさせられる気づきがあったりしたものだ。
もちろん今でも無いわけではない。
たまにはそうした発見もある。
だけど、以前はもっとあった気がしたんだ。
減ってしまったような気がする。
新しい出会いは減り、そのかわりに悪態が増えた。ような気がする。
前からそうだったような気もする。
私の捉え方が変わってしまったのかもしれない。
インターネットの夢から覚めてしまったのかもしれない。

テレビは見ないほうがいい、という言説をたまに見かける。
テレビの情報はデタラメばかりだから、見ないほうがいいという。
じゃあテレビを見ないでどうするのか。
まさかインターネットを見ろと言うわけでもあるまい。
インターネットほどデタラメにあふれたメディアなんて他にあるまい。
インターネットの中から真実を見つけ出せる人であれば、マスメディアの欺瞞に騙される心配だっていらないだろう。
でも多くの人はそうではない。
何が本当で何が嘘かなんてわからない。
私だってわからない。
うそはうそであると見抜ける人でないと難しい、という言葉がある。
でも、嘘を見抜ける人なんていない。
人類にとってインターネットの利用とは、それほど難しいものなんじゃないか。

飲食店の営業がわかりにくい件

飲食店の営業「自粛」が増え続ける昨今。
地域で営業している店が減っていき、入ったことのない店にも挑戦する機会が増える。
それ自体はぜんぜん構わない。

問題は、店がやっているのかどうかがわからないことだ。

 

店先に「お持ち帰りできます」とだけ貼っている。
店内飲食ができるのかどうかがわからない。
わからないけど、とりあえずドアを開けてみようとする。
しかし開かない。
鍵がかかっているのだ。
店内飲食どころか営業すらしていないじゃないか。
張り紙はしてあるけれど「お持ち帰り」すらできない。
そんな店が少なくない。

 

営業しているのか
店内飲食ができるのか
テイクアウトができるのか
それがひと目でわかるように示してほしい。

 

テイクアウトしたいときにもやはり困る。
店の外に「テイクアウトできます」とだけ書かれてメニューがないのだ。
店内で食べる場合、メニューを出さなくてもだいたいの相場はわかる。
でもテイクアウトの値段はわからない。
店内と同程度の料金なのか、もっと手頃な「弁当」が用意されているのか、わからないまま買う決断をすることができない。

営業している店舗が少なくなって、今まで利用したことのない店舗を利用しなければならない機会は増えている。
店側にしては、新規客を獲得するチャンスであるはず。
だけど、できない。
はじめて利用してみるには、与えられた情報が少なすぎる。
可能であれば料理見本か写真を提示してほしいところだけど、それは難しくても、せめてどんな持ち帰りメニューがあるのかは示してほしい。

油そばチャレンジ

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職場近くの二郎系の店*1が店内飲食をやめていたので、悲しみとともに油そばをお持ち帰りしてきた。

 

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二郎系というのは、ラーメン二郎をインスパイアした店のことであって、それはラーメンのようでラーメンじゃない。概してそれは餌と言っていい。だけどこの店のそれは十分美味しくて、所謂二郎系とは一線を画す。

 

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なるほど?

 

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麺は3玉、油は2パック、タレは4パック入っていて、配分のすべてが直感に託される。

 

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何故に麺画像だけが横構図なのか。謎は深まる。

 

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麺を茹でている間に湯煎していた油とタレを丼に用意する。

湯煎していた鍋でモヤシを湯がいている画像がありません。

 

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つまりこういうことです。

いつもと同じ味でウケる。少し味が薄いことを除けば。*2

 

*1:そんなに近くもない

*2:まだ2食分残っているので次はうまくやりたい