ラジオとか店内放送なんかで久しぶりに聞く曲ってあるじゃん? 昔好きだった曲とか、何か具体的な思い出と紐付いている曲なんかだと急にこみ上げてきたりするんだけど、たいていの曲はそうではない。そうではないんだけど、LOVE PSYCHEDELICOが流れていると、これめっちゃいい曲だな、と思うことが数年ごとにあって、何ら思い出も思い入れもない、名前すら知らない曲でそう思えるのは本当にいい曲なんだろうな。当時はそんなに思わなかったけど。

 

 

統一地方選は、もうすぐだなと思ってから、終わるまでが早い。ちょうど忙しい時期だったのもあるし、あまりメディアを追えていなかったのもある。

もう10年くらい期日前投票しか行ってなかったけど、気がついたら終わっていたので、久しぶりに当日に投票所に行った。もう何年も住んでいる土地なので、小学校の存在は知っている。案内葉書を見れば、あーあそこねとは思える。だけど当日いざ行ってみても、投票所はこちらみたいな案内板もなければ、投票に行く/行ったであろう人たちをすれ違うこともない。本当にここであっているのか不安になる。カバンから葉書を出す。書かれた学校名と、門に書かれた名前を見比べる。たしかに合っている。門の中に歩いていく。何の案内もないけど、きっと体育館だろう。それらしい建物のほうへと向かう。一人の大人ともすれ違わない。投票日当日の投票所は人が混み合っている印象があって、それも当日に行きたくない理由のひとつだったんだけど、投票に来ている人には一人も出会わない。遊んでいる子供たちがいるばかり。珍しい、見知らぬ大人に、子供たちが目をやる。本当に大丈夫なんだろうかと不安が高まる。

体育館の前まで着くと、ここは出口ですみたいなことを書かれた掲示が見つかる。入り口はあちらみたいに矢印が引かれる。それはもっと大きな看板に掲示してほしいし、できれば校門にも書いておいてほしかった。結局、投票を終えて門を出るまで一人ともすれ違うことはなかった。もともそういう地域なのか、期日前投票が増えているのか、あまりに投票率が低くなったのか、そこまではわからない。投票率は低かったとはいえ、今回だけが特別に低かったわけではなさそうなので、もともとそういう地域なんだろう。

統一地方選では、一桁票数差での当落が複数見られたりと、なかなか面白い選挙戦だったことをあとから聞く。公明党が票読み間違えて複数の落選者出したとか面白すぎる。複数出したのが初めてだとか意味わからなくない? 今までどんだけ正確に分析してきていたんだよ。立憲民主の低調は大選挙区でも変わらず、選挙協力が云々の話でもないことが明らかになってしまった。

 

 

Amazon MusicLOVE PSYCHEDELICO聞いてみてたけど、案外そうでもないな。急に不意打ちくらうから良いものなのか。わからん。