ジョゼのアニメのツイート

これ流し去らないでストックしたほうがいいような気がした。

 

b.hatena.ne.jp

 

 

 

 

基本的に私のスタンスとしては、作品の媒体が変わる際に原作を忠実に描く必要なんてないと考えていて、だからここでも、ある程度は譲歩しながらも、それでも許せない点を語っている。原作においてきちんと描かれていた部分を、アニメ化するにあたって削ぎ落としただけでなく、障害者をステレオタイプで描き、差別の再生産を助長していることは許せないと思ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実写ジョゼは素晴らしい映画であって、そこでは障害者女性の生々しい現実が描かれている。でも、障害者女性のリアルが描かれているからジョゼは素晴らしい映画なのか。そうではないな、と思った。障害を主題とした作品でないのであれば、障害を描いた部分に改変があっても、それは非難される謂われは無いのではないか。

現実的な汚い部分を描かないことで、作品自体のリアリティが失われて、駄作に変わってしまっている可能性はあるだろう。そうであるならば、改変したことを責められるの当然だ。でもそれは、作品を観てから評するべきことだ。観た上で、駄作であればそう批判するべきなんだ。見る前から、描き方を変えたことそれ自体を責めるのは違うのではないか。

というのがひとまずの私の結論であって、でもきっとこの映画、見ないんだろうなあ。