今月めっちゃブログ書いてるような気がしてたけど気のせいだった。まだ10本目らしい。2日に1本以上のペースのような錯覚。
感染症の影響で仕事が暇なので、最近はネットばかり見てる。そうすると近頃あまり見てなかったブックマークコメントを見る機会も出てきて、それで失望したり、憤ったりしていた。そんな中で昨日の夜か、見かけたツイートによくわからないくらい動揺している私がいた。
noteはマジでいいですよ。もう「無料でフリーアクセスな空間」は限界が来ていると思います。 https://t.co/N192VOHP0N
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー)🌒 (@terrakei07) 2020年5月24日
熊代先生を含め、古くからのネットの書き手たちのなかには「WWW(ワールドワイドウェブ)」の理念に対して、ある種の義侠心をいまも大切にしている方々がいて、敬意に値する。一方の僕は、とてもではないがもう無理だと思う。
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー)🌒 (@terrakei07) 2020年5月24日
限界かあ。
— 近田(うし) (@chikada06) 2020年5月24日
私自身は100しかフォロワーいないし、被害も受けてないし、でも酷い有様はいろいろ目にしてて、
— 近田(うし) (@chikada06) 2020年5月24日
だから「そんなことない」とは言えないよなあ。
いや、実際私自身もはてなから逃げてきてるな。
— 近田(うし) (@chikada06) 2020年5月24日
はてながダメだとかTwitterが死んだとかならまだいいんだけど、
— 近田(うし) (@chikada06) 2020年5月24日
ワールドワイドウェブが限界というのは、それを否定できないのは悲しいなあ。
なんかわかんないけど、けっこうへこんでる。
— 近田(うし) (@chikada06) 2020年5月24日
ワールドワイドウェブを信奉する気持ちは私の中にどこかあって、それが直接的にではないにしても、私がこうしてインターネットに言葉を残す理由のひとつにもなっている。だけどそれが失われつつあって、そのことに気づいていないわけではなかったけれど、気づかない振りをしていた節はあったと思う。ワールドワイドウェブの限界を見て見ない振りをしていたところで、こうして言葉にされてしまって、認めざるを得なくて、それでショックを受けていたんじゃないかと思う。信仰が崩れ落ちていく。
そして、今日だ。今度はそんな抽象的なものではなく、mstdn.jpというひとつのサービスが終焉を迎えることが決まった。JP鯖は国内初のマストドンサーバー*1で、一時は世界一のユーザー数をも持ち、運営母体は変わりながらも3年の間日本のマストドンを牽引してきた。それが来月いっぱいで閉鎖されることが発表された。
マストドンはコストがかかるばかりで何の利益もうまないサービスであることは明確で、運営の分散型ソーシャルネットワーク機構がさほどやる気のないことも目に見えていたことで、少なからずショックはあるものの、ある程度は想定できていたことだ。だけど、そこで挙げられていた理由が、誹謗中傷に対する法的な対応ができないため、というのがまたつらい。まだ何ら法規制が強化された事実もない中で、翌月にはもう閉鎖するというのだから、本当にそれが理由であるのかは疑わしいことろではあるんだけど、大義名分としてはそこを挙げているわけで、これはまたちょっとムズ痒いんだけど、そのあたりはまた落ち着いたら書きたい。