電気圧力鍋

買った。

 

もうひとつAmazon|シロカ マイコン電気圧力鍋 クックマイスター ホワイト SPC-101WH|電気コンロ・クッキングヒーター | 通販とどちらにしようか悩んでいたんだけど、スロークッカーも厳密な温度管理による低温調理ができるわけでもなさそうなので、より容量の大きいワンダーシェフのほうを買うことにした。

 

 

 

 

というわけで、今日届いたので早速使ってみた。

 

 

手羽元2kgとカットトマトを2缶、味覇的なあれとニンニクを適量入れる。あとは、フタをして、「お好み」のボタンを1回押せば勝手に調理を始めてくれる。めっちゃ便利。

 

 

 内蔵センサーが調整してくれているから、火加減を見る必要もない。たまにカチッ、カチッって音がするから、しっかり制御されていることがわかる。

 

 

しかし、あまりに静かすぎるんだ。いくら電気式とはいえ圧力鍋だぜ? いくらかは蒸気が漏れたり、なんらかの動きがあってもいいはずだ。どうも様子がおかしい。これで本当に大丈夫なんだろうか。

 

 

釜の内側に「最高水位線」というものが引かれてはいるんだけど、説明書には「3分の2以上の内容物を入れて使用しない」という注意書きがあり、もしかすると固形物は水位線よりもさらに下にないといけないのかもしれない。2/3は無理だけれど、せめて液体に隠れるくらいまでは下げようと、肉を減らしてもう一度試してみる。

 

 

耳をすましてみると、グツグツと煮えている音が聞こえる。今度こそはうまくいくだろうか。だけどやっぱり圧力のかかっている様子がない。

 

 

結果は、先程よりはマシ、という程度のものだった。

 

 

量を入れすぎたことによってうまく作動していないのか、あるいは初期不良なのか。冷凍モモ肉も2lg買ってしまっているので、手羽元を食べ終えたら試してみたい。 

 

 

 


 2017/02/08追記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

送り返すの正直面倒くさい。。。

不良品なのかもしれないし、だとしたら送り返さないとどうしようもないんだけど、ただ、そうじゃない可能性もあるんじゃないかと思ってるんだよね。取扱説明書では、調理のボタン操作についてはすごく丁寧に説明しているんだけど、そうじゃない部分についてはほとんど説明がない。たとえば、「3分の2以上の内容物を入れて使用しない」の記述だって、「内容物」が固体のことなのか液体も含めてなのか、鍋のフチから3分の2なのか「最高水位線」から3分の2なのかもわからない。パッキンが「正しくセットされていますか?」と言われたところでこれが正しいのか確信が持てない。そうしたところを聞きたかったんだけど、こちらの話を途中で遮って、返送してほしいと言われてしまうと、面倒くさいなあという思いが強い。そりゃあ向こうだって忙しいのはわかるよ。電話もコールセンターに繋がっているわけではなさそうな雰囲気だった。現物が目の前にあるわけでもないだろうし、いつまでも電話にかまっていることもできないんだろう。でもこのまま送り返して、向こうで調べたけど問題なくて、だけど再送された品で試してもやっぱり何かがダメで、ってことにもなり得るわけじゃん? ならないのかな。どうなんだろう。

 

 


2017/02/26追記

 

 

 

 

 

 

 

たぶんこのときには、具材に対して水分が少なすぎたんじゃないかと思うんだ。それでうまくいかなかったんじゃないかと。そして、以下が今日の様子。

 

 

 

 

 

良かったですね。

実際にワンダーシェフの電子圧力鍋がどれくらいの割合でトラブル発生しているのかわからないけど、Amazonレビューを見る限りだと少ないわけではなさそうなんだよね。もともと圧力鍋メーカーではあって、家電や電子機器メーカーではない。一般論として商品製造を外注するとどうしても自社工場製品よりも不良品は多くなりがちだし、ノウハウ無いままに安価な業者に頼むとその傾向はより強まりそうだなあと想像できる。ちゃんとした製品さえ届けば、操作は難しくないし、容量もそれなりに入るし、レシピ本のメニューも豊富だし、決して悪い製品ではない。1万円余りで買える商品としては、十分すぎるほどに役立っている。では、この電気圧力鍋を他人に薦めるかというと、それはもう少し考えさせてほしい。

お前の態度が気に入らない

私は、言い方がどうこうとか、日頃の行いがどうこうとか、そういうのが苦手だからリアルな人付き合いよりもインターネットを好きこのんでいるんだけど、そうじゃない人も多いんだなあというのが今回の騒動への印象。

 

b.hatena.ne.jp

 

 

結局のところお前の態度が気に入らないというだけの話なんだと思っている。ブラよろ無償化した佐藤秀峰はそんな叩かれ方はしていなかった。いや、まあ彼は彼で余計な敵を作りすぎで、毛嫌いしている人も少なからずいるようだけれど。

 

「無料公開」によって市場が崩壊する理由を解説したイラストが話題に ソシャゲー、ユニクロ、web漫画、いらすとや、ダンピングによって壊れる日本 - Togetterまとめ


要はフリーミアムでしょ。もう手垢の付いた商法じゃん。何も新しいことなんてしていない。ただ煽りが上手かっただけ。ただお前らが釣られただけ。煽り耐性低すぎ。それでムキになっちゃって、後付け理由で批判して、だけど綻びだらけで猫灰だらけ。もうアホかと。

 

 

どうやら年末年始はそういう時期らしく一年前も似たようなこと書いてる

年末そんなにネットから離れてたっけ?ってくらい未読の話題が後を絶たない。「正しさハラスメント」の件*1、私は提唱者と近い考えで、ネット言論が初心者狩りをしているような現状は望ましくないと思うようになり、個人ブログやTwitterの発言には寛容になるよう気を付けている。ただまあそれについては考え方の問題であって、より正しく指摘することが大事だと考える人も当然いて、いろんな人がいるからインターネットは面白い。だから、反対の意見であってもある程度は許容していきたいんだけど、インターネットは公の場だから間違った情報があることは許されないとか書いてる屑がいたのは流石に死ねばいいと思った。

 
で、だ。話を戻すと、問題は私がいろんな情報を追い切れていないことであり、閲覧環境を改善していかないといけないなあなどと考える。
現在のネット情報源としては、
  トップ / ロイター / ハフポスト/ 読売新聞 /東スポ / 日本政府 /Twitter
  村はてブ / NHKニュース / ロイター/ ハフィントンポスト / AFP / 他ブログ複数
増田(masd)
Tumbler

となっていて、その中で実際に毎日チェックしているのが、smartnews、TWリストのフォンダンショコラ、増田くらいで、時間があればTWタイムラインとfeedlyを見る程度。なのでいろんな情報が抜け落ちている感。

たぶんもっとfeedlyを欠かさず読み込んでいくべきなんだろう。そのためには拾ってくるニュースが多過ぎる。NHKは100ブクマ、それ以外は15ブクマとかで絞ってはいるんだけども、もう少し閾値を上げたほうがいいのかもしれない。
理想としては、smartnewsのUIでRSSが消化できたらいいのにな、などとも思う。あの軽さ、見やすさ、使いやすさは圧倒的だろう。グノシーやプレッソも似たようなかたちではあったけれど、あまりに違う。掲載メディア数がとか、スマートモードがとかそういうところ以前に、あの使いやすさ! それがもっと賞賛されてしかるべきだと思うんだけど、どうもそうした声が大きくない不思議。
あとはTwitterかな。一番よく見るリストであるフォンダンショコラの情報量が少ない。ほとんど見ることのないブラックサンダーと統合の上、人選を考え直す必要がありそうだ。
本当はマイホットエントリーとかをもう少しうまく使えたらいいのかもしれない。でも他のツールとの重複があまりに多く、かといってすべてを網羅するまでには至らず、情報が速いわけでもなく、使い勝手の良いアプリがあるわけでもなく、使いあぐねる。ううむ。
 

*1:どうしてこういうものこそトピックにできないのか。

本文「正しさハラスメント」を検索 - はてなブックマーク

年始から出勤だっていうから来てはみたけど、案の定仕事なんてなくて、暇だから家にいるのと同じようにネットを見漁っている謎タイム。きっと所定勤務日数内なら出勤させても休ませても支払う給与が変わらないんだから、それなら出勤させればいいじゃないという糞発想によるものだろう。滅んでしまえこの糞企業が。とは言っても、逆に休みなのに電話だけ転送されるようにしようものなら、その苛立ちは今の比でないことも明白であり、まあ致し方ないところなのかなあと思わなくもない。
正月が暇なのは、一部接客業を除けばだいたいみんな同じようなものじゃないかと思うのだが、どういうわけかネットが過疎ってる。なんだお前ら、リア充ぶりやがって。正月なんてどうせ自宅でダラダラしてるか、実家に帰ってダラダラしてるか、旅行に出たって結局混雑でダラダラせざるをえないわけで、なんなんだお前ら、義実家であたふたしているお嫁さんや、それを向かえる姑さんばかりじゃないはずだろ。もっと書き込めよ。ネットに入り浸れよ。
しょうがないからfeedlyに埋もれてるちょっと前のエントリーを漁ってくわけじゃん。なんかよくわからないけど、やまもといちろうが無暗に叩かれてるじゃん。曰く、やまもとは正義で戦っているのではなく、私怨によるポジショントークだ、と。もう馬鹿かと。だって誰もやまもといちろうを正義の味方だとなんて思ってないだろ。ヨッピーだったらいくらかそう思われる節もありそうだけど、やまもといちろうだぜ? どう考えても無理な話だろ。本人だってジャーナリストを名乗ったこともないだろ。
そもそも、利害関係があってもなくても関係なくね?というのは私の持論なんだけど、それを何度言っても理解されないことは最近だいたいわかってきたよ。利害関係があろうとなかろうと、煽ってる言論は割り引いて読めよ。誰が書こうと事実は変わらないんだから、あとは読むほうの問題だろ。本当の馬鹿はあることないことデタラメに書くから、何が本当なのか見当も付かないけど、ああいう狡猾な詭弁者は滅多に嘘を吐かないから、敢えて触れないこと、敢えて部分否定していること、敢えて喩え話を持ち出していることなんかを考えればだいたいの筋は掴めるだろ。自分が馬鹿だからわかってないだけなのに、嘘を吐いていない相手を悪者みたいに仕立てやがって。煽るだけ煽っておいて、にもかかわらず結局なんら悪事も出てこず、それなのになんでお前らそんなに満足げに石投げてんだよ。違うだろ。投げるんだったら、何の悪事も明るみに出せなかった肩透かし野郎に石投げろよ。いや、別に投げなくてもいいんだけどさ。どうしても投げなければならないのならくらいの話。そもそも石を投げるのとか良くないよね。危ないしさ。仕事も終わったし、明日は休みだっていうし、まあ新年くらいもう少し大らかに過ごそうぜ。

とびだせ ブックマークコメント大賞 2016

年末です。はてな東証マザーズ上場*1に始まった2016年も、増田の新語流行語大賞受賞*2で幕を閉じようとしている年末ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。はい、そうですね。では早速いきましょう。

 

 

 

もはや「リセットボタン感覚」という言葉をお説教に使える時代は終わった: 不倒城

どうでもいいけど、「人生はクソゲー」と「CLANNADは人生」がどちらも真であるならば、「CLANNADクソゲー」となることに気づいた。

2016/01/12 14:40

b.hatena.ne.jp

 

 「人生にリセットボタンはない」と言われがちなリセットボタンだけど、実はゲームキューブ以降メジャーなゲーム機には付いていないという記事へのブコメ。本文との関連は薄いコメントながらも、これはすごい発見なのではないかと思ったけれど、検索すると同様見解がけっこう出てきた。

 

 

 

スネ夫はまだ優しい

三人用のゲームはまだわかるよ。「三人用のビデオテープ」もスネ夫は持ってる。

2016/01/19 11:46

b.hatena.ne.jp

 

仲間に混じれず人知れず新年会を退席した自らを、仲間外れにされるのび太に喩えた増田に付けられたブコメ。まさかとは思ったが、本当に『ドラえもん』44巻に記述があるらしい。*3

 

 

 

「イギリスはメシマズ」話を「ポリティカル・コレクトネス」の面から考える - Togetterまとめ

3枚も舌があるのに!?

2016/03/01 19:58

b.hatena.ne.jp

 

イギリスの料理はマズイというのは差別的であり避けるべきではないかという記事に付けられたブコメ第一次大戦時のイギリスの三枚舌外交を、料理を味わう舌に掛けてのジョークである。不謹慎だと言われるとどうしても避けてしまいがちだが、さらに国ネタを重ねてくるところに逞しさを感じさせる。

 

 

 

乚巨丁丶与 巨以了口丫 巨以巳乚工与汁

何書いてるのかさっぱりわからないけど、なんとなくデカイおっぱいはエロいって言ってる気がする

2016/07/29 20:24

b.hatena.ne.jp

 

アルファベットを形の似た漢字や記号で記した暗号に対して付けられたブコメ。おそらくは「巨」と「了口丫」にイメージが引きずられての解釈だろうが、気持ちはわかる。

 

 

 

オタクが私にくれたもの

こういうの見るとおれが高校生の時好きな子の家の玄関にTRUE LOVEのオルゴール置いてダッシュで逃げた後電話して「誕生日おめでとう玄関見といて」って言った黒歴史の瘴気がちょっと薄らぐのでありがたいんすよ

2016/08/31 11:47

b.hatena.ne.jp

 

 オタクとされる複数の同僚社員からもらった喜ばしくないプレゼントの数々を綴った増田へのブコメ。小4~5くらいなら微笑ましいエピソードだが、高校生にもなって好きな子の家の玄関にオルゴールを置いていくというのはかなりの奇行。場合によっては被害者に心的外傷を与えかねない。何故ここで自らの犯行を公表する必要があったのか、まさしく「謎の告白」である。

 

 

 

流石に草という慣用句の意味を教えてください

ローリング・ストーンズ(流石)のミック・ジャガー大麻(草)不法所持で逮捕、入国拒否されて初来日公演がドタキャンに。チケット買ってたファンが口々に嘆いた故事から「もう笑うしかない」って意味の慣用句に。

2016/10/20 01:39

b.hatena.ne.jp

 

「流石に草という慣用句の意味を教えてください」という大喜利狙いのブクマ乞食に付けられた付けられたブコメ。「流石」をローリング・ストーンズ、「草」を大麻に擬える様は見事としか言えない。「流石に草」のもととなる故事としてはデタラメだが、入国拒否による日本公演の中止自体は実際にあった出来事。*4

 

 

 

ブコメに同意されるとつまらん、否定されるとイラつく

おでんの美味しい季節ですね

2016/10/29 09:44

b.hatena.ne.jp

 

肯定されても否定されても不満を抱くというわがままな増田に付けられたブコメ。肯定でも否定でもないどころか、増田の記述とはまったく関係ない内容が、さも本文に即したかのようにさらっと記される。ここまで当たり前に無関係な記述というのは、並の胆力でできることではない。

 

 

 

旦那のタスク管理が下手過ぎる

学習塾に通って大学に入る子には能力は高いが自分でマネジメント出来ない場合があるからあなたがマネジメントできれば良いんだが。ハックルさんが生きてたら大喜びで俺の本を読めとかいうネタじゃねーの。

2016/11/22 07:28

b.hatena.ne.jp

 

プライベートでのスケジュール管理が下手な夫への愚痴を綴った増田に対するブコメ。学業に秀でる一方で、私生活には不備の多いタイプは少なくないという指摘はもっともらしく、増田が夫のマネージメントをしていけばよいというのも決して間違っているとは言えない。しかしハックル先生こと岩崎夏海*5は、「生きてたら」ではなく今もご健在である。

 

 

 

いかがでしたでしょうか

今年は昨年にも増して私の観測範囲の狭さが一層際立つ結果が現れてしまい、もっと精進せねばとは思うんだけれど、以前ほどにweb閲覧に時間を裂けない環境になってしまい如何とも。

ブコメ」とは少しズレるけれど、今年は引用スター芸が目立った印象がある。特に「よしこ」の活躍がめざましかった。

f:id:hungchang:20161225103855p:plain

よしここは俺が実験台になろうではないか。 - sabacurry のコメント / はてなブックマーク

よしこに関するsabacurryのはてなブックマーク

 

引用スターは、文字をドラッグしたままスターボタンを押すことで、ドラッグされた文字情報をスターに引用することができる機能。はてなブログスマートフォンからの引用スターにも対応しているのに、ブックマークでは未だ実装されていない。*6 Firefoxを使用すれば、複数箇所を同時に引用することもできるようで、上記のような引用芸が繰り広げられている。

 

 

他に今年の象徴的出来事としては、増田の10周年*7があった。またそれに伴う、といっていいのかどうかわからないけど、スパム対策措置*8も取られるようになり、その件については思うところがあって先日ブログに書いた*9ので、興味のある人だけ読んでください。

ベスト増田を記事にまとめたりはしていないけれど、ブックマークタグを作っているので、暇で暇でどうしようもない人は覗いてみてもいいかもしれない。

 

 

個人的には、つい先日久しぶりにkun-maaさんから相変わらずなブコメ*10が付けられたのが感慨深かった。

一時的に頻繁に現れてスターやブクマを付けては、私が返礼をしないことに気づくとそそくさと帰っていくアカウントは少なくないけれど、kun-maaさんはこんな閑古鳥の鳴くブログを長期に渡って購読されている。その間に私から彼のブログに付けたブクマは1件だけ*11なのにだ。つまり、彼は所謂互助会スパムではない。だけれど、その特徴的なブコメから、やり玉に挙げられているのを見かけることもある。

互助会問題についてはここでも何度か書いてきた。*12 互助会の何が悪いのか明確に定義されないまま、何となく嫌なことを全部まとめて互助会のせいにしている印象がぬぐえない。多くの問題は、新規流入層のブックマーク傾向が自分と趣味が合わないというだけではないか、と私には思える。そうだとすると、悪いのはお前のアンテナの低さなんじゃね?いつまでもホッテントリなんて見てんじゃねえよ。お気に入りを利用するとかはてなNGを入れるとか村はてブみるとかやり方はいくらでもあるだろ。まあこの辺は去年も似たようなこと書いた気がするからもういいか。そんじゃーね。

 

 

 

 

用賀 1010 Noel Dr.クラシックアボカドバーガー

外看板の雰囲気や、テーブルに置かれるハインツのケチャップ&マスタードから、あまり期待はしていなかった。デリバリーを扱っていると聞いたときには、ハズレかなと覚悟した。商品単価の高さに一抹の期待を託した。

f:id:hungchang:20161221115059j:image

運ばれてきた皿からは、肉の匂いがする。これは良バーガーに違いない。お洒落盛り付けに戸惑いながら、肉の上に野菜を重ねる。その上に、バンズを重ねて、押しつぶす。十分な手応え。本物の肉とバンズが使われていることを確信する。包み紙に入れ、口へ運ぶ。かじり付く。肉の匂いが広がる。うまい。少し薄めの味付け。その分素材の味が感じられる。牛のうま味が。アボカドの滑らかさが。マヨネーズの……、マヨネーズなのかな? もしかするとこれがサワークリームというものなのかしら。勘違いかもしれない。文化資本が不足している。子供の頃に食べたことないものの味って、いったいどこで覚えればよかったんだろう。まあ、要するにあれだ。味がする。お洒落バーガー店で1000円払っても、脂身を混ぜ込んだハンバーグに甘いケチャップをかけただけで満足している店も多いけど、ここのハンバーガーはしっかりと味がする。美味しい。

f:id:hungchang:20161222012854j:image

本当はランチタイムはカード払いNGらしいんだけど、現金の持ち合わせが1000円ちょっとしかなくて、カード払いOKならドリンク頼みたいけど、現金のみだったらハンバーガー単品になっちゃうって相談したら、それじゃあ忙しくなる前に先払いならということでクレジットに応じてくれた素敵店員さんありがとうございます。

ここにタイトルが入ります

今会社から電話が入って、暇だから直帰しちゃえの指示が出たぞやっぽい!とか呟こうとしてしまったけど、そんなことするとあれでしょ?検索されて垢バレするんでしょ?知ってる知ってる。しかしよくよく考えると、ブログに書いたことが見つからないで、Twitterのほうが見つかりやすいって、もしそれが本当ならインターネットの構造がちょっと歪になってきているよなあとか思う。もし本当ならの条件がFである可能性も十分あるわけだけれど。
思考の前提となる認識が間違っていたら、どんなに考え尽くしても正しい結論は得られない。当たり前のことのようではあるが、だがしかしちょっと待ってほしい。はたして私は何かに対して真に正しい認識を持っているものなどあるだろうか。よく死に損ないの爺さんが心配する親族に対して、自分のことは自分が一番良くわかっているみたいなことを言う。本当に言うのか知らないが、そんなシーンをドラマでよく見る。具体的な作品名は挙げられないけど何度かみたことあるような気がする。もうそういうのがよくある体にして話を進めよう。爺さんはよくわかっていると言うけど、私は自分の体のことなんてちっともわからない。自分の体温も血圧も心拍数も血糖値もわからないし、それが普段と比べてどうなのか、標準値と比べるとどうなのか、ちっともわからない。腹が減っているのはわかる。体がエネルギーを欲しているんだ。そう思ってモリモリ食べるとブクブク体重が増していく。どういうことだよ、もっと食べろという合図じゃなかったのかよ。もうお前が何考えてるのかわかんないよ。
オーケーわかった。人体の神秘は現代科学でも解き明かされていない部分が多々ある。ここで例示には不適切だったかもしれない。もっと馬鹿でもわかる例を挙げよう。"1+1"はいくつだろう。これならどんな馬鹿でもわかる。答えは"2"だ。何故か。それは1に1加えたものを2であると定義したからだ。どんなときも例外なく答えが定まるので抽象概念は便利だ。だけれど、である。我々は本当に1を正しく理解しているんだろうか。たとえばよくある話題に、"0.99999…=1"なのかというものがある。1を3で割ったものが"0,33333…"であり、その3倍が"0.99999…"なのだから当然に"0.99999…=1"だと言われる。本当にそうだろうか。"0.99999…"は1よりも"0.00000…"だけ小さいはずではないだろうか。近似ではあるけど、イコールではないんじゃないの? そう言われたら返す言葉がない。私は"0.99999…"が1であることを知っているだけであって、理解してはいない。
実は私は"1+1=2"でさえ真に理解してはいなかったんだ、という極論を言っても仕方ない。すべてをすべて正しく理解することはできないんだから、複雑な事象を考えると、微々たる間違いが重なっていって、導き出される結論がどうしてもズレてしまうことがある。あるいは、理論上は正しいはずなのに、現実はそれに重ならない。だからといって理解を深めようとする試みが無駄だというわけではないけど、途方もない道程に嫌気が差すこともあるよねという話。