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俺の知ってるTwitterと違う

インターネットは能動的メディアだとかよく言われる。自分の好みにあったコンテンツを探し出せるところは本当に素晴らしいんだけど、その一方で自分の趣味にあわないものはどうしても目に入らなくなってしまいがちだ。最近は自分のTLも日に日にはてな色が濃くなっていってることを薄々感じながらも、それでも頭痛くならない程度にはいろんな人たちをフォローして、そこそこにバランスを取ってきているつもりだった。つもりだったのに、まさかこんなことになっていようとは思いもしなかった。

 

ツイッター分析:小保方氏会見への応援・支持、批判の2倍に - 毎日新聞

小保方氏が記者会見した9日のツイート(投稿)を、毎日新聞世論調査室が開発したツイッター分析ソフトで解析した。小保方氏に言及したツイートの中で支持/不支持に言及したもののうち、小保方氏を応援する声や会見の姿勢を評価するツイートは批判の2倍以上だった。

 

 俺の可視範囲だと9:1かそれ以上の差がついて小保方批判ばかりだ。正直に言ってしまうと、多能性細胞の存否とか論文の是非ではなく、研究者一個人を擁護するとか非難するとかいうのが気持ち悪いし、しかもそうすることが科学的だと言い張ってる人までたまにいて、これが科学教育の敗北かと陰鬱な気持ちにさせられるんだけど、まぁ俺が細胞生物学を理解できないのと同じように、科学的思考を謳う人の中にも科学哲学がわからない人がいるのは十分に自然なことだし、ならせめて俺はそうした醜い姿を晒さないように気を付けようと思ったので、だからこの話題はここで打ち切って話を戻す。

毎日新聞の調査結果が、俺の見ているTwitterとあまりに違った!

もちろん調査に用いたアルゴリズムがいい加減だった可能性は大いにある。皮肉の表現を文字通りの賛意に受け取っていたり、批判者は固有名詞を出さない場合が多く集計をまぬがれていたりするかもしれない。でもそれらが、結果を覆すほど圧倒的多数だというのはいくらなんでも考えにくい。どんなに多く見積もっても賛否が半々といったところがせいぜいだろう。

どうしてこんなにも俺の目に映るものと違うんだ。決して自分の気持ちいい言葉ばかりを集めたTLでもないはずなのに、ここまで違いが出るものなのか。ある程度の偏りがあるのは仕方ないけど、ある程度で済む程度でもないだろう。世論の大勢によって正しさが決まるわけでもないし、それを知りたくてTwitterを使っているわけでもないんだけど、自分の見ているTwitterとこの国のTwitter全体とがこんなにも乖離しているというのはショックだし、自分の目に入ってきていた情報がどれだけ偏っていたかを思うと情けないというか恥ずかしいというか。インターネットとの向き合い方を考え直した方がいいのかもしれない。