無限

生きていれば無限の可能性が待っているんだというのは若かりしアーロンさんの名言だけど、3歳児に待っている可能性と30歳児に待っている可能性は、どちらも無限ではあっても大きく違う。

たとえば0以上10未満の数字というのは無限にある。自然数に限ってしまえば9つしかないけど、小数とか分数とか無理数とか含めちゃうと際限が無い。それが今度は0以上20未満となると、たぶん10未満のときの2倍はあるはずなんだけど、どっちも無限なんだよな。
「無限」で検索してみると、どうやら無限にもいろいろあって、でもどれも無限であることには変わりないので、大きさを比べることは無意味だとかいう見解が得られる。"∞-∞"は無意味。"∞×0"は無意味。
無意味ってのはゼロで割る論争でよく見る言い回しだから、もしかするとこの辺りはゼロで割ると同じように宗派によって見解が違うのかもしれない。そんな論争こそ私には無意味であって、今問題となるのはどうやったら不労所得で生きていくことができるかということであり、もしその可能性が含まれないなら無限の可能性なんて何の価値も無いということだ。どうやら無限はオールマイティではないらしい。