自販機で買ったチャンジャがうまかった話

阿佐ヶ谷の商店街の外れに伽倻という韓国家庭料理の店がある。まあ、入ったことはないし、私が通りがかったときにはシャッターも下りていたんだけど、店先に自販機が置かれていたのが気になった。

 

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焼肉やら餃子やら最近街なかでよくわからない自販機を見かける機会が増えた。ちょっと気になって覗いてみては、馬鹿みたいな値段でそのまま通り過ぎることが多かった。でも、この自販機はそんなに高くない。自販機ビジネスを目論んで家賃を払いながら設置している自販機ではないことは一目瞭然だ。なんせ韓国料理店の前で、韓国料理が売られているんだ。どう考えたって、この店のものだろう。俄然興味がそそられる。そうしてうっかり買ってしまったチャンジャが美味しかったという話。

自販機から出てきたときには凍っていたから気づかなかったけど、家に帰って取り出すと、ポリスチレンの惣菜容器*1の中には密閉されたポリ袋*2が入っているものかと思っていたけど、ロール式のビニル袋*3の口を結んでいるだけのものだった。ちょっと不安になったけども、一口食べてみるとちゃんと辛いし、ちゃんと臭いし、歯ごたえもちゃんとある。ちゃんと美味しい。この値段でこの味なら万々歳だろう。

 

美味しいチャンジャに満足していたけども、今年のベストバイはその翌日にやってきた。

 

 

 

ファスナー用のワックス。これが最強。

炎天下の中一日中動き回って汗でびしょびしょになって錆びてしまったポケットの中の小銭入れのファスナーも、こいつを修正液の容量で塗れば、もう元通りの滑らかさが蘇る。鉛筆を100往復させるよりも、これで一発なわけよ。もうさ、家中のファスナーに塗りたくったよね。

というかそもそも買って一ヶ月でファスナーがダメになる小銭入れに問題があるんじゃないかという気がしないでもない。