そうです。ここがクリーンスパ市川。レストラン?で天ぷらそばを食べたところです。*1

クリーンスパ市川は、温泉とプールと体育館が併設された市川市の施設。今日は温泉とプールを利用した。温泉には前に一度来たことあるが、プールを使うのは初めて。
まずエントランスで靴を脱いで下駄箱にしまったら、下駄箱の鍵を受付に渡して、何を利用したいのか伝える。プールとお風呂ですと言うと、温泉施設でありがちな、鍵と電子タグの付いたバンドを渡される。わからないことがあったらここですべて質問しないと何も教えてくれない。でも使ってみないとそもそも質問出せないよな。
鍵を受け取ったら2階へ上がる。更衣室が2階にあるからだ。更衣室は風呂とプールで共通のものとなっている。だからプールで泳いだあとに、パンツを脱いでそのまま風呂に向かうことができるというのはメリットかもしれない。
更衣室は2階にあるが、プールは1階にある。着替えたら、専用の階段を下りていかなければならない。その手前で注意書きがある。必ず体を拭くタオルを持っていってください、と。それはさ、今言われても困るよね。入場前に言ってくれよ。プールと更衣室が別フロアにあり、濡れた階段を上り下りする危険性故の措置なんだろう、きっと。リゾート施設のように水はけの良い素材ですべての床を覆える予算が無いのもわからないではない。でもそんな余分なタオルなんて持ってきてないから、仕方ないので風呂で体を洗う用だったタオルを持って下りる。
プールでは時間帯によっては何らかのスクールが行われているようだが、私が行った時間では全部?ほとんど?開放されていた。歩くコースと、ゆっくり泳ぐコース、速く泳ぐコース、もういくつかコースが用意されてた気がするが忘れた。速く泳ぐコースもそんな大したスピードで泳いでいるわけではないようだけど、ガチ勢はこんな公共施設ではなくそれ用の施設を使うから良いのだろう。ではあるのだが、ゆっくりではあってもおじいちゃんがクロールで泳ぎ続けているんだからすごい。私もクロールで50m泳いではみたけど、もうこれ以上はダメだと思ってすぐ平泳ぎに戻した。平泳ぎならまだまだ泳ぐことができる。体力より先に目がダメになった。やはりゴーグルが必要だった。1時間弱で1,000m泳いで引き上げた。次に来るときにはゴーグルが必須。
体を拭いてから階段を上るが、水着が水を含んでいるので、どうしても水が垂れてくる。これは私が大きなタオルを持ってきていればという問題ではないような気がする。そして、その水を含んだままの水着、更衣室で脱いでも水を絞る場所がない。水を含んだまま持って帰るしかない。やはりこの更衣室の構造、どうにかしたい。
続いて温泉。温泉施設としては少し寂しい。屋内に大浴場、寝湯、ジェットバスと、サウナ、水風呂。ジェットは背中の一カ所から出るだけで、なんだかなあというところ。露天は大きい湯がひとつ、浅い部分と深い部分になんとなく分かれている。それと五右衛門風呂という名の一人風呂。浴槽はセラミックらしき素材で、深さもないので、五右衛門らしさは感じられない。だから設備としては特別に良いとは言いにくいけど、スパ銭にいがちなイキった大学生がいないのが魅力。市川は学生も多い街ではあるのだが、施設の立地が悪すぎるのだ。
そうして食事処でのんびりと蕎麦をすする。椅子の置かれた休憩室が別途あるにはあるんだけど、やはり民間のスパ銭のそれとは比べるべくもない。私がスパ銭が好きなのは、風呂それ自体よりも休憩室の設備なので、そうした意味ではクリーンスパ市川の魅力は高くない。価格次第というところか。

今回料金は2,030円。食事込みと考えるとまあ高くはない。おそらくスパ銭であれば、入湯900円に天そば1,200円程で同水準の支払いで、スパ銭には休憩設備が整っている替わりに、クリーンスパ市川ではプールに入れている。特別なお得感はないけど、そう高くもない。しかしこの料金体系よ。
クリーンスパ市川 | ご利用料金 | クリーンセンターからの余熱を利用した温浴・プールやジムを備えた環境に配慮した多目的スパ
今回は食事処で食べた天そばがお風呂とセットで1,500円の商品だった。なのでレシート上では、入館も天そばもゼロで、温浴セットAなるものが1,500円となっている。このセット適用されると、複数施設利用の200円引きは適用されないんだという哀しみがある。
総じて、わかりにくいという印象が強い。公営のレジャー施設なんてそんなものだろうという気もしなくもないが、事実上セントラルスポーツが運営しているのならもう少しどうにかしてほしさがある。とはいえきっと新規利用者を増やす、満足度を高めることにインセンティブがないんだろう。あるいは来場者が増えて、売上げが増えたところで、人員を増やす予算が下りない可能性すらある。
*1:書き始めたときは施設内だったけど、書き上げたのは帰宅後