おいしい寿司を食べたかった

スシローに初めて行ったのは10年くらい前だっただろうか。こんなに安いのに、こんなに美味しくていいものなんだろうかと思った。そう思えたのはそのときだけだった。あれから数年に一度くらいの頻度でスシローに行くけれど、価格以上の価値を見出せないでいる。値段相応の量と味。比較的ゆったりとした席でのんびり食べられるので、家族連れには良いんだろうなあとは思うが、それだけだった。そして今日また久しぶりにスシローに行ったが、その評価は下方修正しなければならない。
もう少しくらい美味しかったような気がしていた。けれど今日食べた品は実に残念だった。特に白身魚は総じて酷かった。歯ごたえと脂味があるだけで、何を食べているのかわからなかった。私の中ではスシローと言えばサーモンという印象があるのだが、サーモンも美味しいとは言えなかった。
鯵は良かった。一切れが小ぶりではあるが、十分に肉厚で、しっかりと鯵の香りもしていた。あとは「とろけるねぎとろ天然本鮪」も良かった。150円皿なのに、出てきたのはほんの少しで、なんだこれは、これっぽっちしか乗せてこないで不味かったら許さないぞ、と思って食べたら美味しかった。
そう考えると、すべては価格なんだろうな。もう一皿100円ではやってられないということだろう。100円でも十分元の取れる安価な素材なら良いネタを出せるし、高価な素材でも相応の支払いが得られれば提供できる。でも、そうでない商品は、そうでないのだ。価格が据え置きなら、品質を下げざるを得ない。きっとそういうことなんだろう。
スシローが悪くなったのではない。ようやく我々はデフレを脱却しつつあるのだ。これはきっと喜ばしいことであるはずだ。はずなんだ。きっと。

ハンバーグを飲みたかった

hungchang 近田 CommentsAdd Starc_shiikaueno_necowhkr

やばい。飲むハンバーグという概念を知ってしまった。そんなもの知りたくなかった。

 

 

というわけで早速やっていきましょう。

見たのはこっちの記事だったけど、今回は原典を参考に閉店間際の業務スーパーで買ってきました。700円くらい。

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まずは鍋をよく温めて油を引く。そしてタマネギを投入するんだけど、500gの冷凍タマネギを入れた途端、ジューッ、と鍋は大きな音を立て、しかしすぐに静かになる。鍋の温度が一気に下がったんだ。最大火力で加熱し続けるものの、再び鍋が十分に温まるまでには3ヶ月を費やした。

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鍋はようやく温まるが、今度はタマネギから冗談みたいな量の水が湧いて出る。そりゃあ野菜を加熱すれば当然に水は出てくるだろうが、こんなに出てくるものだったろうか。1年と6ヶ月の歳月を経て、ようやく水分を飛ばしきったところで今度は挽き肉の登場となるが、ここで歴史は繰り返さえされるのだ。

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タマネギも十分に温まっていたこともあり、前回ほどにの被害は及ばない。肉が溶けて色づき出したところで昆布茶と食べるラー油を加え、よく混ざったらトマト缶を入れる。

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しかし、このトマト缶、だ。当たり前のように1缶入れたのだが多過ぎた。水分が多過ぎる。加熱せども加熱せども水が減る気配がない。30年に及ぶ除水作業も甲斐無く、「飲むハンバーグ」というくらいなのだからこれくらいがちょうどいいのだと強がるのが精一杯だった。

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実際に食べてみると、まあ悪くはない。ふつうにおいしい。だけど、ハンバーグというよりは、ハヤシライスが近い。たしかに肉味は強いけど、ううむ、これはハンバーグなんだろうか。トマトが強すぎたというのもあるかもしれない。水分の問題を置いておいても、トマト缶とルーを両方使う必要はなかったかもしれない。あるいは香辛料を増やせばまた違った印象になったかもしれない。水分を飛ばす作業さえ省ければ調理自体はそう手間もかからずにできるので、次回はより良い結果を残したい。

違うだろ

マジ糞でしかない。
違うだろ。禁止されているんじゃないだろ。お前が禁止しているんだろ。
民法とか法令で禁止されているなら「禁止されている」って書けばいいけど、そうじゃないだろ。禁止している主体はお前だろ。なに第三者に決められたみたいなこと書いてんだよ糞が。ちゃんと「禁止します」って書け。
せめて「禁止されている」んだったらその出典を書けよ。法令じゃなくても、利用規約何条でって書けよ。書かれないと参照できないじゃないか。それもできないなら「禁止します」って宣言しろよ。
だいたい「管理会社」ってなんだよ。なんて会社だよ。主体性が無いにもほどがあるだろ。社名くらい明記しろ。問い合わせることすらできない。

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近況

KindleFireを買ってからは小説家になろうばかりを読んでいて、最近のはてなの話題にまったくついていけていない。8インチタブレットはテキストの閲覧には本当に優れた機器で、web小説を読み漁るのに最適だ。これが10,000円を切って販売されていたんだから、そりゃあ買うし、買って良かったと思っている。

しかしFireはAndroidのようでAndroidでない。Google Playストアを落とさないと使えるアプリは少ないし、まずそのPlayストアを落とすのが一苦労だった。そうしてようやく落としたアプリも、Fireには対応していないものだってある。FireはAndroidでないのだから仕方ない。それに、これはFireのせいではないのだけれど、アプリやwebサイトの中には、より小さいスマホ画面で見ることを前提に設計されていて、8インチ画面ではかえって見づらいというものも少なくはない。

他方なろうリーダは良いアプリだ。動作は軽く、画面はシンプル。文字サイズも選ぶことができる。ある程度のキャッシュを読み込んでくれるので、オフラインでも読み進めることもできる。

 


Fireでなろうを読み漁っている理由のひとつに、ずっとベッドで横になっているから、というのもある。体調が優れない。

春先に患った咳が未だに抜けない。7月にはそれで骨を折った。肋骨の疲労骨折だ。それがようやく落ち着いてきたと思ったら、今度は風邪がぶり返してきた。仕事が休みの日には寝ていることしかできない日が続く。貯め込んでいた無理が休みの日にあふれ出してくる。

こう体の不調が続くと老いを考えずにはいられない。もしかすると今後の人生において「調子が良い」日というのはもう訪れることがないのではないか。そんな恐怖が過ぎる。今まで健康のことなど碌に考えたこともなかった。だけど今は考えざるを得ない。健康で文化的な生活を送りたい。

 


ところで、自宅でtumblrが十分に見られない。ダッシュボードは見られる。しかしtumblrの各ブログを見ることができない。ダッシュボードからのリンクも、一旦tumblrのページを介して他サイトへ跳ぶ設計となっているのでアクセスすることができず、ソースを辿ることさえできない。

はじめはtumblrのサーバが不安定なのかと思った。でもそうじゃなかった。何日経っても改善されることはないし、そのことに不満の声が挙がることもなかった。そうしていろいろ試してみて気付いたが、どうやらWiMAXルータを経るとアクセスできなくなるようだ。我が家は固定回線を引いておらずWiMAXを利用しているので、PCからは(ダッシュボードを除いて)tumblrにアクセスすることができず、iPhoneau回線を利用したときだけ繋がる状態だ。しかしどうしてWiMAX(もしくはそのISPであるSo-net)はそんな措置をとっているのか。納得がいかない。

肋骨が咳で折れて半月が過ぎました

気づくと胸が痛かった。
数日前から違和感はあった。筋肉痛かな?と思っていた。しかしそれはいつまでたっても回復することなく、ある晩、急に痛みが増した。
翌朝起きてもやはりまだ痛かった。むしろ増している。少し動くだけで胸全体に痛みが響いた。これはやばいやつだなと思った。
とりあえず病院を探そう、と思った。しかし何科に行けばいいのかわからない。おそらくは臓器ではなく、肉とか骨とかそっちの痛み、のような気がする。でも確証がない。心当たりだってない。どうしてこんなことになってしまったのか。Google先生は、咳を繰り返すことで、肋骨を折ることもあるとおっしゃる。他の可能性も考えにくいけれど、だからといって本当のところはわからない。整形外科に行くべきなんだろうか。それとも内科だろうか。いっそ外科のほうがよかったり。もうまとめて全部やっているところなんてないのかしら。そう思って検索したら、自宅から3駅ほどのところにあった。日曜日でも診療している。念の為、 電話で状態を伝えた。専門医はいないけど、とりあえず診てみましょうとのこと。ありがたい。
聴診器を当てられてから、心電図とレントゲンを撮った。担当医は、まず心臓の病気を疑っていたようだが、心臓にも肺にも異常がないことを喜んでいた。そして、どうやら骨が折れているようだと伝えられた。咳止めと痛み止め、抗生物質を処方され、コルセットのようなものを購入した。どういう理屈か、このコルセットのようなものをつけると痛みがいくらかやわらぐ。
だがちょっと待ってほしい。足の指を骨折したときなんかは、ギブスでガチガチに固定され、足を満足に動かすことはできなくなるが、そのかわりよほどのことがなければ足が痛むこともなかった。ところがどうだ。この気休め程度のコルセットだ。たしかにいくらか楽にはなる。だけどこいつが防いでくれる痛みはごく僅かだ。ちょっとかがめば痛むし、腕を上げても痛む。笑うだけでも、咳をするだけでも痛くなる。もう三ヶ月のあいだ咳が止まらず、その結果骨が折れるに至ったのに、その骨が咳をするだけで痛む。これはつらい。出来得る限り咳を我慢する。だけどもちろんそれにも限界がある。咳が出る。痛い。つらい。このまま咳が続くようでは永遠に骨折が治癒することもないのではないかという恐怖もよぎった。つらい。
もうひとつ、地味につらいのが、睡眠だ。少し体勢を変えると骨が痛むので、仰向けでしか寝ることができず、寝返りも打てない。そうすると2~3時間ほどで目が覚め、肩から腰まで上半身全体が痛む。体を起こして、10分程度休んでから、また仰向けで眠る。また数時間後に目が覚める。それを一晩中繰り返すことになる。そんな日が2週間続き、今では咳き込むか、あるいはよほど変な体勢にでもならない限り痛みはなくなったが、どうやら横を向いて寝ることはその"よほど変な体勢"にあたるらしく、今でも寝返りを打つことができず、数時間ごとに目を覚ますことを繰り返している。

予想は当たっているかもしれないけれどそれは論理的ではない

サマータイムは教育にこそ大きな影響を及ぼす

なんで「不登校児が今以上に増えるのは間違いない」んだろう。睡眠時間には関係ないだろうし、現状でも4時前には薄明るいんだから暗いうちに家を出なければならない人が多いとも考えにくい。

2018/08/11 13:34

b.hatena.ne.jp

サマータイムは教育にこそ大きな影響を及ぼす

<a href="/hungchang/">id:hungchang</a> さん、不登校生の中に占める「起立性調節障害」の比率は低くなく、症状として「朝起きられない」があるので、まちがいなく不登校増えるでしょう。書き足した: <a href="http://mazmot.hatenablog.com/entry/2018/08/11/153136" target="_blank" rel="noopener nofollow">http://mazmot.hatenablog.com/entry/2018/08/11/153136

2018/08/11 14:33

b.hatena.ne.jp

mazmot.hatenablog.com

 

ううむ、読んだけど、全然因果関係が明確ではないですよね。少なくとも記述されている範囲では。
いや、わかるんですよ、なんとなくは。間違っていると言いたいわけではない。でもそれは自明なことではないし、因果関係が不明瞭だと言いたい。和食が体にいいみたいな言説はたしかにもっともらしいし、きっとそうなんだろうけど、本当かなあという疑問がどうしても出てくる。それと同じ疑問。たしかに脂質は少ないかもしれないけど、その分糖質が多いし、塩分も過剰になりがち。優れている部分は多いんだろうけど、それが自明みたいに言われても困る。

当該エントリーは、不登校の原因には様々あるが、その一因に起立性調節障害があるということから始まる。その障害名やメカニズムはともかく、そうした人がいることは知っている。知っているというか、姉が起きられない人間だった。朝起きることができず、高校は単位制の学校に転校し、大学も通いとおすことができず中退した。当時から様々な病院を転々とし、やがては障害者手帳を持つに至った。まあそんな話はどうでもいい。

次に記されるのは、中高生にとって朝起きられないことは特別なことではない、という話だ。彼らは歳を重ねるごとに就寝時刻が遅くなりがちだが、起床時刻も必要な睡眠時間もほとんど変わらない。故に多くの高校生が寝不足に陥っているという。
ここまでは論理だって記述されている。


重要なことは、子どもたちが眠くなる時間帯は、部分的には習慣であるかもしれないが、より強く、自然時間に縛られているということだ。人間が猿の時代から受け継いだリズムとして、夜、暗くなってすぐには眠くならない。だから、自然の既日リズムを無視して、1時間とか2時間前倒しすることはできない

問題はここだ。睡眠リズムが習慣よりも自然時間に縛られているというのは、これまでの論を覆す。自然時間がより重要なのであれば、彼らは日の出とともに目を覚まし、日が沈むと(あるいはそれから数時間が経過することで)起きていられなくなってしまうはずではないか。しかし前述の内容ではそうではない。若者の就寝時間が遅くなることが問題とされていた。これではサマータイム不登校増加につながるとする説明となり得ない。

またここからの記述に関しては、前述の起立性調節障害や睡眠パターンの箇所とは違い、論拠となりそうなものは何も記されていない。「きっとそうなるに違いない」というmazmot氏の予想に過ぎないのだろう。推論自体が間違っているとは言わない。サマータイムにより生活リズムが狂うことで、なんとなくそうなるだろうとは私も思う。だけど、それはちっとも明確なことではないんだ。少なくとも当該エントリー内でその因果関係と呼べるものは記されていない。

バカとはてブ

fujipon.hatenablog.com

 

一理あるけど、言い過ぎだな、とは思った。普段はかなり慎重に言葉を選んでいるfujiponさんがたまに炎上覚悟ででかいこと言い出すときがあって、まあこのエントリーもだいぶ言葉を選んで書いてはいるんだけど、それでも誤解を恐れずに書いている印象は強かった。そして案の定に叩かれたわけだ。もちろん批判されるべき部分もあっただろうが、私には十分それは意義深い論旨に思えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからしばらくしてfujiponさんがもう一本書いたんだ。これがイケてなかった。

 

fujipon.hatenablog.com

 

内容に賛同できるかどうかはともかくとして、彼は、いつもとてもわかりやすい文章を書いている印象だった。だけど、このエントリーは違った。冷静さを失うほどに前のエントリーへの反響が気に入らなかったのかしら。それにしても随分と日にちも経っているのに。

まず前半部では米銃規制の現状と米国内での賛否についての本の内容がつづられる。武器を持つことによって弱者も強者と同等に権利を保持することができるのであって、その規制はエリートばかりを守るものであり、格差の拡大になるという考えが少なからず支持されているという。しかしそうした考えは弱者が自らの手で身を守らなければならない状況が存在しない日本人にはいくら言葉を尽くしても理解されにくい。

 

 銃規制に反対する人たちの大部分は、誰かを撃ってうっぷん晴らしをしようとしているわけではなくて、自分の身を守るためには、銃が必要だ、と考えているのです。
 日本のように、現時点で警察や自衛隊、あるいは一部の反社会的な勢力しか銃を所持していない国であれば、「銃を拡散しないほうが安全」だと多くの人が感じていても、アメリカのように、すでに銃が大量に出回っている社会では、いまさら銃を規制されても、「自分だけが身を守れなくなるのではないか」という不安が先に立ちやすい、というのも事実でしょう。
 それでも、僕は自分自身の価値観から離れることはできないこともあり、ずっと銃所持には反対なのですが。


 僕は、ネットで他者に話を聞いてもらうことの難しさを、最近あらためて痛感しています。

 

こうして後半部では、「廃止論」がきちんと読まれずに見当違いな反論がなされていることをつづり、説明しても理解を得られない構図が同じだとするのだが、それは流石に無理のある展開ではないか。

まずどの立場からの「理解されない」なのかがわからない。規制派である米エリートの立場から反対派である貧困層へのものなのか、あるいはその逆なのか、もしくは本の著者から多くの日本人へのものなのか。それを決定づけるものは見つからず、というのも「理解されない」ことの他に共通するものが存在しないからだ。少なくともブログ記事中にそう読み取れるようには書かれていない。

また銃規制について語った前半部ではそれぞれの主張がどちらも一理あるものだったはずなのに、後半部の「廃止論」への反応についてでは挙げられている例が反論たりえないものしかない。銃規制との類似はどこへいってしまったのか。きっとfujiponさんの頭に中にはもっと多数の類似があるんだろうけど、読んでいるほうは置いてけぼりだ。

 

置いてけぼりではあるんだけど、それでも彼が、自分の書いた文章が頭の悪いブックマークユーザーに正しく読解されていないことを嘆いているんだということはわかる。きっと彼の主張はそこだろう。そういうことはある程度理解できる。頭に血が上りながら書いた文章なのかもれないけれど、それくらいのことは容易に読み取ることができる文章がしっかりと書かれている。だけどブックマークユーザーの反応は違った。

もちろんすべてがそうではないが、前のエントリーが、その内容が叩かれたことが悔しくて、ブックマークユーザーが憎くて、はてなブックマーク廃止論を増強するためのエントリーだとして、その反論を書き込んでいるものが多くなった。冷静に読めば、今回の論旨がそこでないことはすぐわかるだろうに、自分が攻撃されていると思い込むと一気に好戦的になる様はあまりに憐れ。そうした振る舞いがかえってfujiponさんの主張の正しさを印象づけるものになっている。*1

 

 

nogreenplace.hateblo.jp

 

 

こちらの記事には同意するところが多い。多くの批判者は「リンチ」をしている自覚はないことだろう。それぞれのユーザーが各自で思ったことを書いているに過ぎない。そうすると叩かれた側や、ときには第三者からも、それがリンチに見えてしまう。結果的にリンチのように見えてしまうことは仕方ないこととはいえ、決して望ましいことではないだろう。

最近少し心配になることがあって、この「仕方ないけど望ましくない」という感覚は共有できるものなんだろうか。「仕方ないけど望ましくない」という状態が存在するということもそうだし、結果的にリンチかのように見える事態に陥っている現状が「仕方ないけど望ましくない」と思ってもらえるんだろうか。もしそこが共有できないものであるならこの先に書くことがすべて無になってしまう。インターネットに書き込まれがちな強い言葉たちを見ていると、そのあたりから心配になってくる。ここには馬鹿しかいないんじゃないかって。インターネットはバカと暇人のものとはよく言ったものだ。

 

もし我々がバカでなければ、必要以上に叩かれている人がいたなら、自分の言いたかったことをすでに言葉に記している人がいたなら、それ以上の同じ批判を重ねないという振る舞いを取ることができる。バカをバカだと罵ることはバカにだってできる。そうしたことは黙っていても勝手にバカがやってくれるのだ。しかし、バカには気付かない視点というものがある。私がはてなを好きなのは、そうした視点を効率よく集めることができるからだ。*2 だからそうした視点はできる限り発掘したいし、あるいは自分が気が付けば積極的に書き込みたい。強い言葉を使ったバカが群れている中で、自分のバカに混じって気が大きくなるようなことは避けていきたい。それもなかなか簡単なことではないんだけれど。

あるいは、本来はユーザーの自助努力ではなく、システムによって解決したいところ。ブックマークコメントは多くの意見が集まることに意義があるもののはず。それであるなら同じ書き込みなんてゴミでしかない。はてな社が自然言語処理に精力的に取り組んでおり、また秀でた技術力があるというのが本当であるなら、何らかの解析、処理を経て、無価値なコメントの表示を抑える仕組みが作られてしかるべき。少なくとも、ユーザーのよる評価であるスターシステムのみによって「人気のコメント」を決めて、それを優先的に表示させる仕組みは、強い言葉を積極的に評価する結果を招いてしまうことは明白で望ましくない。ユーザーはバカであるという前提に基づいたシステムを作り直す必要があるのではないか。はてな社はユーザーの善性を信頼しすぎるきらいがある。

*1:「どっちもどっち」といったほうが正確かもしれない。

*2:もちろんはてな全体にはバカのほうが圧倒的に多い。その中から有益なものを探すのだ。それが他のツールで行うよりもずっと効率的なのである。