広告を観に行く

昨日は恵比寿で仕事があって、それでガーデンプレイスプロジェクションマッピングなるものをやっていたので初めて見た。
私が見たことがあるのはこれだけだから、もしかすると一般論としては当てはまらないのかもしれないけど、思ったことを書いてみる。

 

 

 

まず驚くのは、全然大したことないな、ということだった。映像で見るとさほど気にならないんだけど、実際に間近で見ると、背景の建物がはっきりと見えていて、映像の投影に違和感がある。人間の目は、カメラのセンサーよりもずっと高精度だから、見えなくていいはずの実際の建物のデザインがはっきり見えてしまう。
逆に言うと、動画撮影に最適化している。SNS映えし過ぎているとも言える。それを目的に行っているんじゃないかとさえ思えてくる。
プロジェクションマッピングを行うことで、多くの人がそれをSNSに投稿すれば、さらに多くの人が見ることになる。宣伝広告としては悪くない。とはいえ実際にはどれだけのコストがかかっているのかわからないので、何とも言えないところではある。
対コスト比がわからないところではあるけれども、宣伝広告を来場者が勝手にSNSでシェアしてくれるというのは、素晴らしい仕組みだなとは思える。広告をわざわざ見に来る人がいて、それをわざわざ拡散してくれる。これは便利だ。
こうしたコンテンツ性の高い広告が広がってくれればいいと思う。しかし、プロジェクションマッピングが広がっても、それがありふれたものになってしまうと、わざわざ見に来るひともいなくなるし、SNSに上げる人もいなくなる。それでは困る。常に新しい、珍しい、エンターテイメント的な広告を見出し続けなければならないのだ。これはつらい。

何年ぶりかわからない。以前に何度か来たことのある店にハンバーガーを食べに来た。もっと高級店ではわからないが、私の知る限り一番ハンバーガーの美味しい店だ。しかし、以前はこんな元気な店だっただろうか。もっとサブカル感ある雰囲気だった気がしたが。気のせいかもしれない。当時のハンバーガー店は多くがサブカル感を滲ませていた。
10年近く、随分と久しぶりに来た。こんな垢抜けた店だったっけなあという思いが強い。音楽が大音量でかかり、客層も若い。客が若いのは、今が春休みだからというのもあるかもしれないし、単に私が年をとったせいで周りが若く見えるだけかもしれない。

 

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チリチーズバーガー。
味は間違いがない。肉はよく焼かれ、表面はカリカリさえしているが、決して焦げたりはしていない。噛めば口の中に牛の味が広がり、かといって脂っこくなりすぎることもない。辛みはあるけど、辛いだけじゃないチリソース。豆が、トマトが、レタスが、バンズまでもがしっかりと味を出している。こんなに個性の強い食材を揃えながら、ちゃんとパンの味がするのだ。それぞれがしっかりと主張しながら、きちんと調和している。1300円もするだけのことはある。いや、たった1300円でこれほどの満足感を与えてくれる店なんて滅多にない。
窓の外には行列ができている。こんな時間なのに、1000円以上も払ってハンバーガーを食べたい人がこんなにいる。とんだ人気店だ。だから10年も店が続いているのでもあるのだが。この10年ほどの間に、多くのハンバーガー店が消えていった。まだ残っている、こんなに美味しいハンバーガーを提供し続けてくれていることにもっと感謝すべきなのかもしれない。そう考えると、いつまでも居座り続けるわけにもいくまい。せっかく時間が空いたからのんびりしたいと思って足を運んではみたものの、そううまくはいかないらしい。

ハイクに投げてた感想文

はてなハイクがなくなるらしいので、書いていたレビューを遺しておこうというエントリー。ハイクへの投稿はぜんぶEvernoteに流していたと思ったが、どうやら気のせいだったらしいのだ。

並び順に意味はない。引用タグとかつけてないけど、自分で書いたものだから誰に文句も言われまい。

 

 

 

 

小説家になろう

無職転生 - 異世界行ったら本気だす』

50/286まで読んだ。
読む前からこれだけ有名で、ハードル上がってても、読んでみると面白いんだからすごい。だけどまあ、パロディが多かったり、下ネタが多かったり、あまり人には勧めたくないなあなどと。
転生したらゼロ歳から始まったのはちょっと意外だった。まあでも「転生」ならそうなるのが普通か。まだ12歳かそこらで、既に完結済みであることを考えると、物語は少年期だけで終わるということかしら。いや、でもまだおよそ1/6であることを思えば、駆け足で進めれば生涯を描けなくもないか。一定期間だけを描いている他の多くの作品と比べると、テンポ良く進行しているというのはたしかにある。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316614547554150691

読了。
特別に良い話だった、きれいにまとまっていた、ということはないけど、すごいなというのは間違いなくある。全体を通しての大物語としては並だけど、各話の小物語が優れている。予定調和がなく、続きが気になる展開が多かったのが良かった。本当に良くできている。
表現力も優れている。平易な言葉で、簡潔に、よく書けている。これこれはこうではなくてこういう意味で、というようなことをぎりぎりクドくない程度によく説明できている。だから、心情や場面の描写で、これはどういう意味だろうと迷うことがまず無かった。国語のテストが作れない。すごい。
個人的には、大人になったエリスがだいぶ聞き分け良くなってしまったことが少し残念ではある。もっとわがままで奔放であってほしかった。
総じて、すごく良かった。賢者の弟子に次いで好きで、アリュージョニストに並んで凄い。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316615079930483478

 

『賢者の弟子を名乗る賢者』

59/274まで読んだ。
なろうらしい冗長さで逆に安心感ある。書きたくて書いている感じがすごく感じられる。媚びてない。
ゲームの世界から出られない的な、特別どうという設定ではない。今のところ主人公強すぎて危機が迫った何かはなくて、面倒くさいクエスト背負って旅する情景がメインっぽくて、それでも面白く読めてるんだからすごいとは思う。
しかしこのペースじゃ完結しなくね?って思ったらまだ完結してないらしい。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/81809360663285092

現在公開されているところまで追いついてしまった。
主人公強すぎ問題はあるけど、物語展開のメインが戦闘というわけでもなく、また戦闘も縛りプレイを強いることでうまくワクワク感を維持していて、展開が巧みだなと感じる。
むしろどうして主人公がこんなにも強いのかという疑問が強い。というのも主人公が「賢者」として最前線で戦っていたのはもう30年も前のことで、そのブランクがあるはずなのに、その世界の人たちは主人公のレベルに追いついていない。世界の技術革新は目まぐるしいのにもかかわらず、その世界の個々の人の実力には進歩がない。依然30年前の賢者の実力が圧倒的なままだ。そして物語内で出会う同等に強い者はほとんどがかつての仲間である賢者たちばかり。国内ばかりでなく広く大陸中を旅しているにもかかわらず、何故か他国の英雄に出会うことはない。とはいえケチをつけるところもそれくらいしかなく、それも別に整合性がつかないというような問題でもなく、ただ都合良すぎだろという程度の話でしかない。
ささやかなところでは、各話末に作者コメントが書かれているのだけれど、そこで当初は極貧食生活が綴られていたものが、だんだんと人間らしい暮らしを獲得していき、良さみんてぃぬす。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316612912572892431

 

『幻想再帰のアリュージョニスト』

幻想なんとかのかんとかニストようやく1話読んでみた。なるほどたしかに面白い。
でもその前に1ページの分量が多過ぎると思うんだ。たぶん登録してログインしてブックマーク機能とやらを使えば解決する問題なんだろうけれど。そして読み終えて次のページをめくって表示される「2/145」。お、おう。そんなにあるのか。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/299844218727177571

アリュージョニスト、14/145ページまで読んだから1/10くらいかしら。iPhonesafariでタブが1枚アリュージョニスト専用になった。閉じる前にスクロールバーの位置さえだいたい覚えておけばわりとスムーズに続きが読める。どうして会員登録をそんなに避けたいのかは謎。
なろうで異世界転生ものが多いのは供給側の都合によるものだと考えていた。物語にはある程度のテンプレが出来上がっていて、異世界の設定の立て方次第で印象を得ることができる。その世界の説明も、主人公が転生であれば読者に説明しやすい。だから好んで書かれているんだろうと思っていた。でもアリュージョニストはそれどころじゃない。何あの面倒くさい設定。ごちゃごちゃし過ぎだろ。でもそれがうざったくならないのがすごい。必ずしもわかりやすく説明されているというわけでもないのに、なんであの面倒くさい世界設定が気持ち悪くならないんだろう。だけどその分話が進まない。2章始まってから進展がほとんどない。このペースで進んだらあと10倍も必要になるわ。てか完結しているのかも知らんけど。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316609686613703901

51/152。分母が増えてる。本当にまだ書いてるんだ。
話が進まなすぎてビックリする。3章に入ってからアキラを離れてアズーリアの話になっているからというのもあるけど。だとしても、このペースだと完結するのに1000ページくらい必要になるんじゃないか。魔法陣グルグルみたいに無理やり終わらせない限り。そういえばドラクエのアニメも終わらせ方が酷かった。
人の名前が覚えられない。私が物語の登場人物を覚えきれないのは今に始まったことでもないんだけど、だからってこれはちょっと多過ぎると思うんだ。アズーリア編になってから難易度上がりすぎ。名前が見慣れない文字列だからより一層覚えられない。同じ人が名前を複数持っていたりすると、もう誰のことだかわからなくなる。もう無理むり。画面のスミに常に相関図が必要。
あと人死にすぎ。そして、死んでるのに助かりすぎ。命のデフレが激しい。なんかもうよくわからない。
なんか文句ばっかり書いてるけど、それなりに楽しい。面白くなかったらそんなに読まないし。だからそんなに長々と書かないで、物語の魅力である理論武装されたどんでん返しとセスカの可愛らしさをもっと全面に出してほしいところ。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/81806976944312920

72/153。3章まだ終わんないのかよいい加減にしろ。人数多すぎてわけ分かんねえって書いた後からさらに増え続けるとかどうなってんだこれ。こんなん把握できるわけないだろ。人が死にすぎって書いてからまだ死に続けるってどういうことなんだよ。アズーリア2回とハルベルトは3回死んでるぞ。クリリンだってそんなに死なねえよ。段々死に方も雑になってきてるじゃねえか。死にそうになってもハラハラしなくなったぞ。リレイズかけてメルトンみたいな戦い方やめろよ。いい加減3章も畳まないとそろそろ限界近くなってきたぞ。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316609977286419472

80/154。そういえば3章読み終えたけど書いてなかった!と思ったが報告しなくちゃいけないような義務もなかった。とりあえずいっぱい人が死んだ。そしてまた無駄に大きい風呂敷を広げてた。
4章入るとまたアキラ編になり、彼の一人称視点で物語が描写されるので、難しいことがなくて読みやすい。小難しいことばかり囃し立てやがって、夜の民なんて最初からいらんかったんや。てか、こうも文体を書き分けられるものなのかと驚かずにはいられない。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316610109599055805

96/156。舞台が飛びまくってよくわからない。何千秒もまとまった時間で読むわけじゃないから、ちょっと240秒だけ読んでみようと思っても、状況が理解できないままに時間が過ぎ去っていくことが多くて、だんだんページが進まなくなってきた。それでうっかりタイトルページっていうの?目次を見てしまったら、最新156話もまだ4章なのね。この話どんだけ続ける気だよ。しかもタイトルが「オルヴァ王と十二人のシナモリアキラ」ってもう何言ってるのかさっぱりわからないですよね。何さ十二人のシナモリアキラって。とりあえず早めに「死人の森の断章」を片付けたい。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/315642732060931782

115/172。私の読むペースと作者の書くペースが拮抗している模様。
わかりにくい場面が続いたけれど、これがアキラの一人称視点だと俄然読みやすいし、セスカが出てくるとだいぶ面白くなる。できればアキラ視点で固定してほしいものなのだが。せめて視点が変わる、つまりほぼイコールで時間軸が変わるわけだが、そういうときにはどんな場面であるのか始めに明記してほしい。とはいっても書いてくれてもそれを理解できるかは疑わしいところではある。とにかく固有名詞が多くて覚えきれないわけですよ。なんかこれ毎回同じこと書いてるな。
内容的には、ゾーイの過去エピソードがちらっとだけ出てきて小さな違和感。これからさらに掘り下げていくのか、それとももう大した場面もなく、これが最後のイイトコロになるんだろうか。三つ巴、四つ巴で入り乱れているから、その中ではもうゾーイの脅威は大したものではないのかもしれない。でも"元世界からの刺客"というキャラをここで失うのももったいないよなあ。
あと、タイトル「幻想再帰」のワードがどうってことない場面でさらっと出てきて、こんなんでいいのかなあと思わなくもない。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316615324619082774


転生したらスライムだった件

なろうで48/303ページまで読み、漫画がニコニコで公開されているところを追い越した。
平たく言えば、チート能力で無双する話で、特別に優れた表現が用いられているわけでもなく、
人物像を掘り下げて描かれているわけでもなければ、驚愕の大どんでん返しもなく、
どうして面白いのかよくわからないけど、けっこう面白い。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/83473033188322669

124/303。読みやすいのはたしかなんだけど、何が面白くてそんなに読んでいるのかよくわからないまま、なんかすごい読んでる。まあ、読みやすい。アリュージョニストは面白いんだけど、冗長すぎて読むのがしんどくなってきたけど、そういうのは一切ない。だんだんキャラクターが増えてきて、そろそろ覚えられなくなってきているというのはある。けっこう読んだ気でいたけど、まだ半分もいってなかったのかという驚きもある。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/228186554776443904

番外編を除いて読み終えた。
・読みやすい。すごく読みやすい。それは簡単な表現で描かれているということだけど、必ずしも表現が稚拙だというわけではない。商業作品でももっと拙い描写のものはいくらでもある。そうじゃなくて、わざわざ読みやすいように丁寧に描いているんだと思われる。
・主人公強すぎ。最初から強すぎたものが、際限なく進化を続け、終始圧倒的すぎる。危なげな戦闘は一度くらいで、物語にスリルが無い。
・魔王レオン、もっと強キャラっぽかったはずなのに、これといった見せ場もないままに弱キャラになってしまっていて可哀想。一方でギィ・クリムゾンは最後まで底知れないまま終われて良かった。
・キャラクターが覚えきれない。長編だから仕方ない気がしなくもないけど、やっぱり多い。当初重要でなかったキャラが再登場することなどはなく、きちんと使い捨てられていたので、まだ助かった。主人公と竜の魔王とか、四種の竜とか、竜の妻と皇帝とか、名前が似ていて紛らわしい。
・究極能力の名前に聖人や神の名前が当てられているんだけど、その出典が預言者だったり、天使だったり、日本神話だったり、クトゥルフだったり、それらが能力の系統や階位ではなく登場順によって割り振られているようで面白い。
・表現が拙いわけではないんだけど、かといって巧みかといえば決してそういうわけでもない。物理攻撃の応酬は情景が浮かんでくるようなものではなく、退屈感が否めない。むしろそうした場面を緊迫感もって描く作家はいったいどれだけの技量があるんだろうと思わされる。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316622672671652924

 

『この世界がゲームだと俺だけが知っている』

242/242読了。とても読みやすくて、お馬鹿なんだけど、よく練られていると感じさせる。
主人公がゲームの世界に入り込んでしまい、それが糞ゲーゆえに、主人公の奇想天外なバグ技で事件を解決していく話。シリアスだったら気になるだろうところも、ネタ性が強いのでいろんな無茶が許せる。
普通に戦って勝つ、普通に問題を解決するということがまずない。各エピソードごとに何らかのギミックを用いてオチが付けられる。それが上手いこともあれば、無茶苦茶なこともあるし、バレバレなこともあるんだけど、いずれにせよそこまで練って物語を書いているということに敬服する。増やしすぎたヒロインを持て余している感は否めない。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/81813894095611343

 

『セブンス』

52/345まで読んだ。
家を追い出された貴族の子が、先祖のスキルと魂が込められた宝玉をもって冒険者として活躍していく話。転生しない。
描写の巧みさはあまりなく、主人公強すぎ問題もあり、ドキドキ感は乏しい。なろうだと割り切って読む必要がある。その分、話の展開はうまく、ネタとシリアスのバランスも良い。読んでいて飽きない。今のところ。とはいえ、あからさまに黒く描かれていたシャノンが何の山場もなく問題解決したのはガッカリだし、今度はノウェムがいかにも意味深に描かれすぎているのにも興ざめ感は否めない。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316613088021991881

ひと通り読み終えた。
物語としてはしっかり筋が通っていて、素人が書いたとは思えない出来。まあ結局のところ書籍化されているんだからもはやプロフェッショナルではあるんだけれど。
他の多くのなろう作品同様に、表現に特別な巧みさは感じない。読みやすいというのはあるが、これも他の多くのなろう作品同様。ネタとシリアスのバランスが良いというのはひとつの特徴かもしれない。宝玉の中の先祖が、物語の状況解説の役割を担いながら、笑いを誘う役割も持ち、その辺りは上手い。ただ、七人というのは少し多すぎる印象。さらには物語が進行すると、登場する先祖が減っていくというのが、面白さでもあるんだけど、なんだかなあというところでもある。読み進めるにつれ少しずつキャラクターを覚えていくものなので、本来は物語が進むにつれ登場する先祖が増えていってほしいところだった。
ライトなファンタジー作品でありながらも良いなあと思ったのは、軍と軍との戦争においては数こそが強さであり、それを覆し得るのは一騎当千の戦士ではなく優れた戦略であること。人事や行政についての言及も多く、強さだけがパワーでないというのが特徴的とも言える。
もうひとつ印象的なのは、今まで読んだなろう作品の中では群を抜いた誤字数。誤字脱字を一切直す気がないところが感慨深い。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/227140070801551346


『俺が魔族軍で出世して魔王の娘の心を射止める話』

俺が魔族軍で出世して、魔王の娘の心を射止める話を読み終えた。
文章はうまい。平易でわかりやすい文体だけど、描写もうまくてしっかりわくわくさせられる。誤字脱字はたまにある。
登場人物は女性が多く、ハーレム的ではあるんだけど、メインヒロインたる魔王娘以外には大した見せ場もなく、それなのにどうしてこんなキャラ配置にしたのか首を傾げざるを得ない。
その分魔王娘はしっかり魅力的に描かれていて良い。
転生直後は糞ステータスだったのがどうして生き残れたのかよくわからず、ある程度レベル上がったところから物語が再開するのがいきなり都合良すぎなのはある。
主軸は魔族軍の世界征服であるにも関わらず、動員される兵は数千規模で、一方で魔王やその敵方も数千の兵やあるいは街ごと滅ぼすような強大な力を持っているわけではなく、随分と規模の小さい「世界」だなあという印象。
しかし最後のエピソードだけは強大な邪神が出てきたり、だがそれを倒すすべなく物語は結末し、また名前だけ登場したままほとんど描かれることのなく終わる敵キャラクターもいて、無理矢理終わらせた感が強い。
文章は上手いけれど、物語構成はあまり得意でないのかもしれない。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316612226077749194

 

『死神を食べた少女』

4/37まで読んだけど、なろうリーダが続きを読み込めない何らかの何かが起こっているので、頑張って読もうかどうしようか悩みどころ。
主人公は謎の少女で、常に腹を空かしていて、何故か死神を食べ、謎に強い。今のところこの物語は多くの謎に支配されている。主人公の思考もだいぶ謎。唐突に場面が変わって未知の固有名詞が当たり前に出てくるのも怖い。現状ではこの辺りの謎が、いずれ解かれるミステリアスな部分だと好意的に解釈しているけど、本当に理由付けがあるのか、ただ雑設定なのかは謎。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316615166471796291

 

 小説


『火花』

浜田黒塗りの件から、又吉の描いた火花での葛藤が云々みたいなツイートが熱かったのでKindleで火花を買って読んでいるんだけど、吉祥寺通りを歩いて立野町まで行って吉祥寺にあるはずの神谷さんの家にまだ着かないくだり、きっと伝わりにくいだろう地理感がわかるのちょっとうれしい。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/227133610481353301

単純に火花は面白いから読むべき小説だと思うんだ。まだ半分も読んでないけど。物語の持つ雰囲気が好きだし、そう感じさせる表現力がある。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/83458228087733592

 

化物語

Kindleで上巻だけ読んだ。文庫で上下巻のものがKindleだと上中下巻にされている罠。
ライトノベルにありがちな表現への苛立ちも特になく、よくできているなあという感想。逐一伏線回収していてよくできているなあと。読んでいて面白いし、よくできているんだけど、何故かよくできているなあくらいしか出てこない。
あと、戦場ヶ原はだんだん心開く系かと思っていたけど、思いの外に速攻で落ちてた。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/81800145662203268

 

冴えない彼女の育て方

とても残念なことに3巻まで読み終えてしまった。相変わらず主人公がクズ。しかし描写が驚異的に上手くなっていて驚く。驚が重複してる。やっぱりもともとプロのライターだから、ノベルの方法論さえ修得すれば見違えるもんなんだなあと思わざるを得ない。英梨々のエピソードはアニメよりも良かった。あと、安芸‐加藤がラブ過ぎるのが気に入らない。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/315641544222280047

たしか冬コミにゲームを出すのが目的の話だったはずが、6巻にして冬コミ終わってしまい、でもまだ倍近く残ってる謎。
言ってしまうと1巻が糞だった。主人公もメインヒロインもキャラが固まってなくて、あと文章が下手だった。巻を重ねるごとに文は見違えるほど良くなってる。ビックリする。
冴えないメインヒロインが少しずつ「変化」していくのが物語の主軸のひとつだけど、元の立ち位置がよくわからないから、なんかよくわからない感じになっている点は否めない。いや、でもそれは私がアニメのイメージを引っ張りすぎているだけで、ノベル内では確固として描かれていた可能性も無いわけではない。わからない。
あと「今日、海を見た。もう怖くない」は絶対元ネタがあると思って検索したら素敵レビューが出てきた。すごく良かった。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/299843874171530432

何故か出海ちゃんは3つ下のような気がしてて、なんで高校入ってくるんだよ、と3感読み返してみたけどちゃんと2つ下だった。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/315641689885226623

やっぱり物語には結末というものがあって、予めそれを決めて始めたのであれば、ちょっとした大人の都合でそれを伸ばしたりしたらいけないと思うんだ。どう考えても6巻で完結とするべきだった。
倫理くんがヘタレなのは知っているけど、それはラブコメ的な意味でのことじゃないか。それがプロデューサーとしてあんなに屑じゃ話にならない。冬コミ前の英梨々の放置っぷりもどうかと思うよ。でもそれは英梨々への信頼があってこそのものだし、物語のクライマックスへ向けて必要な山場でもあったし、あの屑放置プレイがあったからこそ英梨々が覚醒したところでもあるし、高校生が那須(だったっけ?)まで駆けつけることのハードルの高さも理解できる。だけど今度は違うだろ。パッケージ描かないといけないのに促しもせずただグダグダと遊んで、ダラダラしている内に2ヶ月も経っていて、それからようやく引き抜かれたことに気付いて、もう本当お前は馬鹿なのかと。年末の反省は無いのかと。お前の判断ミスは加藤さんに連絡しなかったことだけじゃないだろ。もっとその前からミスってただろ。結果論としては、放置したから覚醒したのではあるけど、普通はその前段階がまずかったと思うだろ。もっとしっかり管理しろよ。どうしてまた同じようなことをする。物語上では1ヶ月と立たないままに。先輩に促されても、伊織にも忠告されていたのにも、だ。
何なのこの屑っぷりは。2話連続で英梨々への扱いがおかしいって書いていて思わなかったの? 作者はアニメ化だの何だのと忙しかったのかもしれないけど、編集はそういうところツッコまないの? そういうところツッコまないで何するお仕事なの? 有名になったタイトルで続編が出さればそれだけで十分なの? 話を引っ張るにしてももう少し他のやり方はなかったのかと。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/81806357519708020

12巻まで読んだ。前巻でマジデートを取りつけてそのまま引っ張りながら、冒頭でいきなり台無しにするというのは、いくらなんでも酷いんじゃないか。要するにデートはしてないということですよ。そりゃあ怒るよ。加藤さんも怒るだろうし、俺だって怒るよ。そりゃあネタバレだってするよ。
加藤さんのキャラ崩壊に関しては、地の文における主人公からの解釈がなされていて、その点においては良かった。個人的には謎キャラのままのほうが好きだけれど、タイトルからして「冴えない彼女の育て方」であり、これだけ続いたからには育ってもらわないと完結できないというのも理解できる。しかし加藤さんのキャラが立つとどうしても相対的に詩羽先輩のキャラが薄くなるのは残念なところ。
あと、一択彼女 加藤恵Androidしかないのが気にいらない。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/299853205260489206

GS2読んだ。いやぁ、これは酷い。これが本当に商業出版物なのかと。もう目次からして酷い。「このプロローグは八巻エピローグの後にお読みください」って何さ。章題に限らず地の文もメタだらけだし。まあそれは今に始まったことでもないんだけど。あと、なんだかんだ言って私はファンタジーよりもラブコメが好きなんだなあと思った。
詩羽先輩がブラックからいい人路線にキャラ変更しているのは既定路線としても、加藤さんはもう少し加藤さんのままであってほしかった。腹黒さが出るのはまったく構わないんだ。だけどもう少し"何を考えているかわからない"キャラであってほしい。加藤さんの悩んでいる描写とかいらなかったなあ。
あと、美智留<加藤さん<出海ちゃん ってサイズ比に違和感。美智留は豊満なイラスト描写が多々あったような気がしたが。加藤さんがあれより大きいとかないだろ。

http://"http://h.hatena.ne.jp/hungchang/83461974528500548

1巻についても何か書いていたような気がしていたけど、どうやらブログで書いていたらしい。 冴えカノ 1巻 - 殴る壁 

 

バハムートラグーン

バハムートラグーンのノベライズ読んだ。良かった。
サクサク進んで読みやすいし、表現もうまい。プロの仕事。ゲームの主人公である反乱軍でなく、帝国サイドで描かれているのも良い。というかバハムートラグーンを描いているという懐かしさ補正だけでプラスがでかい。
とはいえ、Amazonでのレビューはいくらなんでも褒めすぎだし、そこまでのものではないよなとも思う。内容が薄いのは否めないと思うんだ。文庫で200ページあまりだから、なろうの冗長さと比べてしまうと糞みたいな文量。戦闘シーンはほとんど描かれることなく、あっという間に戦局は決まってしまう。物語はサウザーの死で終わりを迎え、完結することもない。もうちょっと丁寧に描ききってもいいのに。満足感は高いけど、その多くが思い出補正によるものであろうから、積極的に他人に薦めようとは思えない。
というかIPコンテンツって強いよなと改めて思う。これだってバハムートラグーンやってなかったら大して面白くないんだよきっと。まず商品を手にする人が、それに触れる前から好印象を持っている状態からスタートするのってでかい。それに、オリジナルの単発ものだと、どうしてもそのキャラクターや世界観の説明にある程度の尺を費やさないといけないし、場合によってはそれだけで顧客が離れてしまうのに、そのディスアドバンテージを一切負わないでいいというのはものすごい。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/83461901028325038

 

アニメ


アイドルマスター シンデレラガールズ

デレマス、さんざん引っ張った割りには最終回は本当にあれで良かったのか感が否めない。引っ張られた感じのする半分は演出でもなんでもなく、制作スケジュールの都合か、もしくは放送枠の問題だったんだろうけれども。
とりあえず増田で叩かれ続けている「話が暗い」というのは特に問題ないと思っている。前期はニヤニヤと物語性のどっちつかずで、何故かネットでの評価は対称的だったけど、個人的には艦これと同じ問題に陥っていて、どちらも悪くはないけどさほど良くもないくらいに思えていた。それが二期では明確に物語描写に舵を切っていて、私には好感の持てる采配だった。
CP各メンバーが成長していく物語が描かれていく中で、しまむーが一人取り残されてしまう(ような感覚に襲われる)というのが物語のクライマックスであったんだけど、ただそこからの復活の描写があっけなかったとは思える。プロデューサーと劇場を見て回っても、公園でのしぶりんとのやりとりほどのインパクトはないし、そもそもあの死んだ目のままでなんで行こうと思ったのかもよくわからない。そりゃあ現実の神経症だったらそんな劇的に立ち直るものではなく、小さな変化の積み重ねで改善していくものなのかもしれないけど、闘病記を描くアニメでもないし、あんだけ塗り固めたキャピキャピを描いておいてそんなところにだけリアリティをなんて求めていない。ドラマチックに描くことができないんだったら、描くことのできる別の設定を用意するべきだったんじゃないか。
ただ、もしかすると、脚本段階ではもっと丁寧に描き混む予定だったのかもしれないなと思わなくもない。歌のシーンが当初の予定よりも大幅に尺を取った可能性はある。特に最終回は歌があまりに多かった。それ以外のところが何もなさ過ぎた。イベントの成否がCPの存続に関わる問題であり、1クールの間それを主題にドラマが描かれてきていたのに、トラブルがないからきっと上手くいっているんだろうという程度にしか理解が進まない。それを見て常務が何を思い、どうやって判断に至ったのかもわからない。最終回は歌をメインに描くのであれば、それに向けた努力や葛藤も描かれているべきなのに、これまで描かれてきた内容は一貫してメンタル面に終始しているのでスッキリしない。これがはじめから意図されたものだったのか、スポンサーの要請が何かで尺を奪われたのかは知りようもないが、いずれにせよ残念な最終回だった、と物語を追ってきた者としては思える。だけど好きなキャラが歌って踊っているシーンが見たいという声も理解できるし、作品に金を払って貢献するのはそちらの人間だろうことも明白であって、商業的にはこの最終回の方が良かったのかもしれない。だったら購入特典にしとけよとも思うが、どちらが正解なんだろう。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/299841765205886810

 

サクラ大戦

サクラ大戦のテレビアニメ版を見終えた。
ゲーム原作だから仕方ないのかもしれないけど、時代設定が大正である必要も、舞台演劇をかませる必要もまるで無くてやばい。てかロボットものなのに過去設定って、よくそんなの思いついて、しかも企画が通ったものだな。いろんなところがガバガバ過ぎてやばい。だけどそうした整合性を求めなかった分、物語がエキサイティングに展開していて良い。実際我々の求めているものは私小説でもルポルタージュでもなく、フィクションであり、あるいはファンタジーなのであって、大局的な面白さの前では辻褄合わせなど些細な問題でしかない。いやしかし、それにしてもいくら何でもやりすぎではないだろうか。
それと気になったのが、さくらの扱い。おそらくは原作ゲームにおけるメインヒロインはさくらで、アニメでは主人公として描かれている。ところがゲームでの主人公は大神隊長であり、アニメでははじめさほどに目立つはたらきでもなかったものが、米田司令が隠れてからは活躍目覚ましく、最終話では大神隊長が主人公と言ってもいい勢い。さらにはアイリス。並外れた霊力を持つが、戦闘を嫌い、また人見知りの強いキャラクター。やがてはこれが戦闘にも参加するようになるのだが、その活躍の目覚ましいこと。また心を開いて見せるようになった笑顔は印象的に描かれ、これは完全にメインヒロインのそれ。最終戦の最中で見せるアイリスの回復技で一気に形勢は逆転し、もはやさくらとはいったい何だったのか。

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終物語

終物語一挙放送前編を見ていた。シリーズ初見。たしかにモノローグが長く映像の必要性が乏しくはあるんだけど、どうしてああも不必要な、演出のための演出をふんだんに盛り込めるのか。結果的にはそれがしっかりマッチしているんだけど、原作のある作品でここまで大それた演出を仕込めるのすごい。だけど情報過多で疲れる。一挙放送向きじゃないのかもしれない。でも逆に週に30分ペースだと前回の内容を覚え切れないんじゃないかという気がしなくもない。

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冴えない彼女の育てかた♭

アニメの展開やたら速いんだけど、これ原作読んでない人でもついていけてるの?
詩羽先輩が倫理君踏むためにわざわざ靴を脱いていた優しさは良かった。

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アニメ二期、全然キュンキュンしないと思ってたけど、
今週の加藤さんは可愛かった。加藤さん可愛かった。
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Fate

06年のアニメstay nightと、Zeroを見た。
もっと古い作品かと思っていたけどゲームが04年で、アニメが06年なのか。ううむ。どこか古臭さがあるんだよなあ。
11年のZeroになると、何が違うのかはよくわからないけど、絵柄は現代的になり違和感がない。同じキャラクターでも明らかに何かが違い、でもどこが違うのかわからない。
物語展開もZeroのほうが惹きつけられるものがあり、他方stay nightは少しきれいに整いすぎていて、わくわくさせるものが少ない印象。原作を知らないけど、Fateは文学と評される作品のアニメ化はあれで良かったんだろうか。当時はそれで素晴らしかったものなのか。いや、でもハチクロハルヒも同年代か。ううむ。
いや、別につまらなかったとかそういう話ではなくて、だったらZeroまで見てないし、というかZeroはプライムビデオで無料だけど、stay nightはわざわざゲオで借りてきたんだぞ。そうじゃなくて、何か違和感があるんだよなあ。

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アンリミテッドブレイドワークス見た。
凜ルートだと聞いていたけど、完全にアーチャールートだった。アーチャー、わりと人気キャラっぽかったのにかなりあっさりと死んでいて違和感があったけど、これを見て納得感。
fateルートが比較的単調だったのと比べてスリリングな展開。その分多少無理矢理感も否めないけど、私はこっちのほうが好き。

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実写映画

 

『ピーナッツ』


内村光良のピーナッツを見た。
2000回くらいは見たようなベタな展開。ベタすぎて感想が出しにくい。
ベタというのは、それだけ良く出来ているということでもあり、決して芸能人が片手間に作ったような駄作ではないし、
かといって新進気鋭の監督が撮ったわかりにくいけど刺さる人には刺さるような作品でもない。
キャストが揃って大根だけれど、もっといい俳優を使えばさらに良くなったのか、
それともイロモノだったからこそ楽しんで見ることができたのかよくわからない。

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『セトウツミ』

誰だかのブログでセトウツミって漫画がすごく良かったと書かれていて、読もうと思ったけど、漫画喫茶に置いてなかった。でプライムビデオで実写映画があったので見てみた。
瀬戸と内海が川辺で喋っているだけの話で、いや、本当に喋っているだけのほうが良かったかな。樫村さんのくだりは別に匂わせるだけで良かったような気もする。
雰囲気は好き。1800円払って見るようなものじゃないけど、家でごろごろしながら見るには良い。

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ぼくらの七日間戦争

amazonプライムで無料だったからぼくらの七日間戦争を見ているんだけど、この映画すごいな。
まだ小さい頃に一度見たことがあったはずなんだけど、こんな話なんだったっけ?
なんていえばいいのかよくわからないんだけど、どこにも人間が出てこない。
なんで怒っているのかよくわからないし、なんで解決してるのかよくわからない。
すべてが物語進行のために動かされているNPCみたい。
男の子たちの冒険話なのかと思っていたら、いつの間にか宮沢りえが全部持っていくし、
その宮沢りえの言動にさえ人間を感じられない。
そして感動のTM NETWORK
いい映画を見た。

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てか。なんだろう。
ぼくらの七日間戦争、圧倒的に糞映画なんだけど、見終わった後のこの感じが悪くないんだ。
どう表現したらいいのかよくわからないんだけど、不思議な満足感があるんだ。
よくわからないけど、お前らもぼくらの七日間戦争を見るべきだと思うんだ。

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シン・ゴジラ

都心だと次回の上映まで満席でも、郊外の劇場では20分前に着いても十分余裕だった。
というわけで例のあれを見てきたわけですが、
面白かった。私は好きなんだけど、
そこまで騒ぐほどなのかなあという印象も拭えない。謎設定の糞物語で、SFXも大したものではないし、必ずしも映画館で見る必要はなく、家で寝転がりながら見るくらいでいいんじゃないかという気がする。乾き物つまみながら、友人とああだこうだ言いながら見るのが一番楽しい作品だと思う。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/299848423135515979

311に特別な思い入れのある人なら見方が違うのかもしれないけど、私は一切被災してないし、それを「日本人」に求めるのは主語デカ案件かなあ。

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3月のライオン

実写映画の3月のライオン
無駄に豪華キャストで、映像にも金かかってる感はある。
前・後編がそれぞれ2時間超で、やりたいことがたくさんあったんだろうことは理解できる。けど、詰め込みすぎじゃないか。特に出だしは頻繁に場面が変わりすぎる。もっとリズミカルに、たとえばコメディタッチに進められるのであればそれもわかるが、ずっと重たい雰囲気のままに場面転換だけが早くて、物語に没入しにくい。それならエピソードを絞ってほしい。
その点、終盤は見応えがあった。役者陣も迫力があって良かった。でもそのクライマックスに描かれる対局が、物語上のクライマックスではなくて、なんだかなあという印象。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/81812517703368100


バラエティ


M-1グランプリ

M-1グランプリ2005ブラックマヨネーズの完成度の高さやばい。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316611099063626561

M-1 2008ではメンバーかなり入れ替わって面白い。
ノンスタイル石田が泣くからよくわからないけどもらい泣きしてしまう。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/227137779791152440

M-1グランプリってなかなか絶妙なバランスの上に成り立っていたんだな、と2015を見て思う。
おそらくは審査員が歴代王者になったせいで、あるいは出場制限が緩和されたことも関係しているのかもしれないけど、
緊張感が失われて、ただのネタ見せ番組と変わらないものになってしまっている感。
きっと5年ぶりに見れば、そんな違いは些細なものだったんだろうけど、数日ぶりに見るとあまりに違う。
漫才が面白くなくなったかといえば、取り立ててそういうわけでもないんだけど、
でも違うんだ。こんな仲良し漫才大会が見たかったんじゃないんだ。

http://h.hatena.ne.jp/hungchang/316611738904520458

 

『戦闘車』

戦闘車なるシリーズ。
でっかい規模でドタガタやってるの見てるのはフツーに面白い。出演者もわりと知っている人が多かったのも良かった。最終戦が消化不良である点は否めない。
番組編成は極めてテレビ的。執拗にリプレイ映像を流す。とてもわかりやすく、嫌いではない。実況もプロフェッショナル。これは素人投稿動画では真似できない。実にテレビ的。
逆に言えば、どのあたりが「テレビではできない」のか疑問がある。こんな、物を破壊して喜ぶような企画はたしかに今のテレビ的ではないかもしれないが、非倫理的コンテンツに対するリアクションはテレビ放送よりもネット配信のほうが大きいはず。それを恐れずにできるというのなら単に見ている人が少ないというだけに過ぎない。つまりビジネスとして成り立たないはず。
広大な敷地を専用に整備して、自動車を何台となく潰して、大勢のタレントを使って、危険を伴う企画はおそらく相当緻密なシミュレーションを重ねただろうし、どうしてこんなに予算が出てきているのか謎でしかない。番組目的で契約する人なんているはずもなく、途中で広告が入ることもない。仮に広告が入ったとしてもペイする視聴数が稼げるわけもない。なんだこの100%赤字企画は。いったいどんな意図をもって制作されたのか。
アマゾンレビューを見ると、1シリーズ目と比較している人が少なくない。前作はそんなに酷かったのか。どうしてそんなに酷かったのに2作目が作られたのか。謎は深まる。

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飲むハンバーグリベンジ

はい。というわけでやっていきましょう。

chikada.hatenablog.com


前回の反省点
・冷凍玉ねぎで鍋が冷える
→あらかじめレンチンしておく

・水分・トマト分が多すぎる
→粉末デミグラスソースの素を使用。トマト缶や液体調味料を使わない

・写真撮るのだるい
→完成写真のみを使用

 


そして出来上がりが以下。

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画像は飲むハンバーグをスパゲッティに乗せたものです。

・再加熱を待たなくていいのすごく楽
・トマト感が減って、肉感が激増
・まだハンバーグ感が足りない。牛率が低いのか。あるいはナツメグか何かが必要なのか。

電動アシスト自転車に乗った

そういえばこの前、電動アシスト自転車を借りた話を書いていなかった気がするので書いてみる。
倉庫から事務所を往復しなければいけなくなって、それなら俺のを使っていいよと言われたので借りたのだ。それは見るからにゴツい形状で、最新とは言い難いモデルだった。だからまあ大した期待もなしに乗ってみたんだけど、予想とはちょっと違った。電源を入れて、またがって、漕ぎ出してみると、思わず笑ってしまう。最初の一漕ぎ目は普通の自転車と変わらないんだけど、漕ぎ出してからコンマ数秒遅れてペダルが軽くなる。軽くなるというか、ほとんど勝手に動いているような感覚。アシストとかじゃなくて、これはもう電動自転車でしょ。言動付自転車でスロットルを回すように、電動アシスト自転車ではペダルを回すことでモーターが動く。ペダルを漕ぐことをアシストしているのとは違う。便宜上アシストと呼んでいるに過ぎない。そう思えた。
それはさておき、一漕ぎ目だけ力が必要で、コンマ数秒遅れて電動アシストが動き出す仕組み。どうもこれが違和感が強い。本来はさらに力を加える必要があるはずのところで、電動アシストがはたらいてもはや勝手に動き出す違和感。交差点で停まっては動き出す度に、思わず笑ってしまう。変な意味でなく、本当に笑えてくる。困る。

最近のネット閲覧状況

結論から言えば、好きなサイトのRSSフィードを適当なTwitterアカウントに吐き出して、そこから覗いていて、これがなかなか悪くない。

 

何故RSSリーダーを利用しないのか。「未読」が溜まるのが嫌だからだ。

忙しい日が続くと、どうしても未読のフィードが溜まっていく。*1 そしたらすべて既読にすればいいだけのことではあるんだけど、どうもその些細な行為がストレスになる。要はゴミを捨てられない病気なのだ。さらには、未読が溜まっているのがわかると、今度はRSSリーダーを開くことも億劫になってくる。だからRSSリーダーを使うのはやめた。

そこでTwitterだ。

どこのご家庭にも使わなくなったTwitterアカウントのひとつやふたつくらい眠っていることだろう。それを活用するのだ。IFTTT的なサービス*2を使って、RSSを取得してTwitterに投げる。今回は10といくつかのブログと、村はてブ、数人のはてなブックマークからのRSSを読み込ませた。そのTwitterアカウントをTweetDeckのカラムに加えれば完成だ。

但し、注意することがいくつかある。今は休眠アカウントでも、かつては何らかの目的があって作られたものだ。何らかのアクションが紐付けられているかもしれない。今回私のアカウントは、リンクを貼るとリンク先をブックマークするよう紐付いていた。気付き次第その設定を解除して、Twitterアカウントにも鍵をかけて非公開とした。また、IFTTT的なものでURLを貼り付けても、それがリンクとして開かないこともあった。ページタイトルが英字で、それとひとつづきと見なされてしまうからだ。タイトルとURLの間にスペースを挟むよう設定することで回避した。デフォでそうしとけよ。あとなんかもうひとつふたつ書こうと思っていたような気がしたが忘れた。

 

スクロールするだけで新しいコンテンツが次々と表示され、必ずしもそのすべてに目を通す必要がない、というのは快適だ。

もちろんRSSリーダーだって"必ずしもそのすべてに目を通す必要"はないんだけれど、どうも強迫観念に近い何かがあってストレスだったけど、Twitterを活用することでそれがなくなった。懐かしのCrowsnestを思い出させる。あれは良いサービスだった。

 

ところで、表示が十分になされていなかったTumblr*3も、最近は一切問題なく閲覧できるようになった。巷ではTumblrのアダルトコンテンツ廃絶には不満の声が溢れているが、個人的には大満足である。

*1:なろうを読んでばかりいるという要因も大きい

*2:今回はプロセスとタスクの自動化 | Microsoft Flowを利用した

*3:近況 - 殴る壁

鳥だ!飛行機だ!ブックマークコメント大賞 2018

はい。そうです。今年もそういう季節です。

近年は他にも同趣旨のブログエントリーが複数あり、私もそんなにブックマークコメントを読み込めていたわけでもないので、今年は掲載作を絞り込む方向性にしました。

 

 

娘の名前

「おとうさんが ますだ をつかって、とらば と ぶこめ で たくさんのひとが ひっしにかんがえてくれたなまえを、わたしはだいすきです」のところで泣いた。

2018/03/03 08:37

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ブックマーク先の記事はシンプルで、「『起きてるだけで丸儲け』が座右の銘なんだけど、娘の名前は何がいいと思う?」 というだけの増田。トラバでもブコメでも当然のように娘の名前を考えた記述(ネタ)が並ぶ。yooks氏には「なんでこのネタにここまでブクマとコメントがつくのか問題」と言われるほどに。*1 そうした中で現れたのが、kijtra氏のコメントである。

これは一見ありがちなコメントだ。「~で泣いた」はもはやテンプレ的であり、「~で」の部分が実際には存在しないものを書くこともさほど珍しくはない。

カギ括弧の中、存在しない引用文の内容もまたありがちなものだ。きっと娘から父親への手紙だろう。小学校の課題なのかもしれない。「わたしはだいすきです」で締めくくられた手紙は実に感動的であり、テンプレ的だ。だがこの内容、いい話のようでもあるが、とても酷い。「お父さんが増田を使って、トラバとブコメでたくさんの人が必死に考えてくれた名前」である。これは酷い。これは泣くわ。

この、とても酷い内容をさもいい話風のテンプレートで装飾したコメントを、それまでのブコメの流れを完全に断ち切っての投入。発想力も構成力も常人のそれではない。これは歴史に残るベストブコメだろう。

 

 

 

斗比主さんとhagexさん

まさか斗比主の中の人が低能先生だったとは、夢にも思わなかったよね

2018/06/27 22:42

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残念な事件があった。hagex氏*2が殺された。*3 はじめは多くの人が半信半疑だっただろうが、これほどまでに界隈で騒がれて、それでも沈黙を保ち続ける彼ではない。リアルの彼を知る人からの、追悼文ではない何か*4が投稿されたところで疑いようもなくなった。

しかしもう一人、沈黙を続けるネットウォッチャーがいた。それがtopisyu氏*5だった。もしかしたらhagex氏とtopisyu氏は同一人物であり、今回の事件でtopisyu氏も失ってしまったのではないかと不安を綴った増田に付けられたのがこのブックマークコメントだ。

増田は犯人に殺された可能性を心配しているにもかかわらず、ChieOsanai氏はtopisyu氏が犯人のほうであり、身柄を拘束されているので更新が無いのだと主張。「思わなかったよね」という、まるで共感しているかのような姿勢ではあるが、増田の記述とはまったく異なることが書かれている。人が一人死んでいるのに、この不謹慎な態度はなかなか取れるものではない。

しかしこの不謹慎さである。これこそが今我々に欠如しているものであり、また目指すべき姿なのではないか。我々に必要なものは情報価値であり、あるいは正しさであり、または面白さである。間違いがあれば正し、ネタがあれば弄るべきなのだ。有名はてなユーザーの死を前にしたからと、いつまでもクネクネしてはいられない。馴れ合いなんて糞食らえだ。そう教えてくれるコメントだった。

 

 

 

年収で語るんじゃなくて満州で語れよ。 anond:20181128232241

今日気づいたが、満州国が存続してたら当然、国債を発行したり債券市場が開設されたりしたはずであり、一方USAに関する経済ニュースで「べい国債販売」とか「べいこく債券市場」等と略称を使うことから類推すると(略

2018/12/01 15:05

b.hatena.ne.jp

 

ただの駄洒落であり、ただの下ネタ。だけれども、そうと思わせないこの導入が巧み。「今日気づいたが、満州国が存続してたら当然、国債を発行したり債券市場が開設されたりしたはずであり」という少し硬めの記述が、まさか「まんこくさい」と言いたいだけだとは思いもしなかった。しかも、だ。「まんこくさい」と言いたいだけなのに、「まんこくさい」と言い切らないこの卑怯さ。これはズルい。だが、ただズルいだけではない。「まんこくさい」の6文字を伏せるために書かれたのが、この100文字ちょうどのコメントである。*6 これは実に絶妙なバランスの上にあり、「まんこくさい」と言い切っても、あるいはもっと短い文のままに省略しても、この味わい深さは生まれなかったに違いない。

ところで、普段はどうにもわかりにくいジョークばかりをぶっこんでくるcider_kondo氏が、今回ばかりはどうしてこんなにも丁寧にネタを綴ってきたのかも気になるところ。そんなに「まんこくさい」言いたかったんだろうか。

 

 

 

はい。そういうことです。

別に3作である必要はなかったんだけど、結果的に3作になったというだけ。もっと数多く掲載するのは、誰か他の人に任せればいいだろう。だけど、そこに感じた面白みというのは人それぞれに異なるもので、それを書き綴るということはきっと私にしかできないことであって、私のブログはそういうことに費やしたい。どうしても私の選んだ他のコメントを見たいという奇特な人が万が一にもいたら、ブックマーク[ベストブコメ’18]タグを見てください。でもそうではなくて、ここには私の言葉で私の思いを綴ることにこそ意味があるんだと思うんだ。

 さて、この一年を振り返ってみると、はてな界隈での一番大きなニュースは、上でも挙げたhagex氏の事件だろうか。被害者・加害者ともにはてなユーザーであり、殺されたのは有名ユーザーでもあり、インターネットの狭い界隈ではかなりセンセーショナルに取り上げられた。有名ユーザー同士で交流のあった人たちには特にそうだろう。他方の低能先生は知る人ぞ知る人物に過ぎず、私もその存在は知っていはしたけれど詳しくはないし、増田の低能先生とブックマークでidコールしてくる荒らしが同一人物だとは思ってもいなかった。そんな低能先生を知りもしないくせに勝手に批判したり、あるいは同情したりする言説が増田では数多く飛び交っていた。明らかに間違いであるのに、反駁できるほどの情報が無いときのもどかしさよ。

もうひとつ大きなニュースは、はてなダイアリーと、はてなハイクの終了だろう。管理にコストだけかかって利益の見込めないサービスを継続するのは大変だろうことは理解できる。ダイアリーにははてなブログという後継サービスがあり、はてなハイクはそもそも利用ユーザーが少ない。企業の判断としては当然かもしれない。しかし、はてな社はいったいどこに行きたいんだろうという疑念は残る。はてなブックマークもリニューアルという言葉ばかりが歩き続け、しかし実態は機能の削減ばかりだ。RSSリーダーの開発においても目立った進展は発表されないままだ。現状で利益を押し上げているBtoBに力点を置いて、BtoCはこのまま縮小していくのだろうか。せっかく上場したのに独自ブランドを切り捨てて、下請け企業となっていくのだろうか。