2025年の1月だから、おおよそ1年ほど前にブックマークしているらしい。何でかは覚えてないけど、黒染めに興味を持つようになって、今回はじめて実践してみた。結論から言うと、期待したほどきれいには染まらなかった。
先のリンクではプレミアムダイ、つまりコットン用の染料を使っているけど、今回使用したのはナイロン素材も染めることができるマルチというもの。ナイロンは染まるけど、ポリエステルは染められないとされている。*1 プレミアムは40℃で使用できるが、マルチは80℃で使わなければならず、いくらか面倒臭さが増す。

画像は届いた肉。株主優待というやつだ。
少量のお湯に溶かしたダイを、食塩を溶かした大量のお湯と混ぜる。
1袋で6Lのところを2袋使うので12Lあって良いのだけど、12Lのお湯を用意するのがあまりに面倒くさいのと、染料も薄いよりは濃いほうが良いだろうと考え*2、今回は9L程度のお湯を使うこととした。

㈱ワイズテーブルコーポレーションでは株主優待を運営店舗での食事券か、あるいは関連商品を選ぶことができ、今回は沖縄県産もとぶ牛すき焼き用250gを選んだ。
混ぜ合わせた液を張ったデカバケツに衣類を沈めていく。ナイロンパンツにもしっかりと染み込んでいきまずは一安心。しかし液を吸った衣類をトングで混ぜるには限界を感じる。重すぎるのだ。他方で手で混ぜるには熱すぎる。液が80℃を保てているとは言えないだろうが、だとしても手を入れられるほどの温度ではない。ゴム手袋にも大した耐熱性はない。
それでもなんとか混ぜながら、熱湯で湯煎しながら、40分間浸けていく。いや、ちゃんと混ざっているか、温度が低すぎないか不安だったので、実際には60分間浸けることにした。
染色液から取り出した衣類は軽くすすいで、今度はカラーストップを溶かしたお湯に15分浸ける。15分後にもう一度すすいで、洗濯機に放り込んですすぎ&脱水し、その後に他の洗濯物といっしょにもう1セット洗濯機にかける。

肉は冷蔵庫に一昼夜入れて解凍した。解凍すると、尋常でないサシがあらわになる。しかもこの肉、ただ丸まっているわけではなくきれいにたたまれていて、広げると1枚がかなり大きい。
まずはナイロンパンツ。思ったよりもきれいに染まっている。真っ黒に染まりきってはないものの、黒として売られていてもおかしくない色。ムラなどもなく、悪くない。
色褪せてきた黒シャツもきれいだ。綿素材の黒シャツが染まらなかったら問題なので、これはまあいいだろう。
青い綿で綾織の薄手のシャツ。思ったほどに黒く染まっていないが、悪くはない。これはこれで味があるのだ。胸ポケットを除けば。胸ポケットだけ素材が違ったようで、染まり方が違って違和感がある。胸ポケットを縫った糸は明るい青を残していて妙に目立つ。これは、どうなんだろう。着られないというほどではないが、うまくいったとは言い難い。
紺のネルシャツ。染まった? 相変わらず紺色。少し暗くなった程度。綿100%のはずなのに。特に悪くなったこともないけど、あまりに変化が乏しい。ううむ。
総じて、期待したほどの成果は得られなかった。色ムラが出たりはしなかったけど、染まった色が薄いのだ。だから次回は綿素材用のプレミアムダイを試してみたい気持ちもあり、もう面倒くさいからやらなくていいではないとかという気持ちもある。

それなりに大きく、それなりの厚みもある肉だけど、めちゃくちゃ柔らかくて、ひとくちでいけてしまう。肉が柔らかいという表現はよく使われがちだが、今まではそれを聞いてもぜんぜん魅力に感じられなかったけれど、肉が柔らかいというのはこういうことだったのかという発見がある。弾力の問題ではなく、体験が違うのだ。