まとめ買いした蕎麦がおいしい

前回のポッドキャストの記事ではあげなかったけど、今年から聞いているポッドキャストfrom雑談というポッドキャストがある。ポッドキャストスタジオを併設した雑談という飲食店があって、そこで他のポッドキャストについて語っている番組や、他のポッドキャストをやっている人を呼んでやんややんや喋る番組などをやっている。ある回では、蕎麦を語っていて、そこで紹介されていた蕎麦を買って、最近よく食べている。

 

 

 

 

私は、蕎麦が好きか嫌いかでいうと、まあ好きなんだと思う。けれど、ふだん蕎麦を食べることはほとんどない。安価に食べられる蕎麦に魅力を感じられることが滅多になく、美味しい蕎麦を食べようとするととても割に合わない価格を支払わなければない印象が強い。うどんのほうがリーズナブルじゃん。母方の実家が飲食店で、そこで食べる蕎麦が美味しいというのもあったかもしれない。

こちらの麺は蕎麦粉100%だとのことだが、蕎麦粉100%の麺というものを食べたこともなかった。蕎麦粉の香りが強いかわりに、麺がまとまりにくく、口当たりが良くないこともあるという、そうした知識だけは持っていた。でも食べてみると、思っていたのとはちょっと違った。打ち立てでもないので、さほど香りが強くないというのはまあ理解できることではあるが、不思議なことに喉ごしも悪くないのだ。一般的な麺の長さも十分あり、啜ってちぎれるようなこともない。表面はツルツルしていて、十分に美味しい。

十分に美味しい。言ってみればそれは、最上級に美味しいというわけではない。そりゃあそうだ。36食で5000円ほどだ。1食150円に満たない。この値段でそんなに最高峰の味であれば、全国のそば屋が潰れてしまう。でも、十分に美味しいのだ。茹で時間も2分半と短くて使い勝手が良い。食べ応えも十分あり、最初に食べたときは2食分を茹でたら多すぎて後悔した。

 

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十分に良いという概念が大事だと、最近よく思うようになった。インターネットの人たちはすぐ大言壮語を吐く。読み物としてみれば、大袈裟な表現が面白いことも少なくない。でも、情報としてはノイズになる。無益なのではなく、害悪になることが多い。なか卯の親子丼も、てんやの天丼も、美味しいけれど、もっと美味しい店自体はいくらでもある。それでも価格が安いから高い満足が得られている。十分に美味しいのだ。