シャンプーを使い切りそうだから買うじゃん。詰替え用。1パックで2ボトル分らしい。使い切ったから詰め替えるじゃん。詰替えのパックが軟弱なパッケージだから両手で持たないと傾けて移すことができない。硬質プラ容器に入れてたら詰替え用の意義がないんだからそれはまあ仕方ない。でも詰替えパックのほうに両手を使うから、もとのボトルは置いたままにして注ぐしかない。必然、顔からの距離は遠くなるし、中を覗き込むことも難しい。難しいけど、中の様子がまったく見えないわけではない。少しだけ見える。まだまだ入るなと確認することができる。できていると思っている。でも、口近くまで入ったなと目視できたときにはもう手遅れなんだ。それから詰替えパックを下ろしたときにはもうギリギリまで流れこんでしまっている。ギリギリ。こぼれてはいない。でもこれからまだポンプ部を差し込まなければならない。どう考えても完全にアウト。それはわかっている。でもここまで来てもう引き返せないじゃないか。詰替えパックに戻すなんてできないだろう。ボトルの口よりも、詰替えパックの口のほうが小さいので、こぼさずに移し替えることは簡単ではない。それに、一度ボトルに出したものを、もう一度詰替えパックに戻すことに衛生上の不安が無いわけでもない。だから、やはりポンプを差すしかない。どうせここは風呂場だ。多少こぼれたところで大した問題ではないのだ。そうして私は服を脱いできて、もう一度風呂場に向かい、いったん髪を濡らし、なみなみとシャンプーと注ぎ込まれたボトルにポンプを差し、溢れて出たシャンプーを掻き集めて髪を洗った。
iPhoneをなくして、久しぶりに、というかほぼ初めてまともにAndroidスマホ使ったけど、案外悪くないな。10年以上前に最初に買ったスマホがAndroidで、今も使っている安タブレットもAndroidで、会社支給の通話と写真とメールしか使わないスマホもAndroidで、だから使ったことがなかったというわけではないけど、まあなんて言うか微妙なところで、正直あまり良い印象はなかった。
買ったのはXiaomiのRedmi Note 10Tなるもの。3年前の、安価なモデルなので、今のAndroidを代表できるようなものではないが、それでも案外と悪くない印象だった。3年前の安価なモデルへの期待が低すぎたのもある。だってもっと古いGalaxyが10万近くするのに、このXiaomiは1万ちょっとだぜ? そりゃあ期待も下がるわ。
ブラウズ主体のアプリを触る分には何の問題もない。サクサク動く。画像の表示くらいなら何も問題はない。スクロールだって滑らかすぎるくらい。
メモリーは驚異的に弱い。初期状態は本当に酷くて、設定からメモリ増設をしないと話にならない。メモリ増設などという機能が最初から用意されていて、こんなに簡単に設定できるということは、その必要性をわかった上でのことだろうに、どうして3GBをデフォにしていないのか理解に苦しむ。3GB増設してなお、バックグランドでポッドキャストを聞きながらの、Googleマップのナビを使うことができない。あまりに貧弱。
でも、問題なのはそれくらい。電源ボタンは凹んでいて、その隣にあるボリュームボタンは凸っているから、電源押したかったのにボリュームを押してしまうという問題は何度となく起こったし、タッチパネルの反応が良すぎて触ってもいないのに反応してしまうことも多かったし、Xiaomiもカメラの性能自体はそれなりに高いんだけどiPhoneの補正能力が尋常じゃないことを実感させられたりということはあったけど、でもその程度のことで、Androidであること故の不満というのはほとんど感じられなかった。アプリ間のジャンプであったり、セキュリティーの何だかんだがiPhoneと違ってイライラすることがなかったわけではないけど、それは便利不便というよりも慣れの問題のような気がしている。
だから、概して、案外悪くなかったというのが正直なところ。