切れたナイフ

行ったことなかったスーパー銭湯に行ったんだけど、建物に入った途端にモハッと湿気が押し寄せてきてすごかった。そりゃああれだけお湯を使っているんだから湿度も高くなって当たり前なんだけど、この感覚を長らく味わってなかったので驚いた。ということは、私がたまに行く他の2つの施設では何らかの高度な湿気対策を行なっていたんだなあ。それ以外にも、施設自体が少し古かったり、利用者の治安が悪かったり、街の銭湯を思わせて味わい深かった。これで料金が安いなら納得もできるのだけども。

 

 

最近クラシルのYouTubeチャンネルで、出演している料理人の包丁を紹介していて、興味が湧いた。今使っている包丁は、いつどこで買ったのか、まったく思い出せない。たぶん一人暮らしを始めた頃に近所の商店街で買ったんだろう。もともとそんな大層なものでもなかったのが、年月を経てもう酷い切れ味となっている。何年か前に研ぎ器を買ってはみたし、使うとそれなりに切れるようにはなっているんだけど、やっぱりそれなりなのよね。だから紹介されていた包丁をググってみたんだけど、高い。包丁一本で2万は出せない。今の包丁だって切れないわけではないんだ。新しい包丁は諦めよう。と思ったんだけど、一回検索するともう親切にも広告がしっかり出続けてくれちゃうのね。それでうっかり3000円の包丁を買ってしまった。

 

 

使っていたものよりも若干刃渡りが長い。持ち手がひとつづきなのは洗いやすくて良い。思っていた以上によく切れる。縦に切り目を入れた長ネギとか、以前の包丁だとちょっと切りにくかったんだけど、新しい包丁はよく切れる。生肉も薄くスライスできる。刻んだ野菜を集めるときに、まな板のでこぼこに刃がひっかりがちなのが、今のところ唯一の問題。

 

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こうして写真見ると、そんなに薄く切れてないな。