咳が止まらない話

年末から咳が抜けずに続いている。他にはこれといったこともない。ただ咳が続いているというだけだ。医者に診てもらったところでどうなることもないことはわかっている。咳止めの薬をもらえばある程度和らぐけれど、治るものではないのだ。

だからといって、いつまでもこのままでいるわけにもいくまい。職場でたびたび咳き込んでいて、病院にも行ってないでは済まないご時世だ。なので先月耳鼻科に行ってきたという話はこの前書いた。*1 咳が続いて肋骨を折ったこともあるので、私自身不安が無いわけでもない。*2

 

咳が抜けないというのは不便なものだ。

まず、髪を切りに行きにくい。もうだいぶ伸びてきて、みすぼらしくなってきているが、切りに行きにくい。さすがに拒否されることもないんだろうが、そうはいっても行きにくい。切っている間はマスクも外すわけだし、美容師さんや他の客だっている。4年前ならともかくも、こうした世の中でそれはさすがにいかがなものか。

映画館にも行きにくい。マスクをつけたままだとしても、たびたび咳き込んでいる奴がいると迷惑だろう。感染症への認識が緩かった当時でも、そんな奴は迷惑でしかない。

正直な話、飲食店にだって行きにくい。行きにくくはあるんだけど、これはもう行っちゃう。そりゃあそうだよ。人間は何も食べないと死んじゃうんだ。だから食事のためには店にも入るけど、それでも喫茶店でのんびりするというのはやっぱりできない。生きにくい。