Androidタブレットを買った

KindleFireHDがもうダメなので、Androidタブレットを買った。

最初はまたFireHDを買おうかとも思ったんだけど、使えるアプリが限られるのも、それを回避してプレイストアを落とすためにまたあれをしてこれをするのも面倒くさいし、と思っていたら、ふつうにAndroidタブレットのほうが安いじゃん、ってことに気づいた。アプリ内でAmazonの決済ができる以外に取り柄のない、機能が大きく制限されて、性能だって高くないタブレットよりも、Android12のほうが安いというのは驚きだった。

 

 

 

 

安物のタブレットには、余計な設定、余計なアプリが一切無いということにも少し驚いた。そんなことにコストをかけてはいられないということだろう。よくよく考えれば、当たり前のことなのかもしれない。

なので、というわけではないけれど、安物のタブレットにも不便、不満は特になく、使い勝手は悪くないのだ。iPhoneほどの滑らかさではないけど、古いFireHDより数倍速く動いてくれる。*1 文字入力、変換に不満がない訳ではないけど、たぶんそれはアプリを変えればどうにでもなるだろうし、文字を打つこと自体があまりないのでそれすらしていない。タッチパネルの感度がおかしいというのはあるか。指を近づけるだけで、触れていなくても反応してしまうことがしばしばある。これは設定でどうにかできるものなのかしら。ゲーム性の高いゲームをやったり、イラストを描いたりするなら致命的だろうが、今のところそうした使い方はしていないので問題ない。もっぱらブラウザやKindleアプリで漫画を読んだり、ブルーアーカイブというクソゲーをしているくらいだ。

 

 

 

ブルーアーカイブというのは"先生"として女子高生にドンパチさせるクソゲーで、NEXONが開発しているならNEXONが運営すれば良さそうなのに何故か日本での運営はYostarが行っている。

まずこのブルアカ、ゲーム性が糞である。キャラクターがドンパチやっているのを、プレイヤーは基本的にただ眺めているだけであり、スキルの使用のみ指示を出せる。あるいは指示を出さず、オートでスキル発動を行うモードもある。その場合、プレイヤーは何もすることはない。紛れもなくクソゲーである。ではあるのだが、たぶんこれは、主たるゲーム性がバトルの最中にあるのではなく、実際には事前の戦略にあり、つまりはゲーム画面から得られる直観に反して、キャラの育成とその配置こそがゲーム性の主たる箇所であるということだ。

それにもうひとつ、ブルアカではシナリオとバトルが分けられているというのも特異な点だ。シナリオはただシナリオパートが存在し、バトルは別個のパートで行われる。もちろんシナリオの中にバトルが挿入されることもあるにはあるが、上述のとおり、バトルの主たるゲーム性は育成と配置にあり、しかしシナリオパート内でもバトルでは、事前に用意された編成で行うので、それはあって無きが如し。

なのでシナリオだけをさくさく進められる。読んで十分に面白いシナリオが用意されている。学園ごとの個別のシナリオなので、世界を救うような大仰なことを描く必要もなく、また無理やりに新キャラを投入させる必要もないので、多くのスマホゲーのシナリオのようにストーリーを破綻させることがないのだ。キャラクターも世界観もはじめから狂っているので、多少のご都合主義も違和感なく許せてしまうというのも大きい。この構造はなかなかの発明だと思う。

それがエデン条約編の3章24だ。ここにきて突然に自らの編成パーティーで戦うことを求められる。でもさ、育成なんてしてないじゃん。そういう面倒くさいことせずシナリオを進められるのがこのゲームのメリットだったはずでは。レベル20程度で臨んでも当然に瞬殺される。ダメじゃん。ググった限りでは、どうやらレベル40後半から50近くが必要らしく、でもこんなクソゲーで、そこまでレベル上げするの無理じゃない? なんて過酷な。

 

 

 

 

ゲームをしていると、接続できるスピーカーが欲しくなる。うちにもBluetooth接続できるスピーカーはあるんだけど、同時には1台しか接続できなくて、常時iPhoneを繋いでいるので、他にもう1台欲しかった。それでえっちゃんの薦めるEchoDotを試してみた。

だけどもこれは、私の求めるスピーカーではなかった。

スマートナントカという、話しかけるといろいろしてくれる機器であって、そこにスピーカー機能も載っているというのに過ぎない。ただ音質が悪いというならまだいいんだ。音量が小さいのは致命的。さらにたちの悪いことに、Bluetoothからの音量は小さいけども、EchoBot自体からの音は十分に大きい。だからBluetooth向けに音量設定をすると、ふとしたときにEchoBotが爆音を鳴らすことになる。無理だった。もう電源プラグも抜いてしまった。

 

*1:5年も前のiPhoneに及ばないというのはふつうに雑魚すぎでは。