ポッドキャストアプリは、Pocket Castsが良いよみたいなブログを見つけて、使ってみたら良かったので使い続けている。*1 *2アイコンのサイズも選べるし、並び順もソートできる。一度聞いたエピソードが一覧から消されるのはいくらか気に入らないが、それだって表示するように設定変更することができる。特別に重たくもないし、変なエラーもない。再生直後のコンマ数秒の音が出ない現象は起こる。問題はそれくらい。Pocket Castsを紹介していたブログでは、それがごりゅごcasrで紹介されていたと書かれていて、ごりゅごcastはいつも聞いているポッドキャストなのに、ぜんぜん思い出せなくて少し悔しかった。

 

 

コテンラジオ樋口氏が個人のポッドキャストで、マルクスエンゲルスの回の収録を終えて云々と喋っていたのを聞いて、楽しみにしていたけれども、資本主義の思想史みたいなのをちょっと扱っただけで終わってしまった。なんてことだと一人嘆いていたけれど、どうやらこの後にちゃんとマルクスエンゲルスの回は存在するんだということを、ちょうど今Twitterスペースで聞いて安心した。

マルクスについて決して詳しい、あるいは大好きだというわけではない。だけども、過激な主張をしていた『共産党宣言』の頃から、年代を重ね、知識を重ねていって、『資本論』では暴力革命の主張をひそめ、共産主義を「生産手段の社会的所有」と再定義するに至るには何があったのかということに興味がある。そもそも「生産手段の社会的所有」、つまりは企業の所有権を人々で分け合うという意味では、株式会社も共産主義的であるという観念は、マルクスの解釈においてある程度共有されているものなのか、それともそれを教えた教授独自の発想なのかを知りたいというのもある。一般書ではそんな見解を見たことはないし、かといって専門書を読み込むほど強い関心があるわけでもないのだ。

 

 

コテンラジオでは樋口氏が聞き手になって、理解の薄いリスナーの意見を代弁したリアクションをしてくれるので小難しい話も聞きやすい。今聞いているTwitterスペースでもそうした話が出てきた。樋口氏は歴史知識には疎くても、トークやエンターテインメントには長けているので、きちんとリスナーの理解を促すリアクションをとってくれてありがたい。

他方、ゆる言語学ラジオでは、聞き手である堀元氏の理解が良すぎて、ちょくちょくついていけないことがあって、ということを書こうと思ったけれど、両者を比較して一方を持ち上げてはもう一方をけなすの良くないなと思い、でも結局書いてしまう。

 

*1:使っていたGooglePodcastaのエラーが酷いので、乗り換えたApplePodcastも使い勝手が悪かった。ポッドキャストアプリがクソい - 殴る壁

*2:紹介していたのがどこのブログだったかもはや見つからない。