電動アシスト自転車に乗った

そういえばこの前、電動アシスト自転車を借りた話を書いていなかった気がするので書いてみる。
倉庫から事務所を往復しなければいけなくなって、それなら俺のを使っていいよと言われたので借りたのだ。それは見るからにゴツい形状で、最新とは言い難いモデルだった。だからまあ大した期待もなしに乗ってみたんだけど、予想とはちょっと違った。電源を入れて、またがって、漕ぎ出してみると、思わず笑ってしまう。最初の一漕ぎ目は普通の自転車と変わらないんだけど、漕ぎ出してからコンマ数秒遅れてペダルが軽くなる。軽くなるというか、ほとんど勝手に動いているような感覚。アシストとかじゃなくて、これはもう電動自転車でしょ。原動付自転車でスロットルを回すように、電動アシスト自転車ではペダルを回すことでモーターが動く。ペダルを漕ぐことをアシストしているのとは違う。便宜上アシストと呼んでいるに過ぎない。そう思えた。
それはさておき、一漕ぎ目だけ力が必要で、コンマ数秒遅れて電動アシストが動き出す仕組み。どうもこれが違和感が強い。本来はさらに力を加える必要があるはずのところで、電動アシストがはたらいてもはや勝手に動き出す違和感。交差点で停まっては動き出す度に、思わず笑ってしまう。変な意味でなく、本当に笑えてくる。困る。