実家では最寄りの郵便局が集配郵便局だった。最寄りといっても徒歩10分以上かかるのでそんなに近いわけではないけど。それでも自転車に乗ればすぐに着く。コンビニが切手やハガキを扱うようになるまでは、郵便物があればそこへ持っていっていた。高校時代にはそこで年賀状配達のアルバイトもやった。実家近くの郵便局では郵便窓口業務は24時間稼働していた。夜中でも何円になるかわからない大きい封筒を持っていって郵便に出すことができたし、当日扱いで消印が押された。郵便局はそれが普通だと思っていた。
横浜でも変わりなかった。職場で最寄りの集配郵便局は横浜中央郵便局だった。小さい郵便局ならもう少し近くにもあった。けれど郵便を出すのは通常業務が終わってからであることがほとんどだったので、中央郵便局まで行くことのほうが多かった。もちろん深夜まで窓口は開いていた。それが当然だと思っていた。
それで今はさいたまの職場に通っているんだけど、さいたま中央郵便局は違った。どういうわけか、さいたま中央郵便局は深夜営業を行っていない。中央郵便局なのに。それなら仕方ないと、先ほどまだ明るい内に持っていったが、日曜祝日は15時で閉まるらしく、それにも間に合わなかった。大きな郵便局なら当然に休みなく動いているものだと今まで思い込んでいたので、ちょっとした衝撃だった。24時間営業している郵便局一覧(東京・大阪・福岡など47都道府県を完全網羅) | 通販と宅配便の情報サイトとりせどどっとこむを見る限り、24時間営業の郵便局って全国的にあまり多くなく、東京都内だけが突出している。当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないんだと思い知る。