中華鍋が錆びたので、ラーメンを作った話

底が丸くなっていないので中華鍋と呼ぶことが本当に正しいのかよくわからないけど、面倒くさいので便宜的に中華鍋と呼ぶ。
そいつが最近錆びついてしまっているんだ。麺を茹でるのにしか使っておらず、油も通していなかったんだから仕方ない。よし、それじゃあ油を使おう、ということでまず鶏皮から油を絞り出した。適当に刻んだ鶏皮を中華鍋で炒める。もっと放置ゲーなのかと思ったけど、意外と鍋にくっつくので箸で炒め続ける。本当はもっとカリカリになるまで出し尽くすんだろうが、面倒くさくなったので鶏皮を取り出して、今度は細切りにした長ネギを入れる。こちらはすぐにしんなりとし、やがて色が変わってきたので、味覇とめんつゆとチューブのにんにくを投入。グツグツしてきたら水で薄めて伸ばす。これをラーメンのスープとする。
両手鍋にお湯を沸かす。コンロが一口しかないので同時並行ができない。沸くまでの間に鶏ハムに限りなく近い何かを切る。最近は鶏に塩を揉み込んだりそれを洗い流したりするのが面倒なので、保存バッグでめんつゆに漬け込み、バッグのまま加熱しているので、鶏ハムによく似てしかし少し違う何かになっている。沸いたら麺を茹でる。細麺なので1分で茹で上がると書いてあるが、再沸騰するのに1分じゃすまない。試しに1分くらいで試食してみるが、やっぱりまだっぽい。もう少し大きい鍋がほしいところ。茹で上がった麺をざるにあけ、先ほどのスープを温めなおす。丼に麺を盛り、鶏を乗せ、スープを注いで完成。

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味は間違いないんですよ。味覇とめんつゆっていうもう完成された味に、鶏とネギの旨みが加えられているんだから、美味くないわけがないんですよ。ただ、コンロが一口しかなかったり、丼が小さかったり、それらを見越した調理ができなかったり、もっと具体的に言えば、丼の底で麺がくっついて固まってたのが失敗だった。

 

あと関係ないけど、自炊における最近の気付き。

  • 麺は余熱で茹でれば十分は嘘。とても残念な茹で上がりになった
  • キャベツスライサーはあまり力を入れずに軽く刃に当てれば比較的薄くスライスできる
  • ダイソーの糞でかいザルがあるとキャベツスライスが1000倍捗る
  • ミネラルウォーター買うよりも水道水で麦茶作ったほうが低コストで満足感高い