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そういえばこの前

AbemaTVで「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のアニメをやっていて、たぶん見たことがなかったから2期だったと思う。それを休みの日に、ベッドに寝転んで、携帯電話をいじりながら、ダラダラと見ていた。ここで「スマートフォン」とか「iPhone」と書くのがなんか小っ恥ずかしくて避けてしまうのは何なんだろう。
こんなに可愛いわけがない妹の回想で、大好きだったお兄ちゃんがいつの間にかダメ兄貴になってしまった話が配信されていた。お兄ちゃんに追いつくために頑張ってきたのに。あいつがこんなにダメになってしまったのは地味子のせいに違いない。そして詰め寄る。あんたのせいだ、と。すると地味子は答える。もともとあんなだったよ、と。これは名シーンだと思った。名シーンであるべきだった。
ずっと憧れていた兄。努力を重ねて、ようやく兄に追いついた。するとどうだろう。兄はちっとも素晴らしくない。いったいいつから兄は変わってしまったのか。否。兄は変わってなんかいない。兄だと思ってずっと追いかけていたのは、理想の兄の虚像だったんだと気づく。少女が大人への一歩を踏み出した瞬間である。2時間映画が一本撮れそうだ。
もちろんこれは2時間映画ではなく、ライトノベルを原作としたテレビアニメであって、少女が大人になってしまっては物語が終わってしまうので、そんなシーンにはならないのだが。