読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

読みやすさに基づいてパーソナライズされたキュレーションサービスがほしい

はてなブログのダッシュボードで「人気エントリー」とか「注目ブログ」とか表示されるのって、たぶん誰のページにもまったく同じものが表示されているんだと思う。それははてなブログトップページでも同じことだろう。だから出てくるのは最大公約数的な記事ばかりで、琴線に触れるものはそう多くない。ブログサービスなんてそんなもんだろうという思いもあるんだけど、これがもうちょっと上手く届くべきところに届けられる仕組みがあれば面白いのになあとも思う。はてなが炎上多発地帯となっているのも、そうした誤配の問題が大きいんじゃないだろうか。

申し訳程度に「カテゴリー」というものがある。「考え方」とか「技術」とか「社会」とか、他にもいくつかあったけど、まあだいたいそんな感じのやつだ。もうこれ完全に死んでる。「技術」はいいとしても、「考え方」「社会」って何だその漠然としたのは。それってもうノンジャンルでしかない。それで分けた気になっているのがどうかしている。しかも、だ。「社会」の記事を読みたいと思っても、3件しか表示されない。「もっと読む」みたいなボタンがどこかにあるのかと探してみたけど見当たらない。もうこれ完全に死んでる。この辺をもうちょっとどうにかしてくれないかなあ。

「社会」なら「社会」でもいいと思う。むしろ私はブログをジャンルで選り好みしないので、なんだっていいと思ってる。問題になるのは、どんな文章が書かれているのかではないか。どんな文章がっていっても、これが学術的で、こちらは詩的な表現、あれは個人の日記レベルだとすべての文章を判別することは難しいだろう。客観的に判断しやすい指標としてはまず文字数がある。簡単に読めるものが欲しい人もいれば、読み応えある文章が好きな人もいる。あるいは、語彙数。語彙の少ない文章は平坦だけど、読みやすい。語彙の多い文章だと訴えかけてくる情報量が増えるが、読むのに知識が必要になるかもしれない。知識が必要となる、一般的水準を越えたとみなせる語彙がどんな分野に偏在しているか、それが読者の水準に適っていれば楽しんで読むことができるだろうし、そうじゃなかったら薦めるだけ無駄になる。一義的な"読みやすさ"の高低ではなく、個々のユーザーの水準と合致しているかという指標があれば記事の誤配は減るんじゃないか。入門記事に専門クラスタが群がったって誰も幸せにならないんだよ。

ただこういう値踏みみたいなのはどう考えても書き手にとって感じが悪いので、数字を表には出さずに合致した記事という結果だけを表示させる仕組みになってくると思う。また、これは価値判断ではなくあくまで適合性の基準に過ぎない。ブクマ数やソーシャル等による選別は依然として必要となるだろう。便宜的にはてなブログでということで書き始めたけど、ブログじゃなくてブックマークででもいいし、必ずしもはてなが扱うべきということでもない。こうした選別を行ってくれるサービスがあれば便利だなあという話。グノシーがそれを目指してくれるのかとも思っていたけど、いつまでたっても一向にマッチしないままに亡くなってしまった。