得体の知れない怖さ

なんてことないようなことでも、意図がわからないと怖くて気持ち悪いという話。特に面白いオチでもないから最初に書いちゃうと、不審なリプライを送ってくるアカウントが気持ち悪かったけど、アフィサイトへの誘導だったというだけのこと。

 

私のTwitterアカウントはフォロワーが100人程度しかない雑魚アカウントなので、リプライが来ることとか滅多にないんですよね。来るとしても3回に2回はドボン会会長@dobonpartyだし、たまに知らない人からリプ来ても放置してしまう性分なので、交流が広がることもなく、ただただ独り言をつぶやき続けているわけで。

そこに久しぶりに見知らぬアカウントからリプライが来ているんですよ。しかも、このブログを読んですごく納得させられたとか言ってるわけですよ。変な人だなあとは思いながらも、それでもやっぱりちょっと嬉しいじゃないですか。でも、なんだか様子がおかしい。

こんにちは。「何を書きたかったのかといえば、”批判”批判の話だ。」という言葉にすごく納得させられました。
おそらく、批判をしている自分かっこいい!って思っている人が多いのでしょうね

https://twitter.com/info62178067/status/637154556355280897

ここで挙げられているのは一つ前のエントリーの誰かの書いた文章の続きを書くようなもの - 殴る壁のことで、650文字の前置きの後で本題に入るときに入れた一文だ。 その言葉に"すごく納得させられた"らしい。

該当エントリーを読んでいる人がどれだけいるかわからないけど、要点だけかいつまめば、批判することを批判するって頭おかしいよね、ってことを書いたつもりだ。もう少しあーだこーだと書いたけれど、先の引用に関する部分で言えばこれが主だった内容。それに対してこちらに送られてきたリプライでは、"おそらく、批判をしている自分かっこいい!って思っている人が多いのでしょうね"ときたものだ。おやおや、これはおかしいぞ。そんなに酷い文章を書いたかなと読み返してみると、たしかにわかりやすい文ではないかもしれないが、さほど凝った修辞も無いし、変な皮肉も入れていない。なのにどうしてこの人は、書いている内容とは反対のことを、さも文章に同意しているかのように書けるんだろう。この人が内容を読めていないにしても、感じたことを言葉に落とすことに失敗したのだとしても、どちらにせよこのレベルで間違えてしまうというのは少し怖かった。

どうにも気持ち悪いからやっぱりその人のツイートとか見にいくじゃないですか。そうすると同じようなリプライをいろんな人に送っているわけですよ。やっぱり薄気味悪い。どうしてこの人はこんなにいろんな人に次々と絡んでいけるんだろう。大脳が壊れたメンヘルなのかな恐ろしい恐ろしいとか考えるじゃないですか。実際、何が怖いということもないんだけど、その行動が異様で、理解できないというただそれだけのことが怖い。だけど種を明かせば簡単なことだった。プロフィール欄にあるURL、彼のサイトへのリンクがあるわけだけど、そこを踏んでみると明白だった。痩せるためにインナーマッスルがどうとか、要するにアフィリエイトサイトだ。なるほど、彼はその集客のために次から次にブログの感想を書いてはリプライを送っていたんだ。彼は文章が読めないのではなく、はじめから読んでなんていないんだ。そして私はまんまとその罠にはまってしまったということか。