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自己責任論は多いんですか?

私の可視範囲内では自己責任論批判ばかりが溢れているけど、そもそも自己責任論をまず見かけない。本当に自己責任論がそんなに多いのか。ハム速とか保守速報にでも行けば見られるの? 先月の総選挙でもそうだった。「民主主義は死んだ」論への批判が数多くタイムラインを流れてきたけど、ついに一度も「民主主義は死んだ」との主張を見ることはなかった。

もしかすると身代金を支払うべきでないという主張を自己責任だと決めつけているのかもしれない。支払うべきでないという主張は少なからず目にするし、私自身もそう思う。でもそれは被害者の責任を問うているのではない。身代金を支払うことが、今後より多くの被害者を生むことにつながるから支払うべきでないんだ。人質が命を落とすとして、それは被害者が悪いからではないし、かといって日本政府が悪いわけでもないだろう。

極小数の声の大きな人を見て、さも大多数がいるかのように思い込んでしまっているのかもしれない。自己責任論を主張をしている人は存在しない、なんてことはまずないだろう。きっとある程度はいるはずだ。でもそれがどれだけいるのかがわからない。仮に1000人の発言が確認されたとしても、それは9000万のネット人口の内の0.01%余りに過ぎないのかもしれない。ふー、びっくりした。

一番可能性が高いのは、見ているインターネットが違うことだろうと思う。たとえば東京といったとき、丸の内を見ている人もいれば、新宿を見ている人もいる。もしかすると青梅を見ているかもしれなくて、それでは話が合うはずもない。私のタイムラインには、ダッシュボードには、お気に入りには存在しないけど、別の人の見るインターネットには自己責任論が多く見られるのかもしれない。インターネットの断絶は深い。