実家にも帰らず暇な正月を過ごしているような廃人は今すぐ新宿東口献血ルームで糞ゲーに挑んでカップヌードルをもらうべき

糞ゲーが何のためにこの世に存在するのかといえば、それは糞ゲーだと罵られるためだということは今さら言うまでもなく明白だろう。その目的を果たすためには、糞ゲーが糞ゲーたる事実を多くの人に共有される必要がある。にもかかわらずだ。愚かにも新宿東口献血ルームは、「ネタバレ禁止」だとか言ってくる。まあそういう糞みたいなことを言い出すところからも、この企画がどれだけ糞であるかを伺い知ることができるだろう。

 

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赤い方の紙をめくるとそこに課題が記されていて、それを解いていくという、難しいといえば難しいけど受付のお兄さんから聞いたほどの難しさではない。10問中9問はヒント無しに答えることができた。1問くらいはわからなくても大勢に影響はなく、上のクロスワードパズル的なものに挑戦することができる。このパズルはパズルと呼ぶにはあまりに簡単で、難なくANSWERの12文字を得ることができる。所詮はそんなものよ。子供騙しなわけよ。そう思って周りを見ると、なるほど20歳前後の学生らしき姿しか見えない。若人よ、せいぜい悩むが良い。
ところが、だ。12文字のANSWERを得たところで、4桁のKEY NUMBERには辿り着けない。だって次に解くべき問題がないんだから。はぁ?何なのこの糞ゲーは。この12文字を手に私は何をしたらいいのさ。とりあえずルールを教えろよ。
ルールがわからないというのは糞ゲーの最たるものであり、人生が糞ゲーと呼ばれる所以でもある。六法全書というルールブックに従いさえすれば何でもしていいかと思いきや、この糞ゲーには暗黙のルールが数多く隠されており、それを侵せばあっという間にゲームオーバーになる。コンティニューは何度でもできるが、ステージが進んでいるにもかかわらずアイテムやアビリティはリセットされてのコンティニューなので、ゲームクリアの見通しは立たない。
だから我々は想定するのだ、このゲームにはルールが有る、と。一枚の問題用紙にそれを必死に見出そうとする。ルールが、そしてゴールがこの中のどこかにあるはずだ、と。しかし、Fuck'n糞ゲーにはそれが無い。あるいは、もっととんでもないところにある。自衛隊交戦権を行使できないから戦力じゃないとかそんなような感じだ。だから正解は、自衛隊にしっかりと予算配分をすることになるんだけど、ちょっと待ってくれ。自衛隊がOKだなんてそんな話は聞いてない。一切の戦力が認められてないんだったら、自衛隊は普通に考えてアウトだろ。そんなの思いつくわけないじゃないか。難しいとか簡単だとかそういう問題じゃないわけ。答えを聞いたって、あぁなるほどそういうことだったのか、とならない。マジで糞ゲー。
 
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ということで、もっと多くの人とこの理不尽さを共有したいので、一人でも多くの人に新宿東口献血ルームに行ってほしい。カップヌードルとノベルティももらえるので、正月なのにすることもなくダラダラしているだけの首都圏民は今すぐに新宿東口献血ルームに行って献血謎を体感するべき。