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若者は金が無いから草食系だとか草食系だから金が無くても稼ごうとしないんだとか草食系って呼び方がどうなんだとか肉が食いたから金をくれだとか、もうリンクを貼るのも面倒くさいくらい色々なところで叫ばれているけど、草食系かどうかは兎も角としても、金が無いと恋人を作りにくいのはそりゃあそうだろう思ったので書いてみる。
交際に金がかかるというのはなにも恋人が浪費家だからとか、貢がないといけないからとかいう話ばかりじぁないだろうという話。恋人がいない理由としては、出会いが無いという言葉がよく使われる。でも実際に出会いなんてどこにでも転がっている、という反論が出されることもある。職場に異性はいないのかとか、いないなら紹介してもらえばいいだとか、街を歩けばいくらでもいるんだから声かけてみろだとか。それで声をかけてどうするのか、食事にでも一緒にいくのか、どこで食べるのか、まさか松屋に行くわけにもいくまい。おしゃれなダイニングバーとは言わないにしても、ミニマムに落としてもジョナサンくらいには行くだろう。たとえ酒を飲まなくても、支払いが割り勘であっても1000円近くになるだろう。そういうイベントを週に1~2回設定するわけだ。しかし、この出費が痛いんだ。そこまで金の無い奴なんていないだろと思う人も多いかもしれないが、20代未婚男性のおよそ2/3が年収300万未満、1/2近くが200万未満だという現実がある。 cf.データえっせい: 結婚の希望と現実 単身で月給が20万切って、そこから税金だ保険だと引かれると、もう衣食住に費やすだけで精一杯になる。だからもう出会いを増やすためにスクールに通うだとか、パック旅行に行くだとかそういうレベルじゃない。もう本当に無いんだよね。一緒にマックに入れるような異性の友達がひょんなきっかけから異性として意識するようなるとかそういうフラグをうまく立てない限り無理な話。うまく立てたところで、代々木公園や寄生虫博物館のデートで満足できる相手じゃないと続かないわけ。愛さえあればそんなことは大した問題じゃないというのもひとつの真理かもしれないけれど、もともと無い愛をそうした環境で育て上げるのは並大抵のことではない。とは言ってみても、もしかすると田舎暮らしなら年200万なくてもそれなりの暮らしができるのかもしれないし、大半は実家暮らしでそこそこの生活を送っているのかもしれない。実際にどれくらいの人がそういう水準で暮らしているのかはわからない。でも仮に20代で年収200万円未満の独身男性の内の1割に過ぎないとしても、200万人はいることになる。金は問題じゃない論を掲げるからにはこれくらいのことは想像しておいてもらいたいわけである。