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どっちが真実かという発想が理解できない

米での事件に対する2つの記事。





2つの記事はそれぞれまったく違った視点から描かれている。
片方だけしか読まなかったら、事件に抱く印象はまったく違ったものになるかもしれない。
だけど2つとも読めば、内容は相互に補完され、ある程度の全体像を描くことはできるはずだ。

それなのに、両方を読んでどっちの記事が本当なんだろうとなる思考回路がわからない。



事件の目撃者はいない。すべての顛末は加害者の証言によらざるをえない。
だから一方ではその証言に重きを置いて、第三者の勝手な推測や捏造証言を糾弾している。
対するもう一方は、加害者の証言をまったく意に留めない。加害者有利に歪曲されている可能性が高いからだ。彼の関心は藪の中にある事件の経緯よりも、法制度の方に向いているように見える。

2つの記事は違った立場から別々の主張をしているが、大きく矛盾するものではない。むしろ両側から光を当てることで、立体的に見える事例じゃないかと思う。
それをどうしてどちらかが嘘をついているかのような発想になってしまうのかがわからない。