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なんでワタミは自民から出るんだろう。維新の方が親和性高いだろうに。

と思ったところから推測が始まる。
 
おそらく正解は、自民党がオファーを出したから、というだけのことだろう。
彼に政党への拘りはない。現に都議選には民主党の推薦を得て出馬していた。
 
ただ、このエントリーで問いたいのはワタミ問題ではない。
問いたいのは、どうして維新は支持を失っているのか、ということ。
そして、自民が維新化して、維新に流れた保守票を取り戻したからなんじゃないか、ということ。
そのひとつの象徴がワタミだったというに過ぎない。
 
 
 
弁護士として、またある種のテレビタレントとして、活躍していた橋下が大阪府知事戦に望んだのが2008年。自民府連の推薦こそ受けたものの、党本部からの推薦は得られなかった。核武装論などの発言が尾を引いたものだった、とWikipediaには書いてある。
彼が大阪維新の会を組織したのが2010年、自民党は政権を追われ、谷垣総裁下だ。政権交代を果たした民主党への失望が徐々に広がりつつあったが、対する谷垣自民党もあまりに歯切れが悪かった。政権から下野しただけでなく、何もできない弱腰の体制に嫌気が差した自民党支持者が、橋下維新への支持に回っていくのもごく自然な流れだった。報道バラエティとの相性もよく、無関心層の支持も奪っていった。
自民党弱体化による支持離れが維新高支持率の原因であれば、自民党が力を盛り返せば維新が支持を失うのは当然だ。自民党の総裁が安倍に変わり強腰の姿勢を取り戻したことで、維新に向かっていた支持が再び自民に戻っていった。維新が支持を失ったのは、慰安婦発言が原因ではない、もっと前から始まっていたことだ、という事実にも説明がつく。