年始から出勤だっていうから来てはみたけど、案の定仕事なんてなくて、暇だから家にいるのと同じようにネットを見漁っている謎タイム。きっと所定勤務日数内なら出勤させても休ませても支払う給与が変わらないんだから、それなら出勤させればいいじゃないという糞発想によるものだろう。滅んでしまえこの糞企業が。とは言っても、逆に休みなのに電話だけ転送されるようにしようものなら、その苛立ちは今の比でないことも明白であり、まあ致し方ないところなのかなあと思わなくもない。
正月が暇なのは、一部接客業を除けばだいたいみんな同じようなものじゃないかと思うのだが、どういうわけかネットが過疎ってる。なんだお前ら、リア充ぶりやがって。正月なんてどうせ自宅でダラダラしてるか、実家に帰ってダラダラしてるか、旅行に出たって結局混雑でダラダラせざるをえないわけで、なんなんだお前ら、義実家であたふたしているお嫁さんや、それを向かえる姑さんばかりじゃないはずだろ。もっと書き込めよ。ネットに入り浸れよ。
しょうがないからfeedlyに埋もれてるちょっと前のエントリーを漁ってくわけじゃん。なんかよくわからないけど、やまもといちろうが無暗に叩かれてるじゃん。曰く、やまもとは正義で戦っているのではなく、私怨によるポジショントークだ、と。もう馬鹿かと。だって誰もやまもといちろうを正義の味方だとなんて思ってないだろ。ヨッピーだったらいくらかそう思われる節もありそうだけど、やまもといちろうだぜ? どう考えても無理な話だろ。本人だってジャーナリストを名乗ったこともないだろ。
そもそも、利害関係があってもなくても関係なくね?というのは私の持論なんだけど、それを何度言っても理解されないことは最近だいたいわかってきたよ。利害関係があろうとなかろうと、煽ってる言論は割り引いて読めよ。誰が書こうと事実は変わらないんだから、あとは読むほうの問題だろ。本当の馬鹿はあることないことデタラメに書くから、何が本当なのか見当も付かないけど、ああいう狡猾な詭弁者は滅多に嘘を吐かないから、敢えて触れないこと、敢えて部分否定していること、敢えて喩え話を持ち出していることなんかを考えればだいたいの筋は掴めるだろ。自分が馬鹿だからわかってないだけなのに、嘘を吐いていない相手を悪者みたいに仕立てやがって。煽るだけ煽っておいて、にもかかわらず結局なんら悪事も出てこず、それなのになんでお前らそんなに満足げに石投げてんだよ。違うだろ。投げるんだったら、何の悪事も明るみに出せなかった肩透かし野郎に石投げろよ。いや、別に投げなくてもいいんだけどさ。どうしても投げなければならないのならくらいの話。そもそも石を投げるのとか良くないよね。危ないしさ。仕事も終わったし、明日は休みだっていうし、まあ新年くらいもう少し大らかに過ごそうぜ。
とびだせ ブックマークコメント大賞 2016
年末です。はてな社東証マザーズ上場*1に始まった2016年も、増田の新語流行語大賞受賞*2で幕を閉じようとしている年末ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。はい、そうですね。では早速いきましょう。
もはや「リセットボタン感覚」という言葉をお説教に使える時代は終わった: 不倒城
どうでもいいけど、「人生はクソゲー」と「CLANNADは人生」がどちらも真であるならば、「CLANNADはクソゲー」となることに気づいた。
2016/01/12 14:40
「人生にリセットボタンはない」と言われがちなリセットボタンだけど、実はゲームキューブ以降メジャーなゲーム機には付いていないという記事へのブコメ。本文との関連は薄いコメントながらも、これはすごい発見なのではないかと思ったけれど、検索すると同様見解がけっこう出てきた。
スネ夫はまだ優しい
- [増田]
三人用のゲームはまだわかるよ。「三人用のビデオテープ」もスネ夫は持ってる。
2016/01/19 11:46
仲間に混じれず人知れず新年会を退席した自らを、仲間外れにされるのび太に喩えた増田に付けられたブコメ。まさかとは思ったが、本当に『ドラえもん』44巻に記述があるらしい。*3
「イギリスはメシマズ」話を「ポリティカル・コレクトネス」の面から考える - Togetterまとめ
3枚も舌があるのに!?
2016/03/01 19:58
イギリスの料理はマズイというのは差別的であり避けるべきではないかという記事に付けられたブコメ。第一次大戦時のイギリスの三枚舌外交を、料理を味わう舌に掛けてのジョークである。不謹慎だと言われるとどうしても避けてしまいがちだが、さらに国ネタを重ねてくるところに逞しさを感じさせる。
乚巨丁丶与 巨以了口丫 巨以巳乚工与汁
何書いてるのかさっぱりわからないけど、なんとなくデカイおっぱいはエロいって言ってる気がする
2016/07/29 20:24
アルファベットを形の似た漢字や記号で記した暗号に対して付けられたブコメ。おそらくは「巨」と「了口丫」にイメージが引きずられての解釈だろうが、気持ちはわかる。
オタクが私にくれたもの
- [謎の告白]
こういうの見るとおれが高校生の時好きな子の家の玄関にTRUE LOVEのオルゴール置いてダッシュで逃げた後電話して「誕生日おめでとう玄関見といて」って言った黒歴史の瘴気がちょっと薄らぐのでありがたいんすよ
2016/08/31 11:47
オタクとされる複数の同僚社員からもらった喜ばしくないプレゼントの数々を綴った増田へのブコメ。小4~5くらいなら微笑ましいエピソードだが、高校生にもなって好きな子の家の玄関にオルゴールを置いていくというのはかなりの奇行。場合によっては被害者に心的外傷を与えかねない。何故ここで自らの犯行を公表する必要があったのか、まさしく「謎の告白」である。
流石に草という慣用句の意味を教えてください
ローリング・ストーンズ(流石)のミック・ジャガーが大麻(草)不法所持で逮捕、入国拒否されて初来日公演がドタキャンに。チケット買ってたファンが口々に嘆いた故事から「もう笑うしかない」って意味の慣用句に。
2016/10/20 01:39
「流石に草という慣用句の意味を教えてください」という大喜利狙いのブクマ乞食に付けられた付けられたブコメ。「流石」をローリング・ストーンズ、「草」を大麻に擬える様は見事としか言えない。「流石に草」のもととなる故事としてはデタラメだが、入国拒否による日本公演の中止自体は実際にあった出来事。*4
ブコメに同意されるとつまらん、否定されるとイラつく
- [増田]
おでんの美味しい季節ですね
2016/10/29 09:44
肯定されても否定されても不満を抱くというわがままな増田に付けられたブコメ。肯定でも否定でもないどころか、増田の記述とはまったく関係ない内容が、さも本文に即したかのようにさらっと記される。ここまで当たり前に無関係な記述というのは、並の胆力でできることではない。
旦那のタスク管理が下手過ぎる
学習塾に通って大学に入る子には能力は高いが自分でマネジメント出来ない場合があるからあなたがマネジメントできれば良いんだが。ハックルさんが生きてたら大喜びで俺の本を読めとかいうネタじゃねーの。
2016/11/22 07:28
プライベートでのスケジュール管理が下手な夫への愚痴を綴った増田に対するブコメ。学業に秀でる一方で、私生活には不備の多いタイプは少なくないという指摘はもっともらしく、増田が夫のマネージメントをしていけばよいというのも決して間違っているとは言えない。しかしハックル先生こと岩崎夏海氏*5は、「生きてたら」ではなく今もご健在である。
いかがでしたでしょうか
今年は昨年にも増して私の観測範囲の狭さが一層際立つ結果が現れてしまい、もっと精進せねばとは思うんだけれど、以前ほどにweb閲覧に時間を裂けない環境になってしまい如何とも。
「ブコメ」とは少しズレるけれど、今年は引用スター芸が目立った印象がある。特に「よしこ」の活躍がめざましかった。
よしここは俺が実験台になろうではないか。 - sabacurry のコメント / はてなブックマーク
引用スターは、文字をドラッグしたままスターボタンを押すことで、ドラッグされた文字情報をスターに引用することができる機能。はてなブログはスマートフォンからの引用スターにも対応しているのに、ブックマークでは未だ実装されていない。*6 Firefoxを使用すれば、複数箇所を同時に引用することもできるようで、上記のような引用芸が繰り広げられている。
他に今年の象徴的出来事としては、増田の10周年*7があった。またそれに伴う、といっていいのかどうかわからないけど、スパム対策措置*8も取られるようになり、その件については思うところがあって先日ブログに書いた*9ので、興味のある人だけ読んでください。
ベスト増田を記事にまとめたりはしていないけれど、ブックマークタグを作っているので、暇で暇でどうしようもない人は覗いてみてもいいかもしれない。
個人的には、つい先日久しぶりにkun-maaさんから相変わらずなブコメ*10が付けられたのが感慨深かった。
一時的に頻繁に現れてスターやブクマを付けては、私が返礼をしないことに気づくとそそくさと帰っていくアカウントは少なくないけれど、kun-maaさんはこんな閑古鳥の鳴くブログを長期に渡って購読されている。その間に私から彼のブログに付けたブクマは1件だけ*11なのにだ。つまり、彼は所謂互助会スパムではない。だけれど、その特徴的なブコメから、やり玉に挙げられているのを見かけることもある。
互助会問題についてはここでも何度か書いてきた。*12 互助会の何が悪いのか明確に定義されないまま、何となく嫌なことを全部まとめて互助会のせいにしている印象がぬぐえない。多くの問題は、新規流入層のブックマーク傾向が自分と趣味が合わないというだけではないか、と私には思える。そうだとすると、悪いのはお前のアンテナの低さなんじゃね?いつまでもホッテントリなんて見てんじゃねえよ。お気に入りを利用するとかはてなNGを入れるとか村はてブみるとかやり方はいくらでもあるだろ。まあこの辺は去年も似たようなこと書いた気がするからもういいか。そんじゃーね。
*1:東京証券取引所マザーズ市場への新規上場承認に関するお知らせ - プレスリリース - 株式会社はてな
*5:『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の著者として有名。ブログハックルベリーに会いに行くからはてなでは「ハックル先生」と呼ばれることが多い。岩崎夏海とは - はてなキーワード
*6:執筆時時点。早期実装をお願いします。
*7:はてな匿名ダイアリーは本日で10周年を迎えました - Hatelabo Developer Blog
*8:スパム対策のための認証を提供するシステム「はてラボ人間性センター」をリリースし、はてな匿名ダイアリーなどのラボサービスに組み込みました - Hatelabo Developer Blog
*10:同感です - kun-maa のコメント / はてなブックマーク
*11:iPhoneもやっとアプリ連携も対応か。Sleipnir使うようになってはてブ投稿はクリアできたけど、Tumblrへは投げにくくて仕方なかった。 - hungchang のコメント / はてなブックマーク
用賀 1010 Noel Dr.クラシックアボカドバーガー
ここにタイトルが入ります
増田日本語認証問題
はてな匿名ダイアリーというサービスがあって、その英語表記anonymous diary(アノニ"マスダ"イアリー)から増田と呼ばれている。サービスを増田と呼び、そのユーザーも増田であり、さらにはコンテンツも増田なので厄介。つまり、増田が増田で増田を書く、ということ。わかりにくい。
はてな匿名ダイアリーに「はてラボセンター試験認証」を導入しました - Hatelabo Developer Blog
効果があったためって、なぞなぞ認証は前からやってるじゃないですか。/ 機械入力を弾くのではなく、非日本語文化圏からの利用を弾くかたちになってしまっていて、本当にそれでいいのかという感がしなくもない。
2016/04/02 20:14
10年ぶりに眼鏡を買った話する?
知らなくても選択しなければならない問題
なんかはてなブログからメールが来て、1年前のブログを振り返ろうとか言ってるわけ。あーはいはい、とか思いながらも挙げられているのが知らないと検索できない問題 - 殴る壁で、ああそうだなと思うところがあったので書き出してみる。
というのも、だ。最近はてなでは大学中退した人が話題じゃないですか。妙に叩かれているじゃないですか。叩かれているというより、馬鹿にされてる、かな。どっちでもいいけど。
俺だっていろいろ言いたくはなる。自分の意志で選んだ大学はダメだったのに、今度の「事業」だっていったい何が違うんだとか。在学中に起業して退学した実業家は多いけど、退学するのはだいたい事業が軌道に乗ってからだろとか。でも俺だってそんなこと言える立場じゃないわけだ。俺だって楽して好きなことだけして生きていきたい。別にレールを上を走って成功したわけでもない。くだらないと思いながらささやかな抵抗を繰り返してきた。知識もないのにやりたい分野に飛び込んだり、経験もないのにスタートアップに参加したり、その結果がこのザマなわけだ。
いや、俺の話はいいんだ。そうじゃなくてさ。結果論として間違った選択ってのはどうしても出てくるんだ。そして往々にしてそういう選択は、傍目から見ても間違っている。*1 だけど当の本人だけがそれをわからない。理解するだけの知識も経験もないんだから。
書きました / 「自己決定」の光と闇 4ヶ月で大学を中退し起業をめざす 石田祐希さんインタビュー https://t.co/49f4OkHakr
— わかり手 (@ganbare_zinrui) 2016年9月19日
学生時代に人脈作っとけとかクレカ作っとけとか、そういう話はよく出回っているんだけど、こういう健康リスクの話はあまり多くない。あと、フリーランスは営業や雑務が必要になるから、好きなことだけしたい人は会社勤めのほうがいいよみたいなことをモフモフ社長がよく言ってる印象だったけど、検索するとそんなに言ってなかった。
動き始めると、本来やろうとしてたことから外れて来る、というのもありそうだ。
— 岡安モフモフ@アーガイル/スプラトゥーン (@shields_pikes) 2014年11月10日
不自由な体制からの解放を旗印に集った同志たちが、団体内の厳しいルールに縛られる。
好きな仕事だけやりたくて独立したフリーランスが、雑務に追われる。
などなど。
さっきのパンク精神の例と、ちょっと違うけど。
こういう情報って働いている人にはある程度想像のつくところではあるんだけど、そうした選択を迫られるときって概してまだ若い。高校生や大学生だったり、働きはじめて間もないころであることが多い。*2 どんな仕事が、働き方があるのか、どんなメリット・デメリットがあるのか、自分にはどんな適性があるのか、ほとんど何もわからない。しかも質が悪いことに、本人は「わかっている」と思いがちだ。そりゃあ今までに怪我も病気もしたことがないと、健康リスクなんて言われても、健康管理には気をつけようくらいにしか思えない。でも選ばないといけない。マジ無理ゲー。そりゃあ若者も保守化するわ。
だから間違った選択を我々は嘲笑うべきではないと思うんだ。目指すべきは、レールを外れても戻ることができるようにすることだったり、勤務先への依存が強すぎるクレジットスコアの評価形式を改善したり、働けなくなったときのためのセーフティーネット整備を進めたり、だ。間違った選択を間違いでなくしていく。そういうことこそ必要だと思うんだ。